oka_1008_jさんのレビュー
参考にされた数
15
このユーザーのレビュー
-
読書は「アウトプット」が99%
藤井孝一 / 知的生きかた文庫
本との付き合い方
0
大量の読書をしている著者の視点から本との付き合い方が見える良書。
良書に出会った時にどう対応すると仕事のクオリティを上げることが出来るのか?
短い時間の中で最大限アウトプットを行うにはどんな方法論で情…報を扱うとアウトプットにつながるかをわかりやすく解説してくれた。
多くのビジネス書と共通の内容も多いものの、後半の良書リストは一見の価値がある。
この本をスタートに、多くの本に触れようという気になった。 続きを読む投稿日:2015.02.15
-
遠い太鼓
村上春樹 / 講談社文庫
ローマの縦列駐車は1日に見ていても飽きない。らしい。
0
ヨーロッパの国々に暮らしている人たちの生活は、それぞれ少しづつ時には大きく異なっていてその一つのエピソードにイタリアはローマでの縦列駐車のくだりが出てくる。
ローマでの縦列駐車は日本でのそれとは大きく…違っていて、とても入らないんじゃないかと思うようなところに入れると拍手が起こったりする。そういう日常のなかの感覚のズレを著者の視点を通して分析しているのがとても面白い。
縦列駐車が面白いだなんて日本にいたら絶対に思わないのではないか?
そういうどうでも良いエピソードを通しての考察は抱腹絶倒モノ。 続きを読む投稿日:2016.04.03
-
未来予測を嗤え!
神永正博, 小飼弾 / 角川oneテーマ21
挑発的なタイトルと理系講座との事だったが。。。
0
内容は神永氏と小飼氏の対談形式。
対談形式の特性上、裏付けのデータが乏しく客観的な視点での議論ではなかったのが残念。
理系講座と言うよりも、著者二人の視点を通して今後の世界の有り様を覗く本。
人工知能…やビッグデータが世の中にどんなふうに影響を与えていくか二人の視点を通して覗く事ができる。
風が吹けばおけ屋がもうかる的な話も入っている様な気もしたが、未来予測はそういうモノなのかもしれない。 続きを読む投稿日:2015.09.08
-
ヘウレーカ 1巻
岩明均 / ヤングアニマル
アルキメデスの生きた時代の見た事もない戦争。
0
アルキメデスが生まれたのは紀元前287年らしい。
私が想像する紀元前の戦争といえば大きな丸い盾と長い槍を持った屈強な男たちが戦う姿だったが、この漫画ではアルキメデスの発明した兵器が大活躍する。
紀元前…の技術で実現される兵器を見るだけでも楽しめる。
そこに岩明均の描く人間ドラマが展開されるので、読み応えがありとても面白かった。 続きを読む投稿日:2015.09.11
-
最後のダイエット
石川善樹 / マガジンハウス
著者の学歴で買った本。
0
東京大学医学部を経て、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。
現在はキャンサースキャンおよび、株式会社Campus for Hの共同創業者。
という華々しい著者の学歴とブランド力に惹かれて手に取った本。…
書いてある事をちゃんと実行できればきっと痩せると思う。
私はダイエットを初めてみたものの、1週間で挫折気味。
でも書いてある事をちゃんと実行できれば痩せるはず。 続きを読む投稿日:2015.09.10
-
百姓貴族(1)
荒川弘 / ウィングス
北海道独立国構想!!畑では鮭が取れたり、鹿が取れたり
0
笑いすぎて息ができない。
作者の父ちゃんの伝説が笑えすぎる。
北海道の筈なのに、パンイチで真冬の牛舎へ行ったり、バキュームカーでスケートリンクを作ったりと漫画内でのネタには事欠かないとーちゃん。
頬…にヤクザの様な傷のあるとーちゃん。
その傷の秘密もワイルド。
都会とは「普通」の感覚が全く異なる北海道酪農一家の大爆笑エッセイ。
めちゃめちゃ笑えるけども、農作物に対する自分の考え方が少し変わった。
とにかく笑いたいときにオススメの一冊だと思う。 続きを読む投稿日:2015.09.09