
オキテネムル 1
連打一人
漫画アクション
9巻完結まで読みました。結果お勧めではありません。
終盤はとってつけたかのような危機でまとめてます。 伏線とか基本無い、話の流れがその場しのぎといったところです。 そもそもオキテネムルという名称も意味が結局不明でした。 正直買ってよかったと思えません。 意外に受けて続刊になったので急遽拡張したいびつさが見えるお話でした。 キリン男の意味とか何にもないですよ。
0投稿日: 2019.02.25
【合本版】鋼殻のレギオス コンプリートBOX 全31巻
雨木シュウスケ,深遊
富士見ファンタジア文庫
3巻位で読むのを止めると名作?
終盤はとても酷いので読んではいけません。 作者が主人公をとても嫌っているという世にも珍しい状態でお話が続いていきます。 主人公を軽んじている周囲も同じように作者によって力を与えられているだけなのにとても偉そうで嗤えてしまえるのです。
0投稿日: 2019.02.12
神統記(テオゴニア)(コミック)1
青山俊介,谷舞司,河野紘一郎
PASH! コミックス
色々惜しい!
辺境での亜人達とのまさに生存をかけた競争している村で生まれ育った少年が、死にかけたショックで思い出した前世の記憶の一部などを元に工夫して強くなるお話。 ではありません。 完全には思い出せない記憶の欠片は強化のきっかけにはなりますが、それよりも土地神を宿した加護持ち達は圧倒的に主人公よりも強く、多少の工夫などほぼ無意味とかなり毛色が違うものです。 ところが例によって死にかけた事によって偶然に強力な土地神を宿し強くなっていく事になり、運命が動いていきます。 コミック版は村の全体図、建物の様子など非常に上手くかけており、戦闘で無慈悲に死んでいく村人、壊滅する村なども表現できています。 第一巻は世界観の基本的な説明な為か微妙に盛り上がりに欠けてしまっているのが惜しいところです。
0投稿日: 2018.12.20
われらはレギオン1 AI探査機集合体
デニス・E・テイラー,金子浩
ハヤカワ文庫SF
重くなり過ぎないで読みやすい
主人公ボブはデジタルデータとして蘇り、古典的ともいえる、自己とは何かを提示しつつも、直接には答えずにバリエーションとして表現されるボブたちが、作者なりの答えなのでしょう。 数ms前までは同一の存在だったのに、あっという間に違いを獲得して個としての独自性を見せる。 その独自性ゆえに更なる冒険へ、研究開発、人類への良心の発露等様々に役割を果たしていきながら、この宇宙を探索していくというのがこの小説です。 私はさほどスタートレックを好んでないので分りづらいところもあったりしますが、とても楽しく読めました。 続刊を心待ちにしています。
0投稿日: 2018.05.19
