
クリスマス・イヴ
岡嶋二人
講談社文庫
岡嶋二人によるサスペンス
岡嶋二人にしては珍しく、ミステリではなく完全サスペンス。サスペンスとしては凡作かな、と。主人公の感情の機微についてはこれまでの岡嶋二人作品同様、魅力的に書かれていると感じます。
0投稿日: 2014.09.29
とってもカルディア
岡嶋二人
講談社文庫
登場人物の行動の合理性
発想がはっちゃけている女主人公・土佐美郷には少しついていけないものの、何故犯人、被害者、その他関係者はそのような行動をしたのか、が理解できる意味付けがされており、しっくりする感じ。ただ一つトリックの細かい部分に疑問の残るところがあるのが個人的に残念。
0投稿日: 2014.09.29
解決まではあと6人
岡嶋二人
講談社文庫
オムニバス(?)形式で紡がれる一つの事件の真相
書籍説明にも書いてある通り、各章は(少し物足りないですが)それ単独でも読み物として成立しています。その作りのせいか、「読者への挑戦」は一切無いですし、著者も意識してないでしょうが、私にとっては、章の狭間毎に少し事件の全体像がどんなものなのか推理、妄想してしまう作りでした。
0投稿日: 2014.09.29
どんなに上手に隠れても
岡嶋二人
講談社文庫
(メディア)人のあり方
この本の醍醐味は事件そのものではなく、その裏で動く広告代理店の人の思惑になるのでしょう。スキャンダルがあった時にそれをどう利用するのか、もちろんこれは小説の中のお話なのですが、現実でも似たり寄ったりの事は考えられていたりするんだろうなと思わされた一冊でした。
0投稿日: 2014.06.12
タイトルマッチ
岡嶋二人
講談社文庫
凡作
「この後どうなるんだろう」という展開や話への引き込み方はさすがの一言です。ただ、この本に関しては「ああ、やっぱりそうなったか」という、こちらの予想を裏切らない展開であったため、"岡嶋二人"を楽しむという点では少しマイナス評価になってしまうと思います。
0投稿日: 2014.06.12
焦茶色のパステル 新装版
岡嶋二人
講談社文庫
納得のデビュー作
この本はフーダニットやハウダニットではなくワイダニットに焦点が当てられた本だと思います。主人公周りの人の心情も十分に書きつつ、理論的なトリックを構築している岡嶋二人節は、デビュー作であるこの本にも表れており、十分読み応えがあると思います。 ただ、一点。ただのOLであるはずの友人が優秀すぎて、完全な誘導役であるのが見てとれる点が残念。
0投稿日: 2014.06.12
真夜中の探偵
有栖川有栖
講談社文庫
実世界とは違う日本での少女探偵の話
世界観が突飛。戦争やらもろもろの事情で探偵業が厳しく禁止されている日本において、それでも探偵を目指そうとする少女の出発点。元探偵の父親は主人公が探偵になるのをやめさせようと必死で説得するが、主人公はどうしてもそれを受け入れられない。そんな中、主人公の周りで事件が起こる。探偵が禁止されている日本において、主人公は同事件と向き合い、どのような決断をしていくのか、という話。
0投稿日: 2013.10.02
月光ゲーム
有栖川有栖
創元推理文庫
【学生アリス1作目】アリスは男です
有栖川さんの作品の中でも人間関係、というか主人公の心情などがより多く表現されている学生アリスシリーズの第1作。クローズドサークルの状況で殺人事件が起きて、さてこれ如何に、という王道ミステリ。地の文は標準語だが、会話文、心情は概ね関西弁なので、ただそれだけで読みづらいと思ってしまう人もいるかもしれないので注意。 内容自体はしっかりしていると思います。
7投稿日: 2013.10.02
目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES
森博嗣
講談社文庫
【Gシリーズ7作目】"彼女"の影が濃くなりつつある?
この本、単発で読むとそれほど傑作ともいえないと思った。ミステリとしては単純で人間関係になにかしら進展があるわけではない。SMシリーズ、四季と追って、このGシリーズを読んで、この世界観、その世界(日本)にはびこる"彼女"の影を楽しむ一端として、この部分も重要なんだな、と思う。
0投稿日: 2013.10.02
星の王子さま
サン=テグジュペリ,管啓次郎
角川文庫
言うまでもなく名作
電子書籍であれば、他の本の片隅に星の王子さまを連れて歩ける。ちょっとしたときにその物語、各フレーズを体験できる。
1投稿日: 2013.10.02
