アトム ザ・ビギニング2(ヒーローズコミックス)
手塚治虫(著)
,ゆうきまさみ(著)
,カサハラテツロー(著)
,手塚眞(著)
/月刊ヒーローズ
作品情報
近未来の日本。とある大学に、ロボット開発にすべてを懸ける若き研究者、天馬とお茶の水の姿があった。2人は開発中のシックスでロボット・レスリングに参戦。決勝まで駒を進めるが、立ちはだかったのは最新技術の結晶体・マルス。優勝の行方やいかに──!“ゆうきまさみ”と“カサハラテツロー”が描く「鉄腕アトム」誕生前史、待望の第2巻!!
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商品情報
- シリーズ
- アトム ザ・ビギニング
- 出版社
- ヒーローズ
- 掲載誌・レーベル
- 月刊ヒーローズ
- 書籍発売日
- 2015.12.04
- Reader Store発売日
- 2015.12.07
- ファイルサイズ
- 50.2MB
- シリーズ情報
- 既刊20巻
※この商品はタブレットなど大きなディスプレイを備えた機器で読むことに適しています。
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この作品のレビュー
平均 4.3 (6件のレビュー)
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ロボットの声は、聞こえた方が良いのか
前回から引き続き、ロボットレスリング決勝戦で戦うA106。
以前、日常生活中に襲われた経緯から、A106は襲ってきた理由を、戦いながら対戦相手のマルスに問い続けます。しかし、返答はなし。遂には、物理…的に追い詰められてしまいます。
絶対絶命か、と思われたところでA106がポツリ。ロボットにしか分からない発信で言ったのが「ひとりぼっちのまま、壊れてしまうんだな」。その呟きは、まるで人間。
伝馬さんもお茶の水さんもA106の自我システムはできそこないだから、感情もない、と思っています。が、以上のことから分かるのは、A106のAIは人間に近いレベルまで成長しているということ。
ストーリーの後半では、襲ってくるロボットと戦いながら、うれしいのか、悲しいのか、A106自身も自分の感情に戸惑いを覚えるようになる場面も。
科学に何を求めるか。人間と同じように動く、人間の代わりを求めていくのであれば、「感情を持たせること」はキーワードとなる。でも、それなら、人間とロボットとの区切りはどこに作るか。
ロボットの心の声が表面に出てきたときに、この問題も表面化するはずです。ロボットに心を持たせる、それは好奇心的にはくすぐられるところですが、科学の倫理としてはやるべきではないのかもしれない。ロボットの声は、多分聞こえない方が良い。そう思いました。
ぜひ、A106の切ない声を、この巻で聞いてほしいと思います。続きを読む投稿日:2016.12.12
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友達を造りたいのか、神を創りたいのか議論しているけど、友達で神ならそれでよくね?と考える私はきっとアホなのだろう。
自分のつない文章で売り上げが落ちてしまわないかと、よく考えてしまいます。凄腕の人がレビューを書いてくれれば私の駄文は地の底に埋もれる訳で、そうなれば好きなことを気にせず色々書けるのに・・・と他力本願な…ことを考えている人が書いています。
それはダメだろうと思う人は読まない事をお勧めします。
1巻のレビューでは全くストーリーに触れなかったので、多少は触れてみたい。
意外にも早く、あるいは今更A106の危険性をヒロシは感じ始める。A106はそもそもそこらへんのロボットを倒してしまう性能を現時点有している。普通に危険だろう。しかしそれより自身が窮地の時は頼もしく感じても、頼もしさの骨幹となるAIを危険と判断するダブルスタンダードの方が私は危ういと考える。
思考、考察は大いに結構だが、方針は明確にしておかないと行動が横道にそれる。
人間同様の自我を有してほしい、しかし人間を超えた動作は不気味だからダメ。
では、ヒロシは人間を作りたいのだろうか?人間が居るのにわざわざ人間を量産する必要があるのだろうか?もし人工の人間に需要が有るとすれば恐らくAIより危険か陰湿な用途だろう。
という感じで本末転倒なことになりかねない。今回はヒロシを引き合いに出してしまっているが、実際でもよくある事だ。方針、目標とはとても大事なのだ。
一つ一つの行動が正しいか正しくないはか、目標に沿っているかどうかで判断するしかないからだ。
そして、目標そのものを危険と判断したなら、速やかにその目標を破棄する必要がある。
なので、人間のステータスを超えた存在を創るという点ではブレないウタマロウの方が説得力を感じてしまう。
私の思慮が浅いからかもしれないが、ただ、ヒロシの悩みは物語の方向を決めてしまう。慎重に判断して欲しいと切に願う。
それにしてもカサハラテツロー先生の絵は割と好きだ。続きを読む投稿日:2016.07.31
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