あなたはペット探偵という職業があるそうだ。 私は最初、表紙買いというか、タイトルを見て、軽い気持ちで読んだのだが、中身は真面目な職業紹介本です。 自分の視野を広げるためにたまに全く違った仕事の本を読みますが、ひさしぶりに良い刺激をもらいました。 ペット探偵という仕事は、半分以上が猫だそうで、なぜかはぜひ本書を読んでほしいのですが、その捜索方法がまた素晴らしい。飼い主からのヒアリングを徹底的に行い、ペットのプロファイリングをし、地形や範囲の特定、ペットの性格から割り出す行動予測、しかし、最後には直感を信じて粘り強い捜索。軽い気持ちで読み始めた私の期待は良い意味で、見事に裏切られました。 仕事というのは、創意工夫の余地があるからこそ面白いはず。 この本は大変ながらも、結果を出せば最終的に依頼主から喜ばれる、という凄く当たり前のことだけど、大切な家族を取り戻すというミッションを生成粛々とこなすペット探偵の姿が記されています。 仕事がマンネリ化してきたと感じてる方、視野を広げたい方におすすめです。

作者は、絶大な人気を誇り、その作品は、万城目ワールドと言わしめるほど。 いわゆる荒唐無稽な展開ながらも、史実にぴったりと合わせてくる、そして、ラストまでにしっかり伏線を回収してくる展開は、本作でも生きている。漫画で言うと、高橋留美子さんの「うる星やつら」のような感じ。 内容は、主人公が、ある地域のドタバタに巻き込まれて、そしてしっかり成長するというストーリー。読後には爽やかささえ感じる。 面白さや垢抜けたワクワクを期待する人には凄く刺さる。 そんな本作を、偉大なるあなたに捧げたい。しゅららぼーん。

人気モデル岡本玲さんの健康美があふれる写真集です。 電子書籍の写真集はズームが出来たり、こっそり買えたりと、独自のメリットがあります。その中で、もし何か買ってみたい、という方なら、まずは岡本玲さんの「TRANS.」がオススメです。 今をときめく人気モデルの岡本玲さん。人気モデルでありながら、強い日差しの下で健康美を晒してくれてます。過酷な撮影を嫌がる方もいる中、岡本さんのそのガッツと肢体に癒やされることでしょう。 そして、今をときめく「モデル」さんが水着を大胆披露しているという奇跡。グラドルさんなら別ですが、モデルさんがここまで肌を露出するのは、あまりないかと思います。そういう意味では、奇跡の1冊。 そして、各ストアでもレビューは低くなく継続して高得点をマーク、かつ、高い方のほうが売れているというファンも納得の内容。 撮影は、イケメン俳優を多数撮られている女性カメラマンの宮坂浩見さんです。女性ならではの視点で、今の岡本さんの綺麗に切り出してます。女性視点ならではのコーディネートや構図もとっても新鮮です。 始めての方であれば、、LIGHT版だけ収録のカットもあり、通常版から選りすぐりのカットで構成された（たんなる餌としての廉価版ではありません）LIGHT版、ホント、オススメです。

相変わらずの安定感で、安心して読めます。 先生のボケや敵、ほろりとさせる展開と、非常にバランスが良いです。このあたりになってきますと、中だるみなどするものですが、まだまだ行きますね、凄いです。 さて、内容は野球対決が決着がつき、次に新しい先生の着任でE組にピンチが訪れるエピソードを含んでいます。 しかし、私の世代には、中表紙のカットが、ズバリささっちゃいました。待受とかに出来ないのかな。 というわけで、6巻も待ち遠しい。

いわゆるライトノベルとよばれるジャンルの小説です。 ファンタジーなどに慣れていない方でも、安心して下さい。舞台は普通の高校、登場人物も少なめで、かつキャラもかなりしっかりと立っているので、於いていかれることはありません。 主人公は、マゾ体質をもつ青年ですが、その友人にもある秘密があり、また、その体質を改善すべく向かった部活がまたヒトクセあって。ただ、最後にはしっかりほろりとさせます。 定番のストーリーながらも、テンポや、中だるみしない構成、文字の選び方、などとても才能のある方です。シリーズ累計100万部も頷けます。 ただ、残念なのは作者は既に他界していて、12巻で絶筆となってます。 TVアニメにもなるほどの人気を誇るこの作品、先入観抜きにぜひ読んで見て下さい。ラノベの印象が変わることと思います。

昨年末に発売されていらい、多くのストアのランキング上位に出続けている人気タイトルです。 モデル出身の鈴木ちなみさんは、めざましテレビなどのキャスターを務め、人気急上昇中です。そんな今をときめくモデルさんが、おしげもなく手ぶらや洋服ブラを披露している奇跡の1冊。 ストアによって写真集のファイル形式は変わるので、私は複数のストアで買ったほとです。 写真は多くのアイドル写真集を手がける 唐木貴央。元気いっぱいのちなみさんと、憂いのある表情のちなみさん、そしてモデルとしてのちなみさん、様々な瞬間をバラエティ豊かに切り取っています。 男性、女性、青年、中高年、全ての方に響く資質、それを旬な瞬間に惜しげも無く披露した奇跡、そして、それを極限まで拡張した写真家の演出。まさに私達を癒してくれる「キセキの写真集」です。女性にも受け入れれる健康美で、いわゆる厭らしさはありません。 おそらく、今後数年はこの写真集を越えるものは出ないと思います。唯一対抗馬としては、岡本玲さんの「TRANS.」ですが、スタイルなどが好みが分かれそうです。 ぜひ、ちなみさんのたぐいまれなる健康美を、この瞬間に、端末に密やかに納めて下さい。きっと端末が今後あなたの癒やしの空間になることでしょう。 電子書籍に関わる方すべてに持って置いて欲しい一冊です。

茨木のり子さんは教科書にも出てくる有名詩人です。その茨木さんが、厳選した詩を解説してくれます。 選ばれた詩はどれもわかりやすくしみ入りやすいものばかり。しかし、バラエティに富んだ厳選で詩のフルコースを頂いているよう。どこから読んでも良いでしょう、通勤やちょっとしたスキマ時間に心を豊かに出来る、そして何度でも読み返したくなるそんな名著です。 かさ張らない電子書籍だからこそ常に持ち歩きたい本の1つとしてお薦め出来ます。

白熱です。なんと、黄瀬を欠いた海常も誠凛を圧倒します。この２チームの戦いはどうしても、火神と黄瀬の戦いに注目が集まりますが、いやいやどうして。 ゲームの中盤から終盤を圧倒いうまに読んでしまうスピード感とブレイク。相変わらずテンポ良くて安定してますね。

個人事業主や5～6人までの企業には物凄く刺さるんじゃないかな。 ポイントはとにかく発明と特許とピンポイント営業。戦略的には選択と集中をやってます。 個人的には、発明や特許が大事というのはわかってましたが、営業を狙い撃ちする、っていう発想はなるほどでした。そして、その営業を弟さんがやっていたというのも納得。 実はそういう信頼出来るパートナーが重要という話。会社を大きくするときには、実はそういうパートナー探しが一番むずかしいというところかもしれません。 ただ、自慢っぽくなってないのは、とにかく著者の思考がシンプルで痛快なこと。 読みやすいのですぐ読了してしまうかもしれませんが、オススメですよ。確実に元気もらえます。

タイトルの通りです。小説なれしていない人でも気軽に読めるのではないでしょうか。短篇集のような形で話も短めなものが多いところも良いかと。イマドキの小説を読みたい方にオススメ。