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あゆみのパパさんのレビュー
いいね!された数38
  • アダルト・エデュケーション

    アダルト・エデュケーション

    村山由佳

    幻冬舎文庫

    女性の欲望パターン12種類

    突如豹変した村山先生の性愛シリーズ。 乙女っちっくなセクシャル物語が12編。 男のほうが妄想豊かですよ。

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    投稿日: 2016.03.17
  • 恋歌

    恋歌

    朝井まかて

    講談社文庫

    幕末舞台の出色のラブストーリー

    幕末の裏面史といってもいい水戸藩天狗党の若者たちの恋物語。 と書けば軽薄だが、中身は壮絶極まる。 一種のミステリーといってもいい文明開化後の種明かし が大きなな感動を呼ぶ。

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    投稿日: 2016.03.01
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

    【カラー版】アヘン王国潜入記

    高野秀行

    集英社文庫

    世界的スクープといっていい探検記

    驚き、まあいつも筆者はそうだが、の紀行文だ。 半年の潜入記となるとそうはチャレンジする作家はいないだろう。 そして常に辺境に住む人たちへの眼差しは 愛情に満ちている。

    2
    投稿日: 2016.02.21
  • 養鶏場の殺人/火口箱

    養鶏場の殺人/火口箱

    ミネット・ウォルターズ,成川裕子

    東京創元社

    養鶏場、の方は抜群面白かった。

    火口箱の方はちょっとね❗会話過多かな? それにしても両方とも新しい推理小説で あることは間違いない。

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    投稿日: 2016.01.06
  • 誰もいない夜に咲く

    誰もいない夜に咲く

    桜木紫乃

    角川文庫

    絶好調、桜木短編集

    北の街の性と愛の短編集。 決して甘すぎない。 心地いいですね。

    0
    投稿日: 2016.01.03
  • 湿地

    湿地

    アーナルデュル・インドリダソン,柳沢由実子

    東京創元社

    未体験のレイキャビックミステリー

    ムード満点の北の果て、アイスランドミステリー。 中身は重苦しく、不気味。 しかし恐ろしく読みやすく、ページがどんどん進む

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    投稿日: 2016.01.03
  • 悲しみのイレーヌ

    悲しみのイレーヌ

    ピエール・ルメートル,橘明美

    文春文庫

    意外と!平凡な話です。アレックスの前に読みたかった!

    つい最近も読んだような事件です。ただもちろんワンランク上の運びです。しょうがないとはいえ、先にアレックスを飲まされた国民としてはネタバレ残念でした。ハリウッド映画化の時、この結末どうするんでしょうか?

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    投稿日: 2015.12.28
  • 後悔と真実の色

    後悔と真実の色

    貫井徳郎

    幻冬舎文庫

    イマドキの警察小説とサイコパス小説を知るものには物足りないです。

    かなり昔の小説か?と思わせるほど古典的なお話が展開する連続殺人もの。犯人像もつまらなく、意味なく意外❗

    1
    投稿日: 2015.11.17
  • 地の底のヤマ(下)

    地の底のヤマ(下)

    西村健

    講談社文庫

    作者の思い入れタップリの三池の戦後史

    が、逆にそれが欠点? 「警官の血」ほどの推理小説としての密度もない。 ただ炭鉱町の人間ドラマのエネルギーには圧倒される。

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    投稿日: 2015.11.01
  • 中国 狂乱の「歓楽街」

    中国 狂乱の「歓楽街」

    富坂聰

    KADOKAWA

    迫真のルポルタージュ

    読んでいて不愉快に成る程の最新中国ルポルタージュ。 しかし嘲笑的な所は少しもなく素直に現実を直視している。 好感持てる❗

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    投稿日: 2015.10.13