ママは何でも知っている
ジェイムズ ヤッフェ(著)
,小尾 芙佐(訳)
/ハヤカワ・ミステリ文庫
作品情報
毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。ディナーの席でいつもママが聞きたがるのは捜査中の殺人事件の話。ママは"簡単な質問"をいくつかするだけで、何週間も警察を悩ませている事件をいともたやすく解決してしまう。用いるのは世間一般の常識、人間心理を見抜く目、豊富な人生経験のみ。安楽椅子探偵ものの最高峰と称される〈ブロンクスのママ〉シリーズ、傑作短篇8篇を収録。
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商品情報
- シリーズ
- ママは何でも知っている
- 著者
- ジェイムズ ヤッフェ, 小尾 芙佐
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- 早川書房
- 掲載誌・レーベル
- ハヤカワ・ミステリ文庫
- 書籍発売日
- 2015.06.04
- Reader Store発売日
- 2015.06.15
- ファイルサイズ
- 0.4MB
- ページ数
- 304ページ
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この作品のレビュー
平均 3.7 (20件のレビュー)
-
「家政婦は見た」を思い出させるお話でした。
市原悦子さんは実際起きた出来事を見たり、体験したりして事件を解決しているけど…
このママのすごいところは!息子から聞いた話しと何個かの質問だけですんなり解決…してしまう!
おそるべきママの人生経験。
さくさくお話も進むのでさっぱり読みやすい1冊です。
続きを読む投稿日:2023.04.10
アメリカの作家「ジェイムズ・ヤッフェ」の連作ミステリ短篇集『ママは何でも知っている(原題:Mom's Story, The Detective)』を読みました。
ここのところ、アメリカの作家の作品が続…いています。
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毎週金曜の夜、刑事の「デイビッド」は妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。
ディナーの席でいつもママが聞きたがるのは捜査中の殺人事件の話。
ママは"簡単な質問"をいくつかするだけで、何週間も警察を悩ませている事件をいともたやすく解決してしまう。
用いるのは世間一般の常識、人間心理を見抜く目、豊富な人生経験のみ。
安楽椅子探偵ものの最高峰と称される〈ブロンクスのママ〉シリーズ、傑作短篇8篇を収録。
解説/「法月綸太郎」
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1952年(昭和27年)から1968年(昭和43年)に『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン(EQMM)』誌上に発表された、安楽椅子探偵モノの「ブロンクスのママ」シリーズ傑作短篇が8篇収録された作品… 「アガサ・クリスティ」の「ミス・マープル」シリーズの初期作品を彷彿する内容でした。
■ママは何でも知っている (Mom Knows Best)
■ママは賭ける (Mom Makes a Bet)
■ママの春 (Mom in the Spring)
■ママが泣いた (Mom Sheds a Tear)
■ママは祈る (Mom Makes a Wish)
■ママ、マリアを唄う (Mom Sings an Aria)
■ママと呪いのミンクコート (Mom and the Haunted Mink)
■ママは憶えている (Mom Remembers)
■解説 法月綸太郎
金曜日の夜は、「ブロンクスのママ」の家で開かれる週に一度の夕食会… 料理はお定まりのロースト・チキン、集まるのは殺人課の刑事である息子の「デイビッド」と妻の「シャーリイ」、それにママの三人だけ、、、
でも「デイビッド」にとっては貴重な夜だ… 世界一とだっていえるチキンの味はともかく、それにもましてママの助言は聞き逃すことができない。
警察を何週間もきりきりまいさせている難事件を、ママはいとも鮮やかに解決してしまうのだ… ママに言わせれば、殺人犯人を突き止めることなど児戯にひとしい、、、
平凡な常識、人間の心理を見抜く眼、それに長年ごまかしの上手な肉屋や食料品屋相手に鍛えた、何ものにも決して欺かれない才能さえあれば……。
毎週金曜日に、刑事の「デイビッド」が難事件の謎をママに相談すると、空気を読まず忖度もしない才媛の嫁「シャーリイ」との嫁姑バトルを交えつつ、ママはいくつかの質問をするだけで見事に事件を解決… というワンパターンの展開(上司の「ミルナー警部」が招待されていたり、外食だったりのバリエーションはありますが… )なのですが、飽きずに愉しめました、、、
容疑者はあがっているものの、犯人は確定していない状況から、見事に犯人を特定する展開の『ママは何でも知っている』と『ママの春』が印象的でしたね… あとは、犯人が確定していると思われる事件でママが違う人物を真犯人として指摘する展開の『ママは賭ける』と『ママは祈る』、『ママ、マリアを唄う』も面白かったですね。続きを読む投稿日:2024.01.04
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