レビューネーム未設定さんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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ばらかもん3巻
ヨシノサツキ / ガンガンONLINE
心が温かくなります。
2
アニメを観て即購入。
田舎暮らしの中の日常、些細なことばかりですが「人との触れ合いっていいな」と思わせる作品です。
大人になって避けることもあった人付き合い・・・もっと大切にしようと思いました。投稿日:2014.08.14
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ノラガミ(1)
あだちとか / 月刊少年マガジン
生きるということ
2
アニメを観てとても感動し、原作を読み始めました。
ジャージを着た「神様」夜ト、
とあることがきっかけで出会ったひより
そして夜トの武器である雪音
武器とは「神器」と呼ばれ
亡くなった人が「神器」に…なります。
(人間が刀などの武器に変身する感じです)
そう、神器は元人間なんです。
もう生きていない、そのことが寂しい。
生きていればなんでもない人との触れ合いも
死を迎えれば叶わなくなる。
神様が武器を取り戦うといえば
とてもかっこよく聞こえるし
実際とってもカッコよくて笑えるシーンもたくさん。
でも3人を通して「生きることは尊い」と学べます。
続きを読む投稿日:2015.10.08
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ボクの妻と結婚してください。
樋口卓治 / 講談社文庫
読みやすくて勉強になる!!
2
放送作家さんが書かれたとあってテンポよく読みやすい。
家族愛、主人公の人柄による人望の厚さ
どれも素敵でした。
余命わずかな主人公が自分の妻の結婚相手を探す
という設定は突拍子もないですが
主人公…の家族を愛する気持ちに自然と受け入れられます。
作中では結婚や婚活についていくつか指南的なものがあります。
その部分も勉強になりました。
何事も本気で全力
これが結婚や婚活にも必要だとあまり意識してませんでした。
自分の人生
本気で全力で生きれてるのか?
自分に問いかけました。
心が温かい気持ちになりました。
是非皆さんも読んでください。 続きを読む投稿日:2015.04.11
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紙の月
角田光代 / ハルキ文庫
人は無いものねだり
2
平凡な主婦が「お金」の犯罪に手を染めて
後戻りできない状態になる。
淡々と主人公が変わっていく様子が描かれ
「どうなるの?」とドキドキしながら読みました。
読んだ後思ったのは「人って無いものねだり…だな」ってこと。
その人が自分から見れば羨ましくて
「なんでも持ってるじゃない」て思うのに
その人は別のものを欲しがる。
人は満足できない生き物だし、
だから良いのかもしれません。
主人公の生活も淡々と書けば寂しものだったのかもしれませんが
別角度から見れば順調な人生だと思います。
あぁ、生きるって難しいなって思いました。
幸せになりたい、
満足のいく生活を送りたい・・・
消えることのない欲望を本から感じました。
初めての角田さんの作品でしたが
とても楽しかったので他の作品も読み進めようと思ってます!! 続きを読む投稿日:2015.01.08
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はぶらし
近藤史恵 / 幻冬舎文庫
何が幸せ?
1
人って何が幸せなんだろう?
読んだ後にもやっとした気持ちになりました。
作品自体の終わり方は個人的には感動しました。
最後の締めには満足。
お互いを羨ましいと思うんだけど
羨ましいと思う部分に自分…はなれない。
もどかしい気持ちが表現されていました。
女性なら必ずあると思います。
仕事、結婚、出産、子育て
どんな人生でも自分が選び取れば失敗ではないのかもしれません。
でも世間一般的な幸せの定義はやはり存在する。
この物語の主人公2人の気持ちは女性なら誰もが感じることがあります。
人生に迷う人、悩んでいる人には是非読んでみてほしいです。
そして自分とは?を考えてみてください。 続きを読む投稿日:2015.04.01
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新しい靴を買わなくちゃ
北川悦吏子 / 幻冬舎文庫
読みやすい
1
もの凄く劇的なことがあるわけではないですが
「優しい」小説だなと感じました。
映画はまだ観ていませんが活字から素敵な風景が浮かびました。
お洒落な大人の優しい恋
安心して読めます。投稿日:2014.10.24