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ストーリー・セラーの涙さんのレビュー
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  • キケン

    キケン

    有川浩

    角川文庫

    近くにいる!生命を感じるオノコたち

    そういえば男ばかりの友情を羨ましく思った頃もあった そこに女が入ったら成立は難しいであろう一途さ 学生時代にこんな経験をしたら… こういう先輩後輩であるための大切なこと 社会人になっても人が人としっかり向き合い,信頼関係を築くことができれば,第2の学生時代が可能だと思う 信じる! いや信じきること! 見抜く! リーダーの素質として,人間を丸ごと受け入れそして活かすこと! 小学生にとっては「冒険」 中学生は夢みる「学園」生活 高校生はリアルタイムでそれに近い状況を感じながら,更なる憧れを抱く…といいな いわゆる大人が読むとき,ここに同士としての男女の友情も組み立てていくとまたひと味違う読み方かな いずれにしても登場人物の聲があなたの手の届くところできっと聴こえる! いつの間にか口角を上げ押し笑いをしている自分に気づき,その自分さえ登場人物の一人と感じながら読み耽る ちょうど奥さんがUさんを身近に感じたように そしていつも最後は鼻がつ~ん… 浩さんの造り出す男子が大好き! どんな年齢の人が登場しても全て自分の中で癒しとなる これも二次元の男子に憧れているというのだろうか?

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    投稿日: 2016.07.03
  • 第五番 無痛II

    第五番 無痛II

    久坂部羊

    幻冬舎文庫

    「第五番 無痛」

    「無痛」はドラマを全部みてから入った。話の展開はドラマの役者さんの顔を重ねて。 でもこの本ではレビューを書けなかった。 ドラマと原作の違いにちょっと戸惑いが・・・ 「第五番 無痛」はイバラ・白神医師・南サトミの動きに注目しながら読んだ。 とくにイバラの息づかいや鼓動が伝わってきた。 医療現場の内容に触れるお話に心惹かれる自分は楽しんで読みすすめることができた。 人間の心の「怒り・憎しみ」。 それに対応する発動のエネルギー。 誰でも近くにスイッチはある!

    2
    投稿日: 2016.02.29
  • ストーリー・セラー

    ストーリー・セラー

    有川浩

    幻冬舎文庫

    ストーリー・セラー

    泣いています。今読み終わったところです。一気に。でも,レビューを読まずに作品と出合っていただけたらなあと思う気もちでいっぱいです。「植物図鑑」は正にビンゴの純愛(私の中では)で胸きゅん。この作品は大人の胸きゅんにあたるかなあ。有川浩の構想・言葉遣いにまたやられました。

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    投稿日: 2015.12.31