oka_1008_jさんのレビュー
参考にされた数
15
このユーザーのレビュー
-
池上彰が世界の知性に聞く どうなっている日本経済、世界の危機
池上彰 / 文藝春秋
対話形式なので、どうしても分析が少ない。
0
池上氏が、戦後の日本経済を担ってきた人物たちにインタビューしていく本。
対話形式なので著者による分析、考察が少なく感じた。
10のインタビューをしている為、一つ一つの内容が薄くなっている様に感じた。…
ピケティ氏へのインタビューなど期待していたが思っていたよりも面白くは無かった。 続きを読む投稿日:2016.06.28
-
七つの会議
池井戸潤 / 日本経済新聞出版
ノンフィクションではないかと思うくらい身近に感じる登場人物
0
不正に巻き込まれ、人生が狂っていく主人公たち。
果たして自分がそこに立っていたら、不正に加担しないでいられただろうか?
いや、いられなかったに違いない。
そう思わせるリアリティがあった。
登場人物の…生い立ち、会社内でのキャリアが語られる事で、
仕事のスタイルが、如何にして確立していったかがが分かり
組織の闇がどうやって生まれたかがより具体的に感じられる
本当はそんな事はしたくなかったに違いない主人公達
本当に仕方がなかったのか?
他にやりようは無かったのか?
組織の中で生きる者として多くを考えさせられた 続きを読む投稿日:2016.06.10
-
池上彰の「日本の教育」がよくわかる本
池上彰 / PHP文庫
分かり易く日本の教育制度を分析した本
0
一人一人の親が教育の事を考える時に必要な事は何か?
それを考える時に、必要なデータのありかと池上さんの見解を教えてくれる。
自分の子供にどんな教育を受けさせたいか?を考えた時に、今の日本の教育制度の歴…史を振り返り、今までどんな考え方の元、教育制度が設計されてきたのかを知れたのはよかった。
世界と日本の教育の対比、過去の教育と現在の教育の対比、それらを通して今の教育の問題点が良く分かる。
こんなに面白く、教育に関するデータを分析している本は無いと思った。
特に、世界の中で教育機関への公的支出が国内総生産に占める割合が比較可能な30カ国中最下位というのは衝撃的な内容で、対策が必要だと強く感じる。 続きを読む投稿日:2016.06.07
-
アレックス・ファーガソン自伝
アレックス・ファーガソン, 小林玲子 / 日本文芸社
淡々と綴られる激闘の日々
0
淡々と、マンチェスター・ユナイテッドで過ごした年月を語るファーガソン監督。
勝負に勝つ為に、いつ何を考えていたか?
選手をどんな目で見ていたか?
人生で大切なことは何だとおもっているか?
27年間、超…一流の監督がいつも勝つ為に考えていたことは何なのかが淡々と綴られている。
ベッカムや、クリスティアーノ・ロナウド、香川真司などの選手をどう分析していたか?
ジョゼ・モウリーニョのことをどう思っていたか?
選手の移籍をどう考えているか?
そういった具体的な内容を通して、勝負哲学のようなものが滲み出ている本だと思う。 続きを読む投稿日:2016.06.01
-
10年後の教室
山内祐平 / 日経BP
十年後ではなく、現状どうなっているかの話
0
名前負けしている印象を受けたので星3つ。
現在アメリカで普及した、カーンアカデミー等の紹介に留まっていると感じた。
ICTを活用した場合と、しなかった場合の学力の分析についてもう少し分析が欲しかった…。
今のICTを活用している教育にどんなものかを舐めるのには良いと思う。
ただ、サルマン カーンのted talkと比較するとワクワク感と衝撃が少なかったと感じる。 続きを読む投稿日:2016.06.01
-
ホビープログラミング入門(日経BP Next ICT選書)
日経ソフトウエア / 日経BP Next ICT選書
いろいろ遊べる内容が満載
0
紹介文の1部〜7部の内容を見てわかる通り、幅広い内容を扱っている。
ラズベリーパイやSphero、さらには3Dプリンタといったハードウェア色が濃い部と、Unity 3Dなる総合開発環境使った3Dグラフ…ィックコンテンツの作りかの紹介まで読むだけでも楽しめた。
どの部でも、PC一台とモノがあれば実際の演習を出来るようになっているので興味のある内容については実際に自分で試すことが出来る。
個別の内容については、どうしてもそれを詳しく扱った書籍よりも情報量は少ない。でも載っている内容が少ないからといって薄いわけではなく、上手く美味しいとこ取りをしていると感じた。
プログラミングの覚え始めくらいの人でも、遊び感覚で出来ることがいっぱい載っているので楽しめた 続きを読む投稿日:2016.05.15