pigment-blue.29さんのレビュー
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デジタル一眼 撮影テクニック大事典 最新版
CAPA&デジキャパ!編集部 / 学研
目からウロコのスッキリ感
4
どうしたら上手に撮れるのだろう、と試行錯誤する日々も楽しいものですが、この本の中にはまた別の楽しみがありました。
「そうだったのか!」と、疑問にマッチするヒントが詰まっていて、まるでジグソーパズルのピ…ースがピタっとはまったようなスッキリ感です。
例えば、『この位置に配置してこの角度からこう絞ったらこうなる』と、幾つかのパターンを画像付きで示してくれているので、自分好みの設定が一目瞭然です。
それに、説明を平易な言葉で表記してくれているので、一眼初心者の私でも挫折することなく読めました。
ただ、個人的にはやはりこの手の本は紙で読みたいと思ったので、★-1にさせて頂きました。必要な箇所をあちこちペラペラとめくって読みたいので。(紙だと★5ですね) 続きを読む投稿日:2016.04.13
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「おバカ」と言われないための品格ドリル 分冊版 食事や訪問・人づきあいに関するマナー
森てつじ / 扶桑社BOOKS文庫
笑いながら学べました
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項目ごとにQ&Aが設定されていて、複数挙げられた回答の中から正解を選ぶのですが、その回答が笑えます。
大笑いすればするほど、正解が強く印象に残って楽しく覚えられたような気がします。
また、人生を重ねて…そこそこの年齢になってしまったことで、疑問があっても今更誰かに聞くという気力もなく、それ以前に"自分が何を知らないのか"をわかっていない私には『お助け本』でした。
負担になるほどの文字数でない点も良かったです。 続きを読む投稿日:2015.11.04
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本を書くための7つのステップ-無名でもベストセラー作家になる方法-【エッセンシャル版】
アン・マッキンドゥー / BUYMA Books
妄想を実現させる為の1冊
1
歌を歌う、役柄を演じる、絵を画くなど、何かを表現したいときの手段は数多ありますが、その中の一つに本を書くというのもありますね。
さて、その本ですが書く手順というのは人それぞれかと思いますが、何が無くと…も『素材』は必要ですよね。
そして『揺るがない"本気度"』が必要でしょうね。
それさえあえば、きっと本は書けるでしょう。
この本を選択された方のほとんどは、日常生活を乱すことなく(本業を続けながら)本を書いてみたいというお考えだと思うのですが、いかがでしょうか。
私の場合は日常生活に追われて、筆が止まったまま数年経過し、頭の中はほぼ白紙。
そんな折りにこの本に出会いました。
"コーチ"の簡潔な指導によって、白紙になってしまった頭の中を整理することができました。
これで書けそうです。
と思いましたが、残念ながら今は『揺るがない"本気度"』が不足しているようです。
いつかその時が来たら自然に筆が動き始めて、気付いたら完成していた・・・などという妄想だけをして、今はその時を前向きに待っているところです。
ちなみに、この本には『素材』に関する具体的な教示はありません。自力で頑張ってください。 続きを読む投稿日:2015.12.25
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終着駅紀行 東日本編【文春e-Books】
大倉乾吾 / 文春e-Books
馳せる思いに浸れる本
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休日の午後、自分で淹れた珈琲を片手にこの本を読むと、老後の自分がそこを巡っているかのようなワクワクする錯覚に浸れます。
時間に追われて過ぎて行く日常の中、この本に目を通すと自分の時間を満喫できホッと一…息つけます。
そして、控えめな文字数が写真を引き立てていて、読み疲れしない点も心地良いです。
続きを読む投稿日:2016.02.28
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わんこの気持ちが面白いほどわかる本
わんこ研究会 / 中経の文庫
「なんだ、そうだったのか」があちこちに
0
ワンコと暮らす上での『困りごと』や『?』が『スッキリ!』します。
簡潔に記されているので読み疲れは無く、読み易いです。
ただ、一般論(私の体験とは異なる)でとどまっている記述が一部ありましたので、個人…的な印象として-1★とさせて頂きました。 続きを読む投稿日:2015.08.09
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死ぬという大仕事
上坂冬子 / 小学館
最期ぐらい自分で決めたいと前向きに思える本
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親が逝き、パートナーが逝き、次は自分の番だという年齢になった今日この頃、可能ならば身内には知らせることなく一人で逝きたいと願ってやまない。身内(子供たち)に面倒をかけるのも申し訳なく、また面倒だと思わ…れるのも苦しく。
とはいえ、病に臥せってしまって医師の手を借りるような状況に陥った場合、やはり心ある医療を欲するのが人のつねかと。
医師や治療に携わってくださる方々との信頼関係(高額な医療費の支払いが前提の"信頼もどき"であっても)があれば、薬漬けの治験のような状態でもいいような気がします。
この本は、人生の最期の仕事である死を目前に、その過程を表現したり問題提起をすることでいきいきと生き抜かれた著者の筆への情熱が手に取るように伝わってきます。
と同時に、現在の日本の医療現場の実情を知ると、治療を受ける際には医療分野の素人であっても相当な医療知識は必要なのだと思い知らされます。
行きつけの料理店であれば「お任せで」と頼むと、美味しい一品を提供してもらえますが、病院の場合はたとえかかりつけであっても「お任せで」は通用しないようです。
人生の最期が来るその時に対して抗う為に生きるのではなく、自分が望む最期の選択をする為に生きるという、そしてその為に不可欠な人と人との関わりがそこにはあるのだと気付かされました。 続きを読む投稿日:2016.06.05