最終巻、なのですが。 個人的にはどうしても消化不良、という感が否めません。 一応の決着は見ているのですが、果してこれが最高の結末か、 と聞かれればちょっと頷けない、と言いますか。 もう少し曲折を経て、あと単行本2巻くらい丁寧に描いて ラストに持って行っても良かったのではないかと思います。 とは言え、可愛い女の子が見られる作品であることは 確かでしょうし、彼と彼女らの行く末を見届けるには 読まない訳には行かないでしょう。

真桜がメインヒロインで咲がお邪魔キャラ、 という位置付けかと思っていましたが、 咲は咲でキーパーソンなのかな？という気もします。 あと『万札と五千円札』という例えが笑えましたね。 個人的には“万札”が好きです。 これが何を意味するかは…読んでみてのお楽しみ。 しかしまたものすごい所で第2巻が終わりました。 次巻ではどうなることやら。

叶恭弘先生の描くヒロインは正統派美少女といった感じで、とても可愛いです。 そんなヒロインと主人公のドキドキな関係が楽しめる作品です。 しかもそのヒロインが白目になったりグルグル目になったり、と いわゆるギャグ顔になるのもラブコメらしくていいですね。 第3話『トラウマか』のシーンは必見です(笑)。 また第4話冒頭の伏線は、終わってみれば「そう来たかー!!」と思わされます。 どんなオチなのかは、読んでみてのお楽しみ。

「テニス→ゴルフ」「長尺ドライバー」というおぼろげな記憶だけで ようやく『ゴルフ19』というタイトルにたどり着きました。 あと「ヒロインが可愛かった」という印象が強かったので、 懐かしさもあって読んでみました。 あれ？こんなストーリーだったっけ？というのが素直な感想。 基本シリアスですが、たまにギャグ要素もあって、 そこそこ気楽に読めそうです。 個人的にゴルフについて知識も興味も無いのですが、 要所に用語の解説もあったりするので、 ゴルフが分からないという人でも楽しめそうです。 逆にゴルフが好きな人には物足りなかったり 突っ込みを入れたくなったりするかも知れません。 結末は覚えていないので、機会があったら続刊も読んでみたいです。

7巻も面白さ満載ですが、都さんメインのエピソードがあるので、 都さんファンにはより楽しめると思います。 何を見ても漫画のネタに結びつけちゃう野崎くんですが、都さんの場合は？ っと、これは読んでからのお楽しみ。 あと前野さんは…相変わらずです(笑)。