
最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント
岸良裕司
中経出版
プロジェクトをいかに管理するか
プロジェクト管理手法であるクリティカルチェーンを、極めて平易に解説したものです。 提唱者であるゴールドラット氏の著作「クリティカルチェーン」は小説形式であるため、これを読んだだけではなかなか実務として活用するのは難しいのですが、それを噛み砕いて解説されていますので、読者のレベルを選びません。とても実践向きと思います。 「クリティカルチェーン」を読んでいなくても、この本だけで完結した内容ですので、仕事をうまく管理するための一助として是非読んでみて下さい。
7投稿日: 2013.11.08
道をひらく
松下幸之助
PHP研究所
随想録
いわゆるビジネス書というのではなくて、一般の人でも読める倫理の本です。偉人と呼ばれる人が偉人と呼ばれる所以を垣間見ることができます。
0投稿日: 2013.11.02![マネジメント基本と原則[エッセンシャル版]](https://ebookstore.sony.jp/photo/LT00000686/LT000006866000284628_LARGE.jpg)
マネジメント基本と原則[エッセンシャル版]
P・F・ドラッカー,上田惇生
ダイヤモンド社
エッセンシャル版
マネジメントとありますが、いわゆるマネージャー、管理職だけではなくて、組織の中で働き、それを少しでも良くしていきたいと考える方は、一度手にしてみてください。 この他、同じくダイヤモンド社から出ている、はじめて読むドラッカーシリーズもオススメです。よほどのドラッカー研究者でない限り、当書籍含めてこれらエッセンスを読んだだけでも、マインドがレベルアップするのではないでしょうか。
0投稿日: 2013.11.02
ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門
早稲田大学ビジネススクール
日経BP
経営を専門外とする方に超オススメ
昨今のビジネス環境では、プロジェクトチームによる関係者との連携した仕事を進める機会が多くなり、自分の専門外の領域まで幅広い知識が求められています。 チーム全員参加でそれぞれのメンバーが自律して行動し、大きなアウトプットを出す。そのために、ここにあるようなフレームワークを参考にしながらチームを引っ張っていく。 経営を専門とする方には初歩的過ぎるかと思いますが、専門外でエッセンスだけ借用したい場合にはこの本は最適です。
0投稿日: 2013.10.21
第三の時効
横山秀夫
集英社文庫
渋い、熱い、男の世界
この短編集は本当に面白い。事件そのものの展開と、登場する刑事同士のぶつかり合いと。ストイックです。 昨今流行のお茶らけたミステリー小説に飽き飽きしたら、横山さんを読んでお口直しを。特にこの作品は短編の中に渋さ熱さと臨場感が詰まっているのでオススメ。
0投稿日: 2013.10.21
エリヤフ・ゴールドラット 何が、会社の目的を妨げるのか
ラミ・ゴールドラット,岸良裕司,ダイヤモンド社
ダイヤモンド社
ゴールドラット氏著作の副読本 アタマの整理に
ゴールドラット氏の『The Goal』をはじめとする一連の著作は小説形式であり、とても面白く、TOCを身につけられた気にさせてくれます。しかし一方で、流し読みしてしまってポイントを見逃してしまうこともあります。 そこでこの本ですが。インタビューや小説の解説を一冊に集めたものです。 シリーズを多く読んでこられた方には理解を深める参考書として、また初心者の方には事前に全体概要を把握しておく用途として活用できるかと思います。 この一冊でというよりも、他の著作とセットで読むものです。
1投稿日: 2013.10.20
ザ・ゴール
エリヤフ・ゴールドラット,三本木亮,稲垣公夫
ダイヤモンド社
トヨタ生産方式の更に先へ!
数年前、工場のエンジニアとしてトヨタ生産方式を自社に取り入れようと苦心した経験があります。現場とスタッフが意識の改革から初め、数年かかってやっとそれなりにTPSが形となりました。その時に得た経験や知見、勘所が今でも私の財産ですが、それをこの本を読むことでうまく頭の中が整理できて、更には次のプロジェクトのアイデアも思いついたりしました。当時、リアルタイムで読んでいたならば、もしかしたら仕事の進め方がもっとうまくいっていたかもしれません。とてもオススメの本です(TPSとTOCは根本は同じ考えです。TOCの方がより包括的な概念のようです)。
1投稿日: 2013.10.18
会社を変える分析の力
河本薫
講談社現代新書
ウーン
書いてあることは尤もなのですが、少々くどいですね。端的に1/4にして欲しいと思いました。 内容は、分析手法などテクニックの話は皆無で、心構えに関することが中心です。まあ言っていることは分析の仕事だけでなくて、他の仕事でも同じことかな。①まずは課題認識し、②それを解決に導くストーリーをイメージして、③次に分析、実験や調査など進めて結論を出し、④アウトプットはメリット/デメリット、使い勝手などまで考慮してビジネスとして使われるところまでフォローする。要約するとこんな感じです。
3投稿日: 2013.10.13
入門 考える技術・書く技術 日本人のロジカルシンキング実践法
山崎康司
ダイヤモンド社
文書作成に自信のある方にも一読の価値あり
文書を書くのが苦手な方や、社会人になりたての方にはもちろんオススメですし、更には日常業務で文書作成する機会がすでに多い方でもスキルアップのために一読されることをお勧めします。 私自身はそれなりにレポート作成に自身はあったのですが、 おぼろげに経験則で身につけていたコツをうまく整理できたと思います。
2投稿日: 2013.10.12
究極のドラッカー
國貞克則
角川oneテーマ21
最初の一冊として、もしくは理解の手助けに
もしドラでのドラッカーブームから少し遅れてさてそろそろ自分も読んで見ようかと思ったけれども、かと言ってもしドラは読む気になれずではどれから手に取ろうかと、評判の良さそうな当書を参考書としてまず読み始めました。結果としてはわかりやすいし読み応えもあり、全体網羅されているということで、最初に選ぶ本としては最適だったんじゃないかと思っています。次のステップで、マネジメント(エッセンシャル版)を読み始めていますが、違和感なく読み進められております。
2投稿日: 2013.10.12
