ホウトーさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア
大森藤ノ, はいむらきよたか, ヤスダスズヒト / GA文庫
本編とはまた違った「感動」
4
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」ヒロインのアイズ・ヴァレンシュタインが主役。RPG的な「強さ」では、スタートからトップクラスの主役。さらなる高みを目指し、「経験値」以外の方法でさ…らに強くなっていく姿が描かれた物語。
1巻は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」本編1巻の時系列と平行して動いていた裏話的な物語。裏でこんな事も起こっていたのか、と思わせるような展開。
約2時間半くらいで読み終わりました。
本編とはまた違った「成長する姿に感動」を味わうことが出来そうな話となっています。ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの世界観がより広がる位置づけにあるシリーズになりそうなので、本編を楽しめる方ならば、読んで損はない作品です。 続きを読む投稿日:2015.04.25
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ノーゲーム・ノーライフ 2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです
榎宮祐 / MF文庫J
広げる思考と、狭める推察
4
・「ゲーム」と呼ばれる全てのものに異常に強いが、社会不適合な兄妹が、「ゲームが全て」な異世界へ飛ばされてしまい、飛ばされた世界で国土を取り戻し、神へゲームで挑もうとする話。
本作は前半・後半で話が区切…られいます。前半は「現実ではほぼありえない事実にまでいかに思考を広げられるか?」という部分に、後半は「現実にあったことの事実からいかに確実な事実へ推察を絞り込めるか?」という部分にそれぞれ焦点が当たっているように思えます。
・テンポよく話が展開され、1時間半くらいの読書時間でした。
・作中に出てくるゲームにおいて、「ルールを聞いた時点で、自分ならどのような戦法をとるか?」ということを考えてから読み進めるのがお勧めです。自分の思考の狭さを実感できることうけあいです。。。
・ゲームやギャンブルが好きな人には大変楽しめる作品だと思います。 続きを読む投稿日:2014.07.05
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア2
大森藤ノ, はいむらきよたか, ヤスダスズヒト / GA文庫
アイズの起源
4
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」ヒロインのアイズ・ヴァレンシュタインが主役。RPG的な「強さ」では、スタートからトップクラスの主役。さらなる高みを目指し、「経験値」以外の方法でさ…らに強くなっていく姿が描かれた物語。
2巻は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」本編2巻の途中までの時系列と平行して動いていた裏話的な物語。アイズの起源となるような話がちらほら出始めており、様々な伏線が張られているように感じる回です。また、裏話に相応しく、本編では全く触れられていない、ギルドのあれこれや、プレイヤーキルなど外伝っぽさ大いに描かれています。いかに本編主人公のベルが、王道をはしっているかがよくわかります。
約2時間半くらいで読み終わりました。
本編とはまた違った「成長する姿に感動」を味わうことが出来そうな話となっています。ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの世界観がより広がる位置づけにあるシリーズです。本編を楽しめる方ならば、読んで損はない作品です。また、本編のどの時系列とリンクしているかを想像しながら読み進めていくとより楽しめます。※あとがきにも書かれていますが、この巻でのアイズのある行動が、本編5巻につながります。そういったつながりが今後も出てくるならば、本編を再度読むときにより楽しく、深く読めそうです。 続きを読む投稿日:2015.04.29
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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者14 カラーイラスト増量版
榊一郎, ゆーげん / 講談社ラノベ文庫
短編集
3
高校ドロップアウト,ラノベ作家とエロゲー原画師を両親に持つサラブレッド級おたくが、いきなりファンタジーの世界そのままの異世界へ。日本政府の代表伝道師として封建社会そのものの異世界へおたく文化を流行らせ…る話。
14巻は、13巻後からの短編集。引きこもり、女体化、赤ちゃん、アフレコ、といったテーマで描かれている。しかし、「アウトブレイク(流行)」という大枠のテーマからは外れており、よりキャラクター達の内面に特化しているように見えます。
3時間位で読み終わりました。
「何かを流行らせる」というのが作品名通りでひとつのテーマではあるが、マーケティングに寄っているわけではなく、あくまでライトノベルの面白さが前面に出ているので、ライトノベル好きにおすすめです。 続きを読む投稿日:2015.12.25
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3
大森藤ノ, はいむらきよたか, ヤスダスズヒト / GA文庫
様々な冒険者の職業や、特異性のある「敵」の台頭
2
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」ヒロインのアイズ・ヴァレンシュタインが主役。RPG的な「強さ」では、スタートからトップクラスの主役。さらなる高みを目指し、「経験値」以外の方法でさ…らに強くなっていく姿が描かれた物語。
3巻は「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」本編2巻途中から3巻の序盤くらいまでの時系列と平行して動いていた裏話的な物語。アイズの起源となるような話が具体性を持ち始めてきます。本編には描かれていない職業や、新たな「敵」の特異性が際立つ物語にも見えます。本編の主人公ベルは、外伝の視点から見ると完全に蚊帳の外。どこかで、アイズの物語にも食い込んで来るのかが楽しみになります。
約3時間くらいで読み終わりました。
本編とはまた違った「成長する姿に感動」を味わうことが出来そうな話となっています。ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの世界観がより広がる位置づけにあるシリーズです。本編を楽しめる方ならば、読んで損はない作品です。また、本編のどの時系列とリンクしているかを想像しながら読み進めていくとより楽しめます。 続きを読む投稿日:2015.05.04
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鬼畜の家
深木章子 / 講談社文庫
主観語りの罠
2
保険金目当てで家族を利用していく母親。その母親も自動車と共に夜の海に沈み、末娘だけが残った。その末娘が語る「鬼畜の家」の所業。それから、関係者から話を聞いていく探偵はさらなる真実に迫っていく。
関係…者からの一方的な話言葉で描かれているのは、もちろん仕掛け。関係者の誰もが気づいていない、衝撃の真実が隠されている。
フェアに描かれており、注意深く物語を見ていけば、第4章の前に「真実」にたどり着く手がかりが随所にちりばめられている。
どんでん返しがいくつもあるので、一気に読むことをおすすめ。
この「真実」に読了前にたどり着くことが出来るのであれば、かなり本質を読み取る力に長けているであろうと言い切れるくらい、巧妙に伏線が張り巡らされているので、挑戦するつもりで読むとより楽しめるかもしれない。 続きを読む投稿日:2016.02.28