もみじ山さんのレビュー
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将棋世界 付録 (2014年9月号)
マイナビ出版 / マイナビ出版
端攻めのイメージが変わります
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プロの端攻め? 端攻めって将棋を習い始めによくやった手のような。つまり端攻めは素人ぽい感じがする。
それが、端攻めの私の印象。
しかし、しかしだな。端攻めは決してそんなことではない。飛車の上に香車を…置いて、足りなければ更に香車を…、では決してない、ということがよくわかりました。(すみません、あまりにもレベルが低くて)
手数が長い問題が多いので、最初は全然解けません。でも、「手順を観賞するだけでも」という初めのアドバイスに従い手順の観賞に徹することに。自分の力では解けないが、プロの発想の仕方がなんとなくわかってきて。手数が多いのは、何もないところから、手を作ることなのだと。
解答にいろいろなパターンがあって、それを読むだけで理解するのは、はじめはやや大変。
でも、プロの実践からの問題なので、そのまま利用できそうで、いいのでは。
続きを読む投稿日:2016.03.22
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江戸の豪商に学ぶブランドマーケティング 紀伊国屋文左衛門・驚きの経営戦略
童門冬二 / 10分間歴史ダイジェストシリーズ
気晴らしにどうぞ
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1 気軽に、読めます。
2 ねえ、ねえ、知ってる?江戸の豪商紀伊国屋文左衛門ってさあ。材木商人だったのに、ミカンに手を出したんだって。それはね。と話のネタになります。
3 どうやってミカンを売ったの?…それを言っちゃ、この本はもう読まなくてもよくなっちゃうので言えません。
4 紀伊国屋文左衛門が「故郷思い」なのかどうか、読んだ人が考えてください。
5 えっ、いったい何が始まるんだい。私にも教えてくれよ。と気になるような、派手な宣伝をして、売り込みをしているが……。意味が分からない。それがまたいいのかも。
と、なんか紹介にもならない、参考にもならないことを並べて、申し訳ない。
1~5が気になったら、気晴らしにどうぞ。 個人的には、4が気になっていますが。
続きを読む投稿日:2016.03.23
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将棋世界 付録 (2015年2月号)
マイナビ出版 / マイナビ出版
ポイントはクイズ形式で
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向かい飛車の初手から中盤まで
いくつかのパターンに枝分かれしながら見ていきます。
クイズ形式でポイントを押さえていくやり方はよくある形式ながら、
重要な部分がポイントになっているし、
初歩的な事もクイ…ズになっているので、初心者にもわかりやすいです。
長い手順になっているものもあるので
実際に将棋盤で駒を動かしながら、見ていくのもいいと思います。
続きを読む投稿日:2016.05.08
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危ういROEブーム
広木隆, 伊藤邦雄, 大川智宏, 中神康議, 北野一, 週刊エコノミスト編集部 / 毎日新聞出版
稼がねばならぬ、いや、稼ぐだけでなく、それが問題だ
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ROE とは自己資本利益率の略のこと。投資された金に対して利益をどれだけ挙げているのかを測る。確かに、効率の良い利益を上げることは、企業にとっても、投資家にとっても良いことであろう。特に、日本の企業は…技術力があるにもかかわらず、米国などと比べてROEが低いとなれば、気になる指数である。
企業体質が弱くても多く稼ぐ企業であれば、ROEが高くなるのだからあくまでも1つの指数にすぎないけれど、有効な投資目安の1つでもあるので、じっくり学びたいところだ。
日本の具体的な企業名を挙げつつ、ROEと企業の状態をみていくのはなかなか面白い。
また、ROE重視に賛成、反対の2つの意見が紹介されていることはいいことだと思う。
続きを読む投稿日:2016.07.03
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将棋世界 付録 (2016年4月号)
マイナビ出版 / マイナビ出版
対局相手には読まれたくない
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囲いの攻め方、防御の仕方はかなり研究されている。
この本で取り上げられた、よくある「美濃囲い」「銀冠」「矢倉」「穴熊」も当然、研究され、裸も同然。(囲いなのに、裸?)対局相手には、知られたくないような…手もある。
だったら、「囲む」意味があるのかといえば、それはある。持ち駒によって、微妙に攻め方、防御の仕方が違う。受け方によっては、時間を稼げる。時間を稼ぐ間に相手を攻めることができ、その攻防が面白くなるだろう。プロの将棋も高いレベルで観戦できるかも。
読む方のレベルにもよるが、何通りかの手筋があるので読むだけで納得できない時は、やはり手元に将棋盤があった方がよいと思う。
続きを読む投稿日:2016.07.31