いよいよ最終巻です。最後まで本当によく練り込まれた上質のストーリーです。ラストはちょっとキレイにまとめすぎかなという感もありますが、是非アニメ化して欲しいと思う作品でした。

物語は佳境に入り、今まで断片的だった謎が一本に繋がり始めます。それぞれの陣営が相手の裏をかき策略を張り巡らせますが・・・。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、本ストーリーを補完するネタはこの３巻にもしっかりと盛り込まれています。いよいよギレン暗殺計画の日がやってきます！

1巻では少々複雑だった人間関係が色々な意味で少しずつ整頓され、物語が大きく展開を始めます。様々な謎が少しずつ解明されていくとともに、さらに深まっていく謎も。またこの漫画の特徴でもある（？）正史ストーリーを補完するようなネタが、2巻でもあちらこちらにちりばめられていて、宇宙世紀ガンダムシリーズを全部見ている人ほどより楽しめるようになっています。

ガンダム一年戦争の最終盤を舞台にしたミステリー作品ともいえるストーリー。登場人物が多く最初は少し戸惑いますが、読み進めるうちに主人公と一緒に捜査を進めていく気分になり、計画の真の目的は？誰が味方で誰が敵なのか？黒幕は？などなど、個人的にはかなりハマりました。練り込まれたストーリーの上にガンダム一年戦争の設定をさらに補完するような様々な設定など、ガンダムのディープなファンほどハマるのでは？

アニメでマギを知って読みましたが結構面白かったです。シンドバッドの父のお話から始まり幼いシンドバッドがそれからどう成長していったのかが描かれていてかなり興味深く読めました。骨太なストーリーながらも随所にギャグ（？）もちりばめられていて、一気に読めます。続きが気になる！！