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tasogareさんのレビュー
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  • 村上海賊の娘(一)(新潮文庫)

    村上海賊の娘(一)(新潮文庫)

    和田竜

    新潮文庫

    海賊の痛快本

    4冊 一気読みするほど痛快で時を忘れさせられる物語である 村上海賊のある姫の活躍と他部族(泉州)の海賊の戦さの攻防などは圧巻の表現だ。 作者の綿密な史実の調査の上の執筆には感服するしかなかった。それほど歴史に 基づくものでしかも面白く、織田信長の姿の描写も必読に値する。

    2
    投稿日: 2017.05.05
  • 蒼穹の昴(4)

    蒼穹の昴(4)

    浅田次郎

    講談社文庫

    難解な中国物小説だが

    今までの中国の歴史小説に抵抗をお持ちの方でも素直に入っていける小説です。 こつは登場人物の難しい中国よみをメモにして、それを傍らに読んでみるのが良いと思う 二人の人物の出世物語であり、学士と少年、秀才と非凡の下済みからの頂点へ登り詰めるさまが 大変面白い。また日本の歴史にも関連があり日本史に興味のある方にもおすすめです。

    1
    投稿日: 2017.03.24
  • 蚤と爆弾

    蚤と爆弾

    吉村昭

    文春文庫

    旧日本陸軍の人体実験本

    太平洋戦争時の731部隊の人体実験についての詳細な小説である。 首謀者は戦犯とならず、連合軍、ソ連に後の戦争のために利用するためか庇護された。そのあたりの事情は定かではないが 丸太とよばれた被実験者の赤裸々な描写は読んでいて冷たいものを感じざるを得なかった。

    0
    投稿日: 2016.03.01
  • 女刑事音道貴子 凍える牙(新潮文庫)

    女刑事音道貴子 凍える牙(新潮文庫)

    乃南アサ

    新潮文庫

    女刑事と狼犬

    とにかく痛快な展開だった。刑事だが「オンナ」であるが故に最初は疎まれ、侮られながら・・・だが次第に周囲り耳目を得るような行動を。 事件の陰に狼犬の存在をいち早く見抜き、この狼犬と最後を心を通じて事件の解決に臨む。音道刑事シリーズの先駆となる本で あった。

    1
    投稿日: 2015.10.22
  • 蒼ざめた礼服

    蒼ざめた礼服

    松本清張

    新潮社

    好奇心旺盛さが事件へ発展

    清張さんの本としては難解ではなく、素直に流し読みができる。事件に巻き込まれる経緯が余り有りえないと思える節が多くあり余り気持ちの良い作品とは思えなかった。 暇つぶしに読むには良いかも。

    0
    投稿日: 2015.02.15
  • 翳りゆく夏

    翳りゆく夏

    赤井三尋

    講談社文庫

    暴かれた真実はまさかの展開

    過去の誘拐犯人の子供が有名新聞社に採用が内定した事から窓際社員が真実を暴く、それも逆転劇で新事実が・・・・ その結果がまさか採用人事部部長の家族に係わる事とは。 内定した女子大学生の特殊能力と新聞社の社長の特技が相まった描写など面白く、窓際社員、梶の捜査展開がさすが賞を受賞した作品だと納得できる。 最後の真実はまさか、まさかの人物の犯行であり、人情的に攻められない気持ちにさせられたのは私だけでしょうか。

    0
    投稿日: 2015.01.10
  • 強き蟻

    強き蟻

    松本清張

    文春文庫

    後妻のドロドロした欲望が

    清張の小説としてはサラッと読み流しのできる本です。後妻の夫が亡きあとの計画がドラマ的で、最後は大どんでん返しとなる結末が面白かった。再三テレビ映像化されたのが良く判る。

    0
    投稿日: 2015.01.04
  • クライマーズ・ハイ

    クライマーズ・ハイ

    横山秀夫

    文春文庫

    新聞記者魂と登山癖と家族愛

    あの日航機の墜落事故の取材に駆けた地方新聞の全権として活躍、失望感など登山癖、のぼせと友情など色々な展開が面白かった 沈まぬ太陽と比べ日航機墜落事故の描写は簡素だが、登山のそれは鎚立岩登り経験のある方は臨場感溢れたものとなって堪らないと 思う。また地方新聞記者の地元に起こった全国版の事件処理の重いに男気を感じぜざるを得なかった・・・・後は読んでのお楽しみで。

    1
    投稿日: 2014.09.03
  • 東電OL殺人事件

    東電OL殺人事件

    佐野眞一

    新潮社

    エリート社員の奈落の顛末は

    大企業のエリートOLの落ちぶれた素行と犯人と思しき外人(無罪となった)の事件の顛末にいまだ 興味のある方は是非一読を。 OLの心の難解さと作家の詳細に調査された内容に感服した。外国人に対する警察の有罪有きの曖昧な 調査に少々苛立ちを覚えるが、読み通すと警察の試技の愚かさが結審無罪の痛快さに変貌するのは 私だけか?

    2
    投稿日: 2014.05.31
  • 第三の時効

    第三の時効

    横山秀夫

    集英社文庫

    警察の特捜班の確執か

    タイトルに魅せられ読んでみたが、項目毎のオムニバスになっており、特捜班の確執が テーマのようである。タイトルの第三の時効は2項目に書かれており犯人の決めてが 少々甘い設定のようである。特捜班の班長を頭に捜査のライバル意識、競争などが 面白かった。

    0
    投稿日: 2014.05.15
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