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灼熱カバディ(6)
武蔵野創 / 裏少年サンデー
オマケ漫画の全力感
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本編(合宿の練習試合一戦目の後半と二戦目終了まで)+オマケ漫画(アイスを賭けた鬼ごっこ全力)の内容。
本編、主役は畦道、王城…と宵越の影が薄い。それぞれの、登場人物達が身につけた技術、努力を練習試合…で隠さず、惜しまずに発揮する。ストーリー的には進んでいませんが、グダグダ長すぎず良かったです。次回は練習試合の最終戦だそうです。
オマケ漫画、合宿で頑張る生徒達に、ご褒美のアイスを買って来ようとした顧問の先生達。しかし、安月給だから気を利かせて人数の半分のみアイスを買うように進言する…確して鬼サイドVS逃走者サイドに別れてアイスを賭けた鬼ごっこが始まった。鬼サイドには井浦副部長&王城部長がいる時点で…まともな鬼ごっこになるわけが無い。かなり笑える展開でした。
続きを読む投稿日:2017.10.15
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ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS- 2
古橋秀之, 別天荒人, 堀越耕平 / 少年ジャンプ+
飯田の兄のインゲニウムと、本編にも出ている"あの人"が…
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1巻に引き続き、個性と理性を暴走させる危険薬物トリガー使用者の退治していく、一話完結物。一巻より内容が面白く、特に人が落ちないように対策を立てる福利厚生に厚いヤーさん達がツボにハマる。基本一話完結なの…に味のある濃いキャラがでましたね。
蜂使いが薬をばらまく中、自警団(ヴィジランテ)を無許可でやっているコーイチ、コーイチの師匠のナックル、自称アイドルのポップ(羽根山)の三人が活躍する中、インゲニウムとコーイチがジョギング中に出会い、コーイチの個性の使い方をインゲニウムからアドバイスされる。
そして、後半にはあの人も登場し…彼は物騒極まりない中二病なのか…?
な、展開ですね。
基本、1話完結物なので、サクサク読みやすい。デカイ奴を倒すことが好きな師匠の生き生きとした笑顔がいろいろ怖い。 続きを読む投稿日:2017.09.14
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僕のヒーローアカデミア すまっしゅ!! 4
根田啓史, 堀越耕平 / 少年ジャンプ+
シモネタ控えめ&ネタ盛りだくさん
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四巻まで読んできましたか、今までの巻で一番面白い内容だったかもしれない。どうやら次回で最終巻のようです。
特にヴィランサイドが自由で笑ってしまった。
ヴィランの英雄体験入学、ヴィランの豆撒き、ヴィ…ランの七夕(病星と病姫)、おまけ漫画。ヒーロー側は轟の誕生日、授業参観、ヒーローショー(第2段)、寮の母選手権、Mt.レディの雪山など。
最終巻がどうなるのか楽しみです。 続きを読む投稿日:2017.09.08
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僕のヒーローアカデミア 15
堀越耕平 / 週刊少年ジャンプ
たぶん次がいろいろ盛り上がりそう
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ヒーローとは、どう行動すれば良かったのかとヒーローを目指す子供たちが悩む巻。
いっぱいいっぱいの緑谷がオールマイトに苛立ちをぶつける様に、聞きかかったことを聞く。
治崎(オーバーホール)とその娘(…実子か誘拐してきたのか不明の)エリと鉢合わせしてしまった緑谷とミリオは、その娘を助けることを誓う。
また他の学生達の職場体験先でもきな臭い動きがあり…、ヴィラン連合の死柄木弔も動き始めた巻ですね。
次回から盛り上がりそうな感じでしたので、この巻はストーリーの面白さ的にはまぁまぁ。どんどんアメコミ風の雰囲気が減って、今時の漫画らしくなってきてるんだけど、今回に至ってはアメコミ風が全くなかったような…?
1話1話の話の長さも少なくなってきて、いきなり暗転(黒塗りのページ)が出て来るようになったので集中力が途切れてしまう。
でも、まぁ、次回楽しみにしてます。 続きを読む投稿日:2017.09.04
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ワンパンマン 14
ONE, 村田雄介 / となりのヤングジャンプ
最近はイマイチだったけど、この巻は久々に面白かった
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この巻の主役はスイリューと、表紙のヒーロー二人ですね。
複数の怪人を単独で相手にするスイリュー。確かに強い彼だが、怪人相手の戦闘は初めてで、ジェノスを倒した怪人ゴウケツにどんどん追い詰められ、ついに…ピンチに陥った。その時、スイリューの前に現れたのは…。
な、感じですね。スイリューの心理描写、三人での共闘、そして、ピンチに遅れて現れたサイタマ。サイタマとスイリューのやり取りが面白い。
次の巻はサイタマの怪人退治か、それともいったん休憩か。
素直になったスイリューがヒーローになる日が楽しみだ。 続きを読む投稿日:2017.09.04
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魔法使いの弟子たち(上下合本)
井上夢人 / 講談社文庫
危険なウイルスの大流行のきっかけを作り生き残ってしまったら?
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婚約者の木幡が脳の治療の為のウィルスを開発している落合めぐみは、婚約者と共にある老人の見舞いで病院へ来ていたが、突然怒り出した婚約者に病院から追い出され、家族が待つ自宅へと帰ってしまった。病院では、突…然倒れた婚約者から致死率がぼぼ100%のウィルスが病院内へ広がり、バイオハザード。速やかな封鎖がなされたが、そうとは知らずに帰ってしまった落合めぐみからウィルスが静かに街へ広がってしまった。
この作品の主人公は週刊誌の記者の仲屋京介は病院の取材で、婚約者と連絡を取ろうとしている落合めぐみと出会い、そして…。仲屋京介は落合めぐみが罹患していることに気づいて冷静な対応をしたが…。
奇跡的に生き残ってしまった三人(仲屋京介、落合めぐみ、興津)は、広げてしまった事を悔やみ、何故生き残ってしまったのかと悩む。そして、危険なウィルス(ドラゴンウィルス)の竜脳炎の後遺症で、ある常識はずれの力へ目覚めてしまう話。
感想としては、なかなか面白かった。三人がどうなっていくのか気になり、どんどん先を読みたくなった。誤字も少々あったが、展開が面白かったのでそんなに気にならない。
時に主人公には好感が持てた。仲屋は感情を表に出すのが苦手で、努めて冷静(緊張&不安で冷静になる)、団体行動が苦手な性格なのだが、少しずついい方へ変化したようです。
内容はトンデモ系のSFなんで、突拍子のない、トンデモ系が平気な人向け。後半が少々失速気味(内容も込み入っている)ので、後半とラストで賛否両論だろうなとは思う。 続きを読む投稿日:2017.08.21