タカスさんのレビュー
参考にされた数
77
このユーザーのレビュー
-
PK
伊坂幸太郎 / 講談社文庫
読み返してみたくなる一冊
1
3つの短編からなる一冊。初めは「短編集かぁ」と思いながら読んでいたが、『超人』で繋がりが出てきてテンションが上がった。ただ単純な連作短編ではなく、時間軸が複雑に絡んでいて、読了時に完璧には全体像を理解…できなかった。後書きの解説を読んでスッキリ。また読み返してみたくなる一冊でした。 続きを読む
投稿日:2016.05.23
-
変身
カフカ, 川崎芳隆 / グーテンベルク21
-
向日葵の咲かない夏
道尾秀介 / 新潮文庫
新しいジャンル?!
1
あるレビューで今年読んだ本で1位、そしてホラーミステリーとの評判から購入。確かに描写がホラー仕立てのミステリーで、読む手が進んですぐに読み終えてしまった。生まれ変わりがあるファンタジー的な要素も含んだ…新しい作品かと思ったが、終盤ミカの正体に気付き、何処までが本当の事なのか知りたい衝動で最後は早足で読了。評判通りのホラーミステリー、いやこれは「狂気」ホラーミステリーだ。 続きを読む
投稿日:2016.05.23
-
世界から猫が消えたなら
川村元気 / マガジンハウス
どうもノリが・・・
1
前から題名とステキな表紙が気になっており、文庫化を機に購入。読みやすいのですが、読み始めから軽いノリがどうも主題と合わないと感じ、また短慮さと既視感ある文章表現が最後まで気になりました。ただ、母親の回…想部分は自分の経験ともダブり心動かされました。 続きを読む
投稿日:2015.07.15
-
εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε
森博嗣 / 講談社文庫
-
パレード
吉田修一 / 幻冬舎
最後まで読んで!
1
だらだらと続いていく5人の共同生活。未来の章以外は結構退屈だと思っていたが、最後で落とされた。こんなことがリアルにありえそうと思えるところが怖い。ただちょっと最後に至るまでのボリュームがありすぎかな。
投稿日:2013.09.27