
3月のライオン 6巻
羽海野チカ
ヤングアニマル
いじめ問題
表紙に二階堂がでんっと、なんとなく幸福感が表れる。そしてこの日本の解決策の見込みのないいじめ問題この課題を巻全体的に盛り込めて上手くまとまっている。いじめは、見ていても辛いですね。 二階堂のキャラは、村山聖棋士がモデルでしょうね。この巻から桐山が棋士としてのエンジンがかかって面白さ加速する。
1投稿日: 2016.11.26
お茶が運ばれてくるまでに ~A Book At Cafe~
時雨沢恵一,黒星紅白
メディアワークス文庫
絵本
久しぶりの絵本でした、なんかとてもいい感じの詩が18編構成されて、じーんときたり、グッと来たり、潤っとしたりする。ちょっとした心の入れ替えにもいいですね。おすすめです。
2投稿日: 2015.11.20
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦
角川文庫
電気ブラン
表紙のイラストも魅力的。 冒頭からお友達パンチでツボにはまり、電気ブラン取り寄せ読了と同時に届きました。 独特の文章力で面白かった。
4投稿日: 2015.10.11
齋藤孝の速読塾――これで頭がグングンよくなる!
齋藤孝
ちくま文庫
2割読書法
本の内容を2割読めば全てを理解できるそうなので、この本も2割読めばよかったとかな?せ全部読んでしまって気づいたけど。Aレベルの理解力を目指します。
1投稿日: 2015.09.29
天使の囀り
貴志祐介
角川ホラー文庫
線虫
貴志祐介さんの作品なので、グロテスクな描写はある程度の覚悟はしていたが、それをも超えられて気持ち悪い。真相究明後主人公が余命少ないエイズ患者に線虫を投与する行為は、薬漬けで良い事が無かった彼に初めて幸福感を与えられたのではなかろうか。残りの線虫は一匹残らず処分を願う。
2投稿日: 2015.09.19
青の炎
貴志祐介
角川文庫
完全犯罪
完全犯罪なんてするもんじゃありませんが、読んでいると秀一を応援してしまってる。貴志祐介の今まで読んだ作品とはまた違った雰囲気でした。
2投稿日: 2015.09.03
ユージニア
恩田陸,松本コウシ
角川文庫
初恩田陸
冒頭の詩から引き込まれる文章力に驚きました。 子供時代におこった殺人事件を掘り起こして出版された事で更に事件の真相に迫っていく、取材またはインタビュー形式で語られ、事件関係者の語り口調が次々に変わります。ので、次々に読まされました。 なかなかの作品でした。
1投稿日: 2015.09.03
植物図鑑【幻冬舎文庫版】
有川浩
幻冬舎文庫
雑草という名の草は無い
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」これ、名言?か、ナンパに使えそう。冒頭からへクソカズラの件に爆笑してしまった、真夏日と言う設定だから今の時期かな?空地や草が茂っている所があれば注意深くへクソカズラを探そうかな。他の草もね四季が変わるのが楽しみになる。
1投稿日: 2015.08.21
舟を編む
三浦しをん
光文社文庫
「めれん」を復活させよう
淡々と語られるいいテンポで読み進むうちにどっぷりとはまった感じです。読み終ってからも余韻が残り、不器用でも一つの目標に没頭する姿勢は素晴らしい。読んで良かった。
4投稿日: 2015.08.21
海の底
有川浩
角川文庫
法改正の時期か?
日本の憲法の弱点を巧みに利用した作品でした。アニメ化にすると面白いかも。素手では他の生物に劣る人間が未知なる生物と戦い、個性あふれるキャラクター設定と心情をこまめに語って面白かった。
1投稿日: 2015.08.09
