guusanさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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know
野崎まど / ハヤカワ文庫JA
サイエンスぽいファンタジーだと思った
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最初は面白そうなサイエンス・フィクションだと思いワクワクしながら読み進みました。しかし、連レルと知ルがダンスを踊りながら銃撃を避けるシーンを読んで、ガッカリしてしまいました。スポーツをしている人なら、…分かってもらえると思いますが、自分の体は思うほど動かないという事。予測できて知ってるだけでは、体を動かす事はできない。しかも量子葉を持っている知ルだけでなく、通常の電子葉しか持っていないレルまで踊りながら銃撃を避けている。いくらなんでも無理があると思った。これはサイエンスぽいファンタジーだと思った。最初からファンタジーのつもりで読んでいたら気にならなかったと思うけど、サイエンス・フィクションだと期待していたので・・・ 続きを読む
投稿日:2024.03.02
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たくまし令嬢はへこたれない!4~妹に聖女の座を奪われたけど、騎士団でメイドとして働いています~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
華宮ルキ, 春が野かおる / Celicaノベルス
今回は笑えるところ無かった
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私の好みは、笑える、癒される、カッコ良い、話です。それからすると今回の話は、私の好みとは少々違ってました。そういう点から星3つにしました。1巻の頃は『セイディは世間一般と少しずれているのではないだろう…か。〈中略〉天然なのか、バカなのか。はっきりとしてほしい。』なんてセリフがあって笑えたのだけど・・・。 続きを読む
投稿日:2024.02.04
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ティアムーン帝国物語15~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
餅月望, Gilse / TOブックス
ミーアは大人物!?
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今回の物語は、大きく2つに分かれていました。1つ目は、クラウジウス領を調査(遊びに)行く話。この話ではパティに焦点が当たってます。2つ目はパティの弟ハンネスを探す為、ガヌドス港湾国の協力を取り付けよう…とする話。ここではガヌドス港湾国王の娘オウラニアに焦点が当たってます。
この1つ目の話から2つ目の話に移る途中にこんな文章があります。
『誰もがミーア・ルーナ・ティアムーンのようであれるはずがない。やってきた波の、その行き先がどこであるかなど、まるで気にせず、ひょーいっと飛び乗れるほど蛮勇に富んでいるわけではない。つまり、要するに、ミーア・ルーナ・ティアムーンは常人離れした器の持ち主なのだ!』
思わず納得してしまった。そうかミーアは大人物なのだ。天然ボケのキャラじゃないんだ。
ハッ!!として気づいた。危ない、危ない、私までルードヴィヒのメガネのように曇ってしまうところだった。 続きを読む投稿日:2024.02.04
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ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.23
聴猫芝居, Hisasi / 電撃文庫
少し寂しいけど、楽しかった。
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面白かった。最後にアレイキャツ大暴れでしたね。結局、LAで知り合った人々との繋がりが楽しかったんですね。バッツや黒の魔法使いや猫姫親衛隊の人々、多くは語られなかったお掃除組合の人々。みんなとワイワイガ…ヤガヤとイベントに挑戦するのが楽しかった。でも終わってしまった。少し寂しいけど、仕方がないね。 続きを読む
投稿日:2024.01.22
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この素晴らしい世界に祝福を! よりみち3回目!
暁なつめ, 三嶋くろね / 角川スニーカー文庫
カズマ達、やっぱりwww
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カズマ達の日常が短編集になった。笑えました。最初は、めぐみんがデモンリングという指輪を付けた為に起こる騒動。ダクネスが神器を求めて、悪い貴族をやっつける話。ちょっと読むとダクネスが正議を行なって見える…けれど・・・。3つ目はバニルとウィズが戦う話。赤字店主ウィズが、お金を工面するためにダンジョン攻略に向かうのだけど・・・www。やっぱり、そうなっちゃうんですね。4つ目はカズマの日記。まさしく日常の話。だけどwww。5つ目は、カズマが過去に戻ってやり直したら・・・。やっぱり、そうでなくちゃwww。 続きを読む
投稿日:2024.01.08
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第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話
中川右介 / 幻冬舎新書
もう一度、第九を聞こうと思った。
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この本を読んで第九が、いろいろな場面で演奏されていたことを知った。追悼の為だったり、国威高揚の為だったり、鎮魂の為だったり、勝利を願う為だったり、年越しの為だったり、権力者の為だったり、労働者の為だっ…たり・・・。とにかく特別な曲だということはわかった。でも、その正体はよくわからない。名曲なのか、ただ長いだけの奇妙な曲なのか、それさえ、はっきりしない。そして合唱の歌詞もよくわからない。この本は歌詞に「人はみな兄弟」という言葉があることしか書いてなかったので、ネットで歌詩の日本語訳を調べた。日本語訳を読んだけれど、意味不明だった。背景となる文化とか習慣を知らない為なのか、ベートーヴェンの特別な意図を理解できない為なのか。できるのは、もう一度、第9を聞くことだけだと思った。 続きを読む
投稿日:2024.01.06