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sohtaさんのレビュー
いいね!された数32
  • お金2.0 新しい経済のルールと生き方

    お金2.0 新しい経済のルールと生き方

    佐藤航陽

    NewsPicks Book

    世の流れに置いてけぼりにならないために

    コインチェックの仮想通貨流出問題を受け、そもそも仮想通貨ってなんなんだっけという疑問を解消しようと思い購入したが、仮想通貨とは何か、というよりは、今世の中の経済でIT・テクノロジーを通じて起きていること、流れについて理解することを助けてくれる本。 仮想通貨?YouTuber?VALU?漠然と、何だか胡散臭い...と思っていたこれらのものが何故世に出てきたのかが理解できた気がします。 著者の説く”資本主義から価値主義へ”、今よりお金の価値がどんどん低くなり”お金がただの「ツール」”となる日も、もしかしたら本当に来るのかもしれません。 世の流れに置いてけぼりにならないためにも一読を。

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    投稿日: 2018.02.11
  • [図解] 電車通勤の作法

    [図解] 電車通勤の作法

    田中一郎

    メディアファクトリー新書

    くだらない。が面白い。息抜きには最適。

    自称"電車通勤士"の著者がいたって真面目(?)に電車通勤の作法を論じている。 くだらないことがもの凄く真面目な言い回しで書かれており、本当に真面目に書いているのか、ふざけているのか本意がよくわからない。 役に立つ作法というよりは、"電車通勤あるある"といった感じで、電車通勤している方なら日々の自身の通勤時の出来事に照らし合わせて、共感しながら読み進めることができるだろう。 思考力泥棒のくだりはおもわず笑ってしまった。

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    投稿日: 2014.08.30
  • いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します

    いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します

    小屋洋一

    東洋経済新報社

    奥さんを専業主婦にするのは億ション購入以上の贅沢

    "奥さんを専業主婦にするのは億ション購入以上の贅沢" 本書で一番印象に残った言葉。ちょっと考えれば当たり前の話だが、改めて活字にされるとインパクトがある。 同世代での話のネタとして意外と使えます。

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    投稿日: 2014.07.29
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

    【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

    高野秀行

    集英社文庫

    著者の真剣ぶりが素敵。そして衝撃の展開…。

    本書の半分は通称モッカさんがインドの港町で目撃したとされる、未知の魚ウモッカ探索に向けた著者の日本での準備の過程が綴られている。 目撃者に話を聞きに行ったり、学者に意見を求めたり、インドにおける漁民の地位を鑑みて独自論でウモッカが実在する根拠を考察するなど、著者の相変わらずの真剣ぶりが素敵だ。 ウモッカは身体がトゲで覆われているという情報から、目撃者のモッカさん本人にトゲの模型を作ってもらい本書にデカデカと模型の写真を載せる熱の入りぶりに、微笑ましくなってしまうと同時にノンフィクションならではの演出だなと思わず感心させられる。 読み進めていくうちに、「ウモッカは実在するんじゃないか、高野さん、現地で発見してくれ~」と読み手側もワクワクさせられる。 そして本書後半部分、遂に著者が現地の探索へ向かった時、果たして何が起きたのか。 衝撃の展開に唖然とさせられるというか、著者らしいというか…。

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    投稿日: 2014.06.11
  • 腰痛探検家

    腰痛探検家

    高野秀行

    集英社文庫

    著者の迷走ぶりに共感

    幸いにも腰痛とは今のところ縁のない私も、中々改善しない腰痛に対し次から次へと様々な民間療法を試し続ける著者の迷走ぶりに共感を覚えるのは、おそらく私も歯医者や内科を転々としているからだろう。 行く先々で言われることも、治療方法も違うことに困惑しながらも、腰痛と向き合い続ける著者の腰痛体験記。

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    投稿日: 2014.05.26
  • TVニュースのタブー~特ダネ記者が見た報道現場の内幕~

    TVニュースのタブー~特ダネ記者が見た報道現場の内幕~

    田中周紀

    光文社新書

    著者の仕事の思い出話に付き合わされる感じ

    TVニュースのタブーとは何なのか、読んでもわかりません。というか書いてありません。 著者の仕事の思い出話(主に自慢話)に付き合わされる感じです。 通信社とテレビ局の記者の違い、記者がどのように取材を進めるのかといった点は興味深く読めた。

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    投稿日: 2014.05.17
  • 【カラー版】巨流アマゾンを遡れ

    【カラー版】巨流アマゾンを遡れ

    高野秀行

    集英社文庫

    著者の作品としてはやや物足りないか

    元々はアマゾンのガイドブックとして世に出されたという本書。 そのためか著者の作品としては割と普通な紀行文。 アマゾン旅行に興味のある人や、旅好きな人には良いかもしれない。 私もちょっとだけハンモックに揺られてアマゾン川を旅したくなった。

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    投稿日: 2014.05.09
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

    桶川ストーカー殺人事件―遺言―

    清水潔

    新潮社

    被害者は二度殺された。一度目は刺殺犯に。二度目は警察に。

    「私が殺されたら犯人は小松…」 被害者、詩織さんの"遺言"を黙殺し続け、主犯格の男がまるで存在しないかのように捜査をする警察、いや、捜査をするふりをする警察。 被害者はストーカー行為、脅迫行為を受けていることを何度も警察に相談したにもかかわらず、警察は全く取り合わず、遂には本当に殺されてしまった。 責任逃れ、そして面子を保つため、警察はストーカー行為と殺害は無関係という絵柄を描き、被害者が生前必死で訴え続けた「このままでは殺される」という主張も、遺言も、遺書も、警察は無視し続け、生前の被害者の思いは死後も届かない。 更にはまるで被害者には殺される理由があったと言わんばかりに、警察は記者会見を通じ被害者の人間像を貶め、マスコミは警察発表を鵜呑みにし捻じ曲がった人物像を世間に報道する。 これが現実に起きたことかと思うと、やるせなく、腹立たしく、被害者家族は本当に報われない。 事件の全容を全く知らなかった私は、記者と一緒に事件取材、真相究明しているような感覚で、あっという間に読み終えた。 多くの方に一読してもらいたい一冊。

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    投稿日: 2014.05.08
  • 名著で読む世界史

    名著で読む世界史

    渡部昇一

    扶桑社BOOKS

    名著の価値を解説した書評本

    とっつき易そうな表紙だが、中身は中々敷居が高く、"シャルルマーニュはご存知のように…"といった調子で話が流れていくので、世界史に関する素地は合ったほうが良いと思われる。 ただ、本書で紹介している本がなぜ名著といえるのかといった点は、時代背景を交えながら詳しく且つ、分かり易く解説をしてくれるので、次はこの本を読んでみようという意欲を掻き立ててくれる。 世界史を読み解くというよりは、名著の価値を懇切丁寧に解説した書評本といった趣だ。

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    投稿日: 2014.04.16
  • 幻獣ムベンベを追え

    幻獣ムベンベを追え

    高野秀行

    集英社文庫

    青春の怪獣探索紀

    著者の処女作であり、著者の早大探検部時代のアフリカはコンゴでの怪獣探索の様子が描かれる。 怪獣ことムベンべは、コンゴのテレ湖に生息するとされており、著者をリーダーとする早大探検部ら一行はこのテレ湖で30日以上に及ぶ24時間張り込み調査を行う。 現地ガイドとのトラブル、マラリア発症、食事はゴリラやサルの肉、ウジが湧きまくる劣悪なキャンプ地など、過酷な環境にさらされながらも、本人たちはいたって真面目に、そして楽しく(?)怪獣探索を続ける。 このような体験ができた彼らを心から羨ましく思うのは、少々自分も変わり者なのだろうか。 誰しも、怪獣探索という一見馬鹿げたことに本気で取り組む彼らの姿を羨ましく思うのではないだろうか。 学生時代の活動記録のためか、著者の他の作品よりも本編からあとがきに至るまで青春臭い感じがして、それがまたとても心地よい作品。

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    投稿日: 2014.03.24