
SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん 5巻
長田悠幸,町田一八
月刊ビッグガンガン
産みの苦しみ
伝説のための産みの苦しみです。 否定され、罵倒され、それでもその先へ手を伸ばし続けます。 そしてメンバーたちも、この曲にふさわしい演奏が出来るように、真摯に音楽と向き合います。 自分に何が出来るのか。 地獄の苦しみの先に待っているのは、向き合ったものだけに与えられる天国でした。 次巻以降の展開が楽しみでしかたありません。
3投稿日: 2015.11.06
かくかくしかじか 5
東村アキコ
ココハナ
そして名作になりました
先生の死。 死は突然に訪れます。 先生の「描け」という言葉がどれほど大きなものを残してくれたか。 東村アキコの思いのたけが綴られ、名作になったと思います。
3投稿日: 2015.06.25
天地明察(8)
冲方丁,槇えびし
アフタヌーン
理想的な映像化
映画化もされましたが、こちらの方が明らかに見事な映像化です。 人物たちも美しく歳をとってきています。 原作すら追いつき追い越すのではないかと思ってしまいます。
1投稿日: 2015.05.25
SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん 3巻
長田悠幸,町田一八
月刊ビッグガンガン
Daydream Believerで泣ける
Daydream Believer :The MonkeesのTHE TIMERSのカバー版。 忌野清志郎が歌うアレ。セブンイレブンのCMでもおなじみ。 これがドンと出てきた時に涙腺崩壊。 そこまでの話の展開も見事。
3投稿日: 2015.05.25
SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん 1巻
長田悠幸,町田一八
月刊ビッグガンガン
本から音が聴こえる
まずは試し読みを! 意外と試し読みが長くて、ガッツリと心を鷲掴みされました。 ヘンなおじさん(ジミヘン)が学園もの?と驚きましたが決めるときには格好いい! 画力と構図がすばらしい! 大音量でジミヘン聴きながら繰り返し読んでしまいました。
1投稿日: 2015.05.25
四月は君の嘘(11)
新川直司
月刊少年マガジン
全巻通して読んでください
どんな感想を書いても言葉は陳腐です。 全て読んで良かったと素直に思います。
8投稿日: 2015.05.15
聲の形(7)
大今良時
週刊少年マガジン
掛け違ったボタンは一度はずさないと元にはもどらない
そして最終巻。 タイトルの「聲」で分かるように聾唖の話ですが、障害の問題ではありません。 人と人のつながりから生まれる、いじめの問題。 過去を償おうとする若者たちを描いています。対照的に教師と父親たちの態度は唾棄すべきものです。 掛け違ったボタンは一度はずさないと元には戻りません。 もう一度ゆっくりと読み直すことにします。
3投稿日: 2014.12.20
四月は君の嘘(3)
新川直司
月刊少年マガジン
ありふれた日常にある幸せ
コンクールに向けて練習する有馬公生の日々を丁寧に描いています。 ピアノをどういうイメージで弾きたい? これまで楽譜に忠実に従う演奏を至上にしていた彼にとっては一番難しいことでした。 悩み自問自答する彼のまわりに、すでにカラフルなイメージがあることを、演奏までに気づけるのでしょうか。
2投稿日: 2014.12.13
四月は君の嘘(2)
新川直司
月刊少年マガジン
覚悟をきめろ
コンクールのはずが、出場した2人にとっては審査を受ける場ではありませんでした。 演奏家が音楽の旅に出掛ける。 再出発のスタートライン。 覚悟をきめろ。 そしてコンクールにもかかわらず、独奏者(ソリスト)と伴奏者の2人は、ソリストとソリストとして聴衆を魅了してしまうのです。
1投稿日: 2014.12.13
四月は君の嘘(1)
新川直司
月刊少年マガジン
丁寧な物語り
巻が進むにつれ、タイトルの意味が重くなってきます。 アニメ化では話の進みが遅いとも言われていますが、原作を読むとどれも外せない丁寧なストーリーであることが分かります。 モノクロのコミックですが、色を感じる作品だと思います。
0投稿日: 2014.12.13
