
死にたがり姫事件譚 -黒猫に捧げる愛の話-
宮野美嘉,増田メグミ
ルルル文庫
ユキハが愛しい
幽霊伯爵の花嫁シリーズの著者による作品で、全2巻。 私はこちらの「死にたがり~」の方が好き。 最初は、主人公ユキハが殺してくれと迫ることに対して、死にたければ他人に殺人を犯すよう頼むより自殺すれば早いだろうに…と思っていた。 けれど、その行為に至る過去・思考・願いを知って、そうきたか!という驚きと同時にユキハのことが何だかとても愛しく感じた。純粋で一途な有り様に心が震える。 ジンを含む周りの人物たちにも、それぞれの暗い事情や想いがつきまとっており、終盤の展開には少し物悲しくなった。もちろん救いは用意されているのでご安心を。 さて、説明にブラック・ラブコメディ・コージーミステリ―とあるが、ライトノベルとしてはコメディ要素は控え目な印象。 また、ユキハとジンのふたりに気をとられていると、事件譚?ミステリー?いつおきた?な状態になりかねないので、事件の謎解きストーリーを期待してはいけない。 ユキハはジンまっしぐらなのだから。
1投稿日: 2015.05.07
銀狼王の求婚 4 神々の花嫁
小野上明夜,Ciel
一迅社文庫アイリス
シリーズ最終巻
最終巻。ついに登場したオーディン。 フェンリルに呑み込まれると言われつつも、さすがに主神。傲慢に、強引に話しを進めていく。 二人の別れは涙脆い私好みの展開だったので、思わず泣いてしまった。 最後はエレンシアにフレドリクセンの例の秘密も打ち明けられてよかったね(*´艸`*)ニヤニヤ
0投稿日: 2015.05.04
銀狼王の求婚 3 かりそめの蜜月
小野上明夜,Ciel
一迅社文庫アイリス
またもや神々の気配が…
フレドリクセンを狙い、今になって動き出す輩たち。 TOP2の国が繋がったからだろうけど、フェンリルを背負っているだけでも大変なのに可哀想に…。 シリーズ3作目、だんだんおもしろくなってきた。
0投稿日: 2015.05.04
銀狼王の求婚 2 嘘つきな婚約者たち
小野上明夜,Ciel
一迅社文庫アイリス
★3.5ってところ
シリーズ2作目。1作目より素直に楽しめた。 神話は知らなくても問題ないが、フェンリル達の出どころである北欧神話が気になってきた。
0投稿日: 2015.05.03
銀狼王の求婚 1 箱庭の花嫁
小野上明夜,Ciel
一迅社文庫アイリス
シリーズ1作目。展開が少し強引?
無難な面白さの作品。 ヒーローが理想を取り戻すきっかけが少し弱い気がしたことと、 第4章ラストの事件を実行するタイミングが腑に落ちなくて、もやもやした。 この箇所のキャラクターの心情を考えたとき、ストーリーの進行を優先した感じが透けて見えた気がした。気のせいかも知れないが。 個人的には話よりイラストに惹かれた。 シリーズ4作品読み終えた今としては、面白さはシリーズで一番下の印象。
1投稿日: 2015.05.03
