
インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)
ダン・ブラウン,越前敏弥
角川文庫
芸術やイタリア好きなら最高に楽しい
合本買ってよかったです。歴史と芸術考証が深くされていて、とても為になるプロットがそこかしこにちりばめられ、私のイタリア旅行のおぼろげな美術館や教会の記憶も、なるほど!そうだったのか!と目から鱗状態で適宜覚醒され、アクションさながらのラングトン教授のハラハラドキドキの展開が続くので、読んでいて全く飽きない。 ただ、美術と歴史と建築はすごいが、ウイルスやティッシュ―ケミストリーの科学的考証がイマイチな気がする。その辺は映画化するときの映像のしやすさも意識しているのかも
0投稿日: 2017.03.13
合本 悲しみのイレーヌ その女アレックス 傷だらけのカミーユ【文春e-Books】
ピエール・ルメートル,橘明美・訳
文春e-Books
殺人シーンがグロいので、読み終わった後に不快感
合本買ってよかった。 このシリーズは「悲しみのイレーヌ」から読まないといけない。そのあと、以外に一気に読めてしまう、ストーリー展開が面白い。 3部作通じてカミーユの悲しみに、とても共感できるのだけれど、出てくる殺人鬼の皆様の殺し方が、どいつもこいつもグロテスクなやり方で、殺された善良な市民の方々の無念さが計り知れず、読後しばらく殺人シーンを思い出して、悲しみと共に不快感が残りました。
1投稿日: 2017.03.13
エンデュアランス ──史上最強のリーダー シャクルトンとその仲間はいかにして生還したか
アルフレッド・ランシング
パンローリング
指導力の帯は、少し違うんじゃないかと思う
シャクルトンの決断は日常生活でも、南極でも、やっぱり外れてしまう。彼のリーダーシップを学ぶ内容ではない。失敗をいかにして克服するのか?知恵を絞り、要所要所で、シャレにならないシャクルトンの大失敗を、南極の海で必死にリカバリーを試みる乗組員達全員の奮闘記である。これは現代風に言えば、ダメ課長がプロジェクトを頓挫させたのを、毎日必死に修正し続けた海の上のサラリーマンたちの、超絶忍耐苦労話ともいえる。生き残るため、乗組員たちが結束して力を合わせる姿に感動する。写真が残っていて、これがまた臨場感あふれる内容。一気に読めるのでお勧め。
0投稿日: 2016.02.13
イニシエーション・ラブ
乾くるみ
文春文庫
ミステリーやサスペンスじゃないよ。オヤジにはつまらん
多重化の伏線もなんだかいまいちだし、青春群像もなんか中途半端。 誰もが通る道だけど、娘がいると、マユの反応のところが痛い。痛すぎる。そこだけ心が動いた。 うーん、買うんじゃなかったと思う本。
1投稿日: 2015.06.18
図解 ライフハッカー式整理のアイデア122―賢い人はなぜいつも机がきれいなのか?
小山龍介
東洋経済新報社
文字が読めない
Readerに読み込むと、文字が2mm位の大きさになり、全く読めない。金返せ。
0投稿日: 2015.04.21
