万能鑑定士Qの事件簿 I
松岡圭祐
角川文庫
この終わり方反則では???
始めから終わりまで半日くらいで読めてしまいました。それなりに世界にのめりこめたし、面白かった。 でも、何があったの??というところで終わってます、まるでテレビドラマのよう。 ちょっと反則じゃないの?とか思ってしまいました。 すぐに続きを入手したいと思います。
7投稿日: 2015.01.16静おばあちゃんにおまかせ
中山七里
文春文庫
そうきたか!!
5つのお話があります。 一つ一つ、事件を解決していきますが、 それと同時進行で、大きな過去の事件を解決させていくことになります。 その解決の内容は、ふむふむ…と読み進めていくのですが、 最後の最後に、え??そういう終わり方??? という結末になります。 そのせいで、それまでのふむふむ…が吹っ飛んでしまいました。 読み始めたら止まらない、というタイプのお話ではなくて、 休み休みよんだのですが、読み終わってそれなりの満足感はありました。
9投稿日: 2014.12.23デビクロくんの恋と魔法
中村航
小学館
デビクロくんって必要??
映画化予定とのことで、読んでみました。 途中までなかなか進まなくて、途中から何とか加速。 嵐の相葉君が主人公というのは、うなずける気がしました。 正直、昔の少女マンガのようなストーリーで、それはそれでOK、むしろ好きなくらいなのですが、 デビクロくんの存在意義があまりよくわかりませんでした。 そんな風に広げなくても、十分楽しめるのでは?と思いました。
3投稿日: 2014.11.14女神のタクト
塩田武士
講談社文庫
音楽好きには少し残念かな?
オーケストラの世界をのぞき見、の気分で読むなら面白いかもしれません。 運営費を持ち逃げされてしまい、存続が危うくなっているオーケストラの運営をすることになった、30女のお話です。 経費を抑えるためのあの手、この手… 野次馬な気分で読むなら面白いと思います。 でも、私だったらお金を払ってこのオーケストラの演奏を聴きたいとは思わないなぁ、と思ってしまいました。 少なくとも、自分がお金を払って聴きに行くコンサートは準備万端の上で演奏されていてほしいです。 なので、あんまりお話に入り込むことができなかった。 大企業の創始者が、ピアニストの妻との約束を守ってオーケストラを作る、という設定はよかったです。 ステキだな、と思いました。
4投稿日: 2014.10.12政と源
三浦しをん,円陣闇丸
集英社文芸単行本
嘘っぽくないのがいいですね。
三浦しをんさんの作品は、どうしてこう、ジワーッと温かい気持ちになれるんでしょう? この本も、男性二人の友情のお話、なのですが、友情、家族愛、夫婦愛、色々と盛り込まれていました。 それでいて、嘘っぽくないのがこの人のいいところ。 仕事人間が定年もすぎ、再就職した仕事もリタイアして毎日家にいるようになった途端、妻が家を出て行ってしまう...なんていう70代男性近所にもいるんじゃないか?と思ってしまう。 妻の信頼を取り戻すには、もう少し時間がかかりそうです。 やっぱり、持つべきものは友、ですね。
2投稿日: 2014.10.09スタート!
中山七里
光文社文庫
映画版「カエル男」??
まず、作者の映画への愛と知識、さらに天才とはこういうものだ、というメッセージが先にあって、おまけに推理がついている、という感じのお話でした。 事件も犯人も、普通の感じで地味めでした。 最後に軽めのどんでん返しがありましたが、あっさりと終わりました。 ただ、映画製作においてのせめぎ合い、のようなものが延々と描いてあるのですが、それが結構面白かったです。 ちなみに、この本の中で、同じく中山七里さんの小説「連続殺人鬼カエル男」の映画を撮影していることになっています。 この監督は、○○がモデルかな?とか、この俳優は○○がイメージかな?なんて想像しながら読むのも楽しい。 どんな映画版「カエル男」になったのかなぁ?などと考えてしまいました。
4投稿日: 2014.09.30ヒートアップ
中山七里
幻冬舎文庫
まとめたのでしょうが…
魔女は甦る のつづき。 怖さにおいても、気持ち悪さにおいても、さらには、面白さにおいても「魔女…」の方が上だったと思います。 新種の麻薬、ヒートを巡る抗争はこれでひと段落ついたことになりますが、終わらせ方が今ひとつに感じました。 まるで解決に向かうために書いた、かのような気がしてしまう。 何も解決させずに、壊滅させておしまい、だったように感じました。 ただ、今までの中山七里さんの作品にはあまりなかったコンビ愛があって、新たな発見でした。 このコンビ、また見てみたいです。
8投稿日: 2014.09.28魔女は甦る
中山七里
幻冬舎
読んでいると寒気がします
怖かったです。 こんなことが本当に日本のどこかの村で起こっていそうで… 麻薬捜査官の身の上話やら被害者のつらい過去など、読むのがつらい部分も多くて、正直、途中を飛ばし飛ばし読んでいたところもありました。 それでもまた他の作品を読みたくなるので、中山七里さんワールドはすごいなぁと思っています。
7投稿日: 2014.09.27パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から
似鳥鶏
幻冬舎
事件解決、なんだけど…
最近よくある軽めの推理小説でした。 4つのお話があります。 警察を辞職したイケメンパティシエが事件を解決していくという、これまた割とよくあるストーリーです。 でもその割に、被害者遺族の心理を掘り下げる、というような重い内容の事件の解決などあり、ひょうたんからコマ、でした。 殺人事件の解決が主ですが、全体的に推理が小ぶりで、スッキリ感が薄め、もうちょっと読後感をスッキリさせてほしかったです。
3投稿日: 2014.09.22女2人の東京ワイルド酒場ツアー☆
カツヤマケイコ,さくらいよしえ
コミックエッセイ
せんべろ??
千円でベロベロに酔える店、に、女二人で乗り込んでいくとどうなるか???? もう、とっても楽しそうです。 酒好きにはたまらないです。 続きがあったら読みたいです。
2投稿日: 2014.09.19