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文学

犬と歩けば

あらすじ

「コンタはじつに善い犬であった。しかし、その善さについて、私はどう言いあらわしていいか、表現するすべを知らないのである。つまり、それはコンタの中に、それだけ私を超えてすぐれた資質があったということであろう」(あとがき)。気品と孤高の雰囲気を併せ持った愛する紀州犬の死を看取った時、「私の壮年期はコンタと共にありコンタと共に去った」という思いが著者を襲う。犬と人との出会いもまた、一期一会のものなのだ。よき伴走者にめぐまれた作家の切なくやさしい視線。

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2011.11.25
書誌発売日
:
1986.07.25
ページ数
:
208ページ
ファイルサイズ
:
0.4MB