
おしえて! ギャル子ちゃん 3
鈴木健也
KADOKAWA
えっ最終回?…じゃないよね
際どい疑問に答えていく女子高生三人組の第三弾。 前半はいつも通りの日常ですが、後半は学校祭が舞台になっています。 学校祭を三人で一緒に回る約束をしたが、 ギャル子は演劇部のナレーションに抜擢されてしまい、 学校のみんなにチヤホヤされて大忙しとなり、三人で過ごす時間が無くなっていきます。 それを見ていたお嬢は…というお話です。 最後はなんだか最終回を思わせるような演出ですが、まだまだ続きますよね?
2投稿日: 2016.03.01
エロゲの太陽(1)
はまむらとしきり,村正みかど
ビッグスピリッツ
これが現実…
アダルトゲームの会社や業界の現状を題材にした漫画です。 アダルトゲームをつくる会社に拾われた主人公が、 今まで働いていた業界とは何もかも違う環境で新しい自分を見つけていくストーリーとなっています。 アダルトな表現は寸止めで、女性だけの会社が舞台ですがハーレム展開はありません。 ある意味?安心して読める内容だと思います。 原作者が元アダルトゲーム会社を経営していたということもあり、 実際にあったエグいエピソードが随所にあったり、ネットでたまに見かけるネタが盛り込まれています。 アダルトに限らずゲーム会社の経営は紙一重なんだなぁというのがわかる漫画ですね。 この業界を語るには避けて通れないネタにも踏み込んでいるので、 そういった裏事情を知るには良い漫画ではないでしょうか。
1投稿日: 2016.02.17
あの娘はヤリマン 1
北内乙三
少年ジャンプ+
マンだらけ
はい、とんでもないマンガの登場です。 タイトルからして危ないですが中身はちゃんとしたギャグマンガです。 初回から出オチで話が続くのか不安になりましたが、 他のマンガのパロディキャラやきわどい下ネタをからめたギャグがコンスタントでなかなか面白いです。 元がWebマンガなので、そういったネタも雑誌に載せるよりゆるいのかもしれませんね。 勢いのあるギャグマンガが好きな方にはオススメです。
1投稿日: 2016.02.12
おしえて! ギャル子ちゃん 1
鈴木健也
KADOKAWA
おしえて!
男性が女性に対して思っているアッチ系の疑問・質問を、個性的な女子高生の日常を交えて答える漫画となっています。 主人公の一人で、巨乳でいかにも遊んでそうなギャル子が、 実は純粋でマメな性格で料理もできちゃうというギャップが、男性読者の心をくすぐるところですね。 その性格を上手いことからかったり弄ったりする、ギャル子と正反対なキャラクターのオタ子と、 どこか抜けてるお嬢とのやり取りが良いテンポになっています。 アッチ系の質問は結構ストレートですが、恥ずかしがるギャル子をオタ子とお嬢がからかったり、 お嬢が世間知らずな発言をして自爆したりというところがまた面白かったりします。 一話一話が短い日常系な漫画ですが、クスッとするものが読みたい方にオススメです。
1投稿日: 2016.02.07
喧嘩商売(1)
木多康昭
ヤングマガジン
あれ?木多康昭なのにまともじゃね?
芸能ネタ、編集部ネタ、内輪ネタを絡めたギャグがウリの木多康昭が格闘技を描いちゃいました、という漫画です。 幕張や泣くようぐいすでは高校野球が舞台になるはずでしたが、 途中から漫画編集部から頼むから載せられようなものを描いてくれと、泣いて懇願される内容へと変貌し、 あげく打ち切られるというとんでもない作風の作者からは考えられないくらい、比較的まともな漫画になっています。 このシリーズを全巻読んだ上でこのレビューを書いてますが、 昔の木多康昭の漫画を知っていると、驚愕すること受け合いです。 理にかなった格闘理論や、所々に散りばめられた伏線などを上手く使って物語の面白味を際立たせており、 それは漫画史に残る屈指の名勝負にまで発展していきます。 現在も何とか連載中で雑誌に載ることも少ない状態ですが、 何とかこの物語を完結させてから地球の重力に身を任せてほしいですね。
1投稿日: 2016.02.06
プラチナエンド 1
大場つぐみ,小畑健
ジャンプSQ.
デスノートへのアンチテーゼ
デスノートとバクマンでお馴染みのコンビが放つ作品です。 デスノートでは死神が天才に人殺しの能力を与える漫画でしたが、 本作品では天使が凡人に幸せになるための特別な能力を与えます。 邪魔な人間を殺したり、自分のことを好きになるようにしたりと、 デスノートよりもできることは増えてますね。 力を手に入れた主人公は、デスノートのようにやりたい放題するでもなく、 復讐を果たした後平凡に暮らそうとしますが、次第に天使達の争いに巻き込まれていく…というお話です。 主人公が特別な力を手に入れて活躍する漫画はたくさんありますが、 このコンビが描くとタダでは終わりません。 デスノートと対比して読むとより面白味が増すと思います。 今後に期待できる漫画です。
9投稿日: 2016.02.05
ダンジョン飯 1巻
九井諒子
HARTA COMIX
ダンジョンマスターを思い出す
昔ダンジョンマスターという、それまでの3DダンジョンRPGを大きく変えたゲームがありました。 すべてがリアルタイムで進行し、空腹になればダンジョン内で拾った食べ物や、倒したモンスターの肉を食べて空腹を満たす必要があります。 この漫画を読んだとき、まずこのゲームをコミカライズした漫画を思い出しました。 主人公のパーティーに料理人がおり、ダンジョン内の材料で料理をする場面があります。 ダンジョン飯はその方向を突き詰めたマンガと言えるでしょう。 動く鎧やミミックまでも食材としてしまうそのアイデアは今までの漫画には無い斬新さがあります。 ウィザードリィやダンジョンマスターなどのダンジョンRPGを遊んだ人には間違いなくお勧めです。
2投稿日: 2016.01.30
だがしかし(1)
コトヤマ
少年サンデー
フルーツヨーグルト食べたい…
毎回昔ながらの駄菓子屋で昔ながらの駄菓子を紹介しつつ、 マサルさんのような作風でお色気も所々にはさんだ日常を描いています。 ヒロイン蛍さんのやたらと細かい駄菓子の知識や、それに対する主人公と正ヒロイン?のサヤ師による冷静なツッコミがこの漫画を上手く作り上げており、 読んでいるとだんだん駄菓子が食べたくなってくる気持ちが湧き上がってきます。 子供の頃に足繁く駄菓子屋に入り浸った方や、今やっているアニメでこの作品に興味を持った方は読んでみてはいかがでしょうか。
1投稿日: 2016.01.30
フードファイタータベル 1
うすた京介
少年ジャンプ+
変化球
うすた京介久し振りの単行本ですが、ギャグのセンスは衰えていません 題材も変わっていますが、その題材を見事にギャグ漫画として昇華しています うすた作品に興味がある人には間違いなくオススメです
2投稿日: 2016.01.28
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 1
うすた京介
週刊少年ジャンプ
記念
奇才うすた京介の記念すべきギャグ漫画です この漫画に影響を受けたものは今でもたくさんあります ぜひ読んでみて独特な世界に浸ってみてください
1投稿日: 2016.01.27
