パギー・ハナフサさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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零戦少年 2
葛西りいち / ヤングチャンピオン烈
れいせん少年に。
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今は零戦をぜろせん、と読む傾向があるそうだが 飛行機野郎の祖父が言うには当時は「れいせん」と言っていたそうだ。生きた証言をされる方で、戦後を生き抜かれた方は今は少ない。貴重な、個人的なお話をこの世に送…り出して下さって有り難う。私も祖父にもっと話をきいておけば良かったと悔やまれる。 続きを読む
投稿日:2020.08.10
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小桜姫物語
浅野 和三郎 / ゴマブックス
真実はひとつ。
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スピリチュアル、、というか、あちらの世界の話を色々と読むと本当のことはひとつで、皆さんの話はああ、こういう意味だったのか、、、と考えます。近年、愛犬や近い友人をなくしたのですがあちらの世界で元気にやっ…てくれていたら、、と少し心が軽くなりました。この本に少しでも興味があるのであればお勧めです。 続きを読む
投稿日:2019.04.11
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紳士協定―私のイギリス物語―
佐藤優 / 新潮文庫
読後が悪い。
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評価五でなぜ読後が悪いのか。
心の奥に冷たく重いものが残るから。それは一言でいえばイギリスで出会った少年、グレンのもうひとつの、花開いたかもしれない人生。同年の子供の親としてはそれが もし、、と…、反芻してしまう。
著者の英国滞在に前後する形で何度か同地に滞在し、当時の様子を思い出しながら全体に楽しく読了。また、現在英連邦の国に住むものとしてはイギリス人に関してあれこれと考えさせる事もあり。
個人の願いとしては現在のグレンは幸せか、それが知りたい。 続きを読む投稿日:2019.02.08
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姉・米原万里
井上ユリ / 文春文庫
前にも同じ本を購入しましたが?
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今日(1月11日)の新着、と出ていますが同じ内容の本を以前にここで購入しました。表紙の写真は違いますが 著者は同じ 妹さんの井上ユリさん。目次も一緒でしたよ?
投稿日:2019.01.11
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鳥頭紀行 ジャングル編 どこへ行っても三歩で忘れる
西原理恵子, 勝谷誠彦 / 角川文庫
残念。電子本には不向き。
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勝谷さん目当てで購入。西原さんの本は初めて。試し読みはほぼ目次で終わり、判らなかったのですが 西原さんご本人が書かれているように彼女の担当ページは字が汚い上、ごちゃごちゃ書かれているので大変読みにくい…。内容もさほど面白いとは思いませんでした。E-reader で読むのは不可能なので自宅のPCやiPadで拡大しながら読了 。外で気軽にE-reader で読書を楽しみたい私としてはがっかりな内容と編集でした。せめて説明に電子書籍で読みにくい箇所があると説明があれば良かったと思います。どうしても読みたいのであれば紙書籍をお薦めします。 続きを読む
投稿日:2017.04.19
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ヒストリエ(10)
岩明均 / アフタヌーン
「地平線まで続く”自由”などありえない」
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せつない、の10巻。「でも、行く手を遮る敵は倒してみせる」なんて好きな人に言われたらググッとついていってしまいそうですが まぁ、そうなると話が盛り上がらない、このお話。悲恋の方が恋は燃え上がる。彼女は…自分自身の死を目の前にして、この言葉を思い出すのだろうか? そこも最後は描いて頂きたい。
少年だったアレクサンドロスも表紙のように青年に。天然、というか感が鋭い、閃きがある天才なのでしょうね。対して父親は努力の人。
「自由」が鍵になっているこの作品。今後の展開が楽しみです。次巻までまた首をながーくして、待たなければいけないのでしょうね。でも待ちます!それほど魅かれる作品なのです。
続きを読む投稿日:2017.03.24