ヘタな引き延ばしが無い上に、複雑な設定も簡潔に説明されていて分かり易かった。 惜しむらくは、生き残った人たちとの交流がほぼ省略されている事。 さて、次巻決着はどうつけるのか？賛否両論のあのラストに対して、漫画版は新しい平行世界が分岐するのか否か？楽しみだ。

エジプト神話の基本と他の神話との相違点や、エジプト独特の気象などによる神話背景が学べて、期待以上の入門書でした。 ヒエログリフの入門講座とちょっとした豆知識も好印象。 その他の四大文明や南北アメリカ大陸の神話などなどを、今後のシリーズラインナップに是非お願いしたいです。

ヴァルキリーだけでなく、その原典である北欧神話についても分かる入門書。 マンガやゲームでよく目にする言葉のルーツを知ることが出来き、個人的にはユグドラシルの９つの世界ツアーが面白かったです。 あと、評価が星４なのは、個人的に辞書・辞典的な使い方をするには現状の電子書籍は向いていないと思うためです。 そういった使い方を希望の方は、紙媒体の方がいいと思いますよ。

夜空に浮かぶ星座や数々のマンガ･アニメ･ゲームの大元、ともいえるギリシャ神話の女神様たちを中心とした入門書。 まとめ買いセールを機に購入したのですが、さすがに昔「聖闘士星矢」「美少女戦士セーラームーン」などを通して、ある程度既に知っている神話や女神様が多数でしたが、自分にとっては良い復習になりました。 ローマ神話との関係性にも言及されいたり、意外な物や事の語源も知ることが出来て、なかなか面白かったです。 にしても、ほんとギリシャ神話の神々ってロクでもないのが多いな。英雄や人間も五十歩百歩って感じだけれど。「聖闘士星矢」の初期、というか、女神の自覚がない幼女時代の沙織さんがあの性格なのも、原典の戦神アテナを知ると納得できてしまう。 あと、評価が星４なのは、個人的に辞書・辞典的な使い方をするには現状の電子書籍は向いていないと思うためです。 そういった使い方を希望の方は、紙媒体の方がいいと思いますよ。

真・女神転生やペルソナ、Fateシリーズなど、ゲームなどによく登場する女神や英雄たちの神話を知りたくて、まとめ買いセールを機に購入。 結果、大まかな神話の粗筋や、初耳だけど馴染みある女神様たちを知ることが出来きて、買った甲斐のある入門書でした。 あと、解説に、「ゼルダの伝説」や「セーラームーンSuperS」のタイトルが挙がっていたことには、懐が広いなぁ、と感心しました。 ・・・と思って書いたら、本の紹介文にも「Fate/stay night」が載ってるし。 あと、評価が星４なのは、個人的に辞書・辞典的な使い方をするには現状の電子書籍は向いていないと思うためです。 そういった使い方を希望の方は、紙媒体の方がいいと思いますよ。

「キノ達が登場しない、掌編集」といった感じ。 それでも、絵本のような雰囲気のイラストと色々自分を省みる機会を与えてくれる文章、が素晴らしいの一言。 注意点を一つ。感想で絵本のような、と書いたように出来れば見開きカラーで読まれる事をお奨めします。

こちらは劇場版を見た後の購読をお勧めします。 映像という媒体と尺の関係で難解になってしまった事柄を、岡部や紅莉栖の心理描写を交え解き明かしているのは、小説と言うメディアならではの利点だと思います。自分も劇場版を観てからこれを読んで、分かり難かった点や疑問点がかなり解消されました。今度BD版を見る時はより深く楽しめそうです。 あと、この本を手に取ると言う事はおそらくアニメ版は視聴済みの方が殆どだと思いますが、原作ゲームもプレイしてから読むとより一層楽しめるので、是非。 ただ、上巻もだったのですが、ルビが文字化けしている箇所が幾つかありました。電子化のデータが悪いのか、自分の端末が悪いのか判断が付きませんが、そのため評価の星を一つ減点しています。

「劇場版」とありますが、上巻はアニメ版ラストのその後から未放映話を含めて劇場版までのお話となっています。 それでも、シュタインズゲート世界線のその後が書かれたものはあまりないので、興味深く読めました。 それに加え、劇場版の事件の兆候も岡部や紅莉栖の心情を交えて描かれているので、映像を見る前の予習としては最適だと思います。