ゆこりんさんのレビュー
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26
このユーザーのレビュー
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あなたのコミュニケーション力を10倍にする本 世界NO.1が教える売れまくりの法則
桑原正守 / ゴマブックス
コミュ力というより
8
タイトルと高レビューが多かったので購入しました。
確かに「なるほど!」と思わせる部分もあります。この値段なら、多少、内容が薄くても仕方がないかな? とも思います。
でもコミュ力をあげるというより、こ…の本はいかにポジティブシンキングで仕事(セールス特化)に立ち向かうか、というような内容でしかないように思います。
もっと他の内容を期待していたので、星三つで。 続きを読む投稿日:2014.05.12
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All You Need Is Kill 1
桜坂洋, 竹内良輔, 安倍吉俊, 小畑健 / 週刊ヤングジャンプ
原作を知らずに読みました。
4
単純に面白かったです!
小畑さんの絵だったから、絵的なクオリティは安定しているだろうなあ、ということで手にとって見たわけですが、ストーリーもよかった。ぐいぐい引き込まれます。2巻完結という短さが全体…のプロットを引きしめている気がします。
近未来の戦争もの。絶滅の危機にひんした人類。
新兵の主人公。そして生から死への無限ループ。
この手の話は長くなりすぎると、大抵、腰砕けになってしまうのですが、この作品はそんなこともなく、一気にラストまでドキドキ感を保ちつつ読ませてきます。映画化されることも頷けるというか、シリーズ2作目、3作目とかも作れる余韻を残しつつ終了しているところがまた憎い。でもきっと2作目以降はクオリティがさがってゆくパターンにもなりそう。。。
ともあれ、読書を通して、ちょっとした娯楽をお望みのかたにはおススメです。 続きを読む投稿日:2014.06.23
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CREA Traveller (2013 Autumn No.35)
文藝春秋 / 文藝春秋
とても良かったのですが。
4
美しいシチリアの写真に癒されました!
ただ、雑誌の内容とは関係ありませんが、10インチ(解像度1920×1200)のタブレットで読んだのですが、文字が読みづらい部分がけっこうありました。自分の目力と…タブレットの機能の問題ですが、サンプルがあれば、どの程度読めないのか事前にわかったので良かったのですが。。。
ともあれ、写真だけ眺めて満足しています。今後もこのシリーズが出たら、買ってゆくかもしれません。 続きを読む投稿日:2014.02.26
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離れたくても離れられない人との距離の取り方
石原加受子 / すばる舎
良かったです。
3
離れたくても離れられない人・・・・社会人になるといますよね~。
自分のこれまでの人間関係の失敗を重ね合わせて読むと、とてもよくそのダメだった原因がわかり、参考になりました。
仲良くなりたくて、相手に…嫌われたくなくて、どんどん心理的な距離が近づいていって、耐えられなくなって、我慢して、我慢して我慢し続けて爆発する。そんなことの繰り返しだった自分には、目からウロコの本でした。
他人との距離のとり方がわからない。他人の言うことを断りきれない、イヤだと言えない、どうしても受け身になってしまう、相手に依存してしまいがち、そんな人におススメだと思います。逆にそういうことをもう知っている人には必要ないかもしれません。対人関係のスキルが低い人向けです。 続きを読む投稿日:2014.06.02
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アルスラーン戦記(1)
荒川弘, 田中芳樹 / 別冊少年マガジン
懐かしさと新しさが同居
2
アルスラーン戦記! 懐かしいです。
大好きで、新刊が出るのを待ち続けながら昔読んでいました。それがいつしか読まなくなって(と言うか、新刊の発行ペースが遅すぎました……)十数年が過ぎたような。
昔のワ…クワク感が荒川弘さんの絵でよみがえりました。
原作の細かいところなどけっこう忘れている部分があるので、荒川版アルスラーン戦記として楽しみたいと思っています。
荒川さんなら間違いない、という安心感もあります。
冒頭部分。とても迫力がありました。アルスラーンの冒険はまだはじまったばかりだけど、今後、どんな成長を見せてくれるのか楽しみです。あと脇をかためるあのキャラたちとも早く会いたいです。 続きを読む投稿日:2014.05.12
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グイン・サーガ131 パロの暗黒
五代ゆう, 天狼プロダクション / ハヤカワ文庫JA
ついに読みました。
1
グインサーガは30年来のファンで、青春時代からずーと人生をともにしてきた大切な小説です。
栗本さん逝去の後、グイン本編の続刊が出たことを知りつつも、気持ちのふんぎりがつかず、ずっと手を出せずにいました…。
まずはグインサーガが続いてくれたことに感謝です。
未完で終わるよりは、どんな形であれ、完結して欲しい。
またグインサーガを引き継いだ二人の作家さんのプレッシャーも凄まじいものだと思います。
でもどうしてもこれはグインとは似て非なるものだなあ、という感覚がしました。
一生懸命楽しもうとしても楽しめない。
いきなりこの展開ですか? という怒涛の展開・・・・
栗本さん流のグインを期待していたわけではありませんが、キャラの内面や喋り方、行動、プロットの運び方などあまりに違うのでは? と何度も思いました。最後のほうは小説を味わうというより、先を知りたいのでプロットだけを追うといった読み方になってしまいました。
まあ、こういう昔からのファンがいるから、いっそうグインの続編は作家さんにとっては書きにくいだろうとは思うのですが(^^;; 切ないですが、二次創作だと割り切って、もう少しこのシリーズを読み続けてみようと思います。 続きを読む投稿日:2015.06.16