赤赫血物語 (1)
介錯
赤赫血物語 (1)
介錯
マンガボックス
可も不可もなく
吸血鬼と人間との闘いを描くアクションホラー系の作品で、1巻は導入部といった感じです。絵は安定していますが、ホラーとしてはソフトに感じるかもしれません。ストーリーは導入部と思われるので、評価しにくいですが、今後の展開を期待できるのではないでしょうか。特に尖ったところがない、素直な作品です。
0投稿日: 2016.12.08
今際の国のアリス(18)
麻生羽呂
少年サンデー
後味の良い完結
今際の国が何故存在し、主人公たちが巻き込まれたか最終巻で遂に明かされます。禁断の原因とも言えなくはないですけど、個人的には気に入ってます。 最終話はオマケみたいなもので、ひとつ前で話は完成してますが、気持ちのいい終わり方でハッピーエンドを望む人にはお勧めです。 この作品は、基本はずれなしなので、是非1巻から順にご購入をお勧めします。
0投稿日: 2016.09.23
DEATHTOPIA(1)
山田恵庸
イブニング
タイトルと中身が一致しないです。
デストピアというタイトルから想像する絶望感、悲壮感は感じず、特殊なシリアルキラーと特殊な能力を持った主人公と美人警官達とのバトル漫画のように感じました。この方面で展開するならもっとサイコでマッドな人物が欲しいものです。絵についてもやや平坦な印象です。しかしながら、読まれる方によって印象は異なるでしょうし、セールで99円なので一読されては如何でしょうか?なお、ホラー映画等でお約束なサービスショットもございます。
0投稿日: 2016.08.25
脱出迷路 呪い最終日
上甲宣之
幻冬舎文庫
バトル小説になりました
主人公ともう一人の主人公的な人がレベルアップしすぎたため、恐怖感は皆無です。ただ作品全体の謎は解決され、スッキリと話を終わらせているため、爽快な気分になれます。なんとなく本作はジャンプコミック的な印象を受けました。完結篇なので、1作目を買ってみた方は是非読んでいただきたいです。
2投稿日: 2015.10.23
脱出迷路 呪い二日目
上甲宣之
幻冬舎文庫
いい意味で繋ぎの作品です
主人公が成長しかなり戦えるため、サバイバルホラーな感じになり恐怖は薄れています。テンポの良さは相変わらずで一気に読めます。冒頭で有名な悪夢の話があり、知っている人はニヤリとしそうです。
2投稿日: 2015.10.23
脱出迷路
上甲宣之
幻冬舎文庫
夢ならではのサバイバル
夢ならではの、非現実的なデスゲームでテンポがいい作品です。3部作なのですが、本作が一番不気味でホラーとして楽しめます。クトゥルフ神話とエルム街の悪夢をミックスした感じで、これらが好きな方には面白いのではないでしょうか?
2投稿日: 2015.10.23
オキテネムル 1
連打一人
漫画アクション
寄生虫ホラー
寄生虫感染者による大量殺人が展開され、結構グロテスクな描写が見られます。 1巻目なので、寄生虫の正体不明。対抗する組織や主人公の能力も謎ですが、 今後を期待できるのではないでしょうか? 画力は安定しますので、108円なら間違えなくお勧めします。 毛色は違いますが、小説天使の囀りやコミックのマンホール等寄生虫物が楽しめた方は、 一読してみては如何でしょうか?
1投稿日: 2015.05.29
今際の国のアリス(1)
麻生羽呂
少年サンデー
デスげーむの快作
趣向の凝らされたげーむは大変面白く、最初はヘタレなだけの主人公が成長していく様もなかなか熱いです。特に1~4巻はテンポ良いので、夢中に読めること請け合いです。近年濫造される、ただ人が死ぬだけのデスゲームとはひと味違うよく練られた作品です。
0投稿日: 2015.04.13
ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件
七尾与史
幻冬舎文庫
過去と現在
今作は、主人公の過去の体験と現在の事件をリンクさせるという新しい試みがされてますが、 結果として、現在の事件が急いだ展開になりすぎたような気がします。 とはいえ、やはり面白いのでシリーズが好きな方にはお勧めします。 なお、扱っている内容が内容だけに、描写は結構グロいです。
1投稿日: 2015.04.11
ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件
七尾与史
幻冬舎文庫
サイコスリラー
前作が本格的なミステリーなのに対して、今作は狂気をテーマにしたサイコスリラー的な感じがします。 話が結構救いがないので、ハッピーエンドを求める方には向かないかもしれません。 なお、今作でレギュラーが揃いますが、新キャラは正に不死身ですね。 個人的に、今作は凄く気に入ってます。
0投稿日: 2015.04.11
