うっかりまとめて買ってしまったため頑張って2巻まで読んでみましたが、 稚拙な文章や驚きも何もないタラタラと続くストーリーに、読み続ける気力がなくなりました。 内容は、妹を亡くした事件以来、右手に特殊な能力を持つ主人公が、 ひょんな事件から美少女に憑かれてしまい、嫌々ながらも巨悪と戦うという ストーリーで、特に目新しい物はありません。 （その後の展開もベタベタです） 出版直後の時期に読んでいれば多少は評価が違ったのかもしれませんが、 これだけ王道の設定・展開ばかりで、かつ文章そのものにも目を見張る ものが全く見当たらないため、少しも引き込まれることなく2冊を読み終わりました。 苦行でした。

説明が分かりづらく誤字も修正されず残っており、理解はできるものの読みづらい。 例えば、文章の主語や条件が変わっているにも関わらず、それらを省略して記載している部分が散見される。 常識本を書くのであれば、まずは人に何かを伝えるための常識を学んでからにしてはどうだろうか。