レビューネーム未設定さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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遠くでずっとそばにいる
狗飼恭子 / 幻冬舎文庫
ドキドキした
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目が覚めたら10年分の記憶を無くしたら、
私は「今の私」に驚くだろうな。
主人公のような気持ちになるだろう。
周りの人々との会話、真相への迫り方が良かった。
最後は...もしかして?てなったけ…ど、
そこは読者の想像次第かな?
続きを読む投稿日:2019.08.20
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眠れるラプンツェル
山本文緒 / 角川文庫
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劉邦の宦官
黒澤はゆま / 双葉社
涙、涙
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語り口調でわかりやすく、
読みやすかったです。
本当に切ないお話でした。
今を生きる私たちには考えられないような、
壮絶な時代を生きた人々。
公な戦いよりも、より残酷な時に美しい世界でした。投稿日:2019.03.28
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砂の王国(上)
荻原浩 / 講談社文庫
人は誰もが不確定な未来に進んでいる
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ホームレスからの脱出
その脱出方法は「宗教を作ること」
話の流れがリアリティがあって
ありえない話ではない、と思いました。
人は誰もが不確定な未来に進んでいるんだと感じました。
明日は我が身、なんて…言葉も浮かぶほどに
主人公たちの日々の暮らしの流れがリアルに頭の中で再生されます。
狙いを定めれば人の心に滑り込むことはできる。
ただそれが吉とでるか、、、
下巻の最後の最後まで目が離せません。 続きを読む投稿日:2016.01.20
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ちょっと今から仕事やめてくる
北川恵海 / メディアワークス文庫
明日からまた頑張ろう
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とあるラジオで紹介されていたので読みました。
理不尽だなぁと思うこと
あぁもう嫌だなぁと思うこと
たくさんありますよね。
主人公のようにスカッと出来たら
と思いました。
読みやすくてついつい自分…と重ねてしまいます。
生きているとは尊いです。
努力が実る世の中ではない
平等な世の中ではない
でももう少し頑張ろうかな、と読了後思いました。
最後のオチが個人的には好きです。 続きを読む投稿日:2015.12.08
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嫌われ松子の一生(上)
山田宗樹 / 幻冬舎文庫
「嫌われ」ていなかった人生
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登場人物それぞれの視点で書かれており、とても読みやすかったです。
「松子」の人生を辿るにつれ彼女は「嫌われ」ではないことに気づきます。
むしろ愛されていた。
私が彼女のように人と関われていたか、愛され…ていたのか・・・
不器用すぎて猪突猛進すぎたんでしょう。
寂しくて胸が苦しくなりました。
「殺人」「薬」「暴走」
文字にすれば彼女は褒められた人生ではない。
でも松子の人生は文字だけで語れるような
生半可なものではない。
人を一方向からだけ見てはいけないと感じました。 続きを読む投稿日:2015.12.08