
人工知能は人間を超えるか
松尾豊
角川EPUB選書
知る楽しみが100回くらい味わえる本
人工知能研究の今までとこれからを厳選された言葉とわかりやすい文体で書かれた本。 人工知能の研究はまさしく人の知能の仕組みを解明する営みではないかと思う。 ディープラーニング、グーグルの猫認識という新しい言葉が詰め込まれておりその意味や背景についても説明されているが、それらの言葉をさらにググりながら読み進めるのがこの本の適した読み方ではなかろうか。 知る楽しみを知っている人に絶対のおすすめ本です。 ソニーのリーダーを持っている人には検索機能を満喫できる本でもあります。
6投稿日: 2016.01.06
夫とふたりでもうまく暮らすコツ 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 ダーリンとのその後
青沼貴子
コミックエッセイ
ママポヨの続編発見!
ママはポヨポヨザウルスがお好きを買って読んだのはいつの頃だっただろうか。嫁さんと読んで「あるある、こういうこと」と盛り上がったものでした。 ママポヨの時は我が家と結構似ていると思ったけれど、25年後は結構違ってくるものなんだなと新たな発見をしました。 多分本屋では出会うことがかなわなかった本です。この本を買った人はこんな本も買ってますとということで紹介していただいた本です。電子書籍ならではの出会いがあるものなのですね。
1投稿日: 2015.01.17
0円で空き家をもらって東京脱出!
つるけんたろう
朝日新聞出版
お試し版の4倍おもしろいです
体験話は、本当にあったことなのですごいパワーを持っている。 地方都市だけでなく日本中で問題になっている空き家問題。 無料で譲渡してもらい実際にそこにすんでみたというリアルな話がつまらないわけがない。 お試し版がおもしろかったので購入したらその4倍おもしろかった。 貧乏漫画家が尾道に移り住んでどうなったか知りたい人は購入すべし。
2投稿日: 2015.01.10
0円で空き家をもらって東京脱出! お試し版
つるけんたろう
朝日新聞出版
ジョーの方がええんじゃとは?
本当に0円でジョー(譲渡)してくれる人がいるなんてびっくり。早期退職を夢見る人にピッタリの本です。 これを読んでブラックな仕事場に見切りをつけ、俺も尾道に移住したいと思う人が増えてくるのではないだろうか。 地方都市の衰退に心痛めている人にとってもヒントになることがたくさんみつけることができるはず。 正規版もおすすめです。 気に入ったら購入してみてくださいね。
1投稿日: 2015.01.10
進撃の巨人(15)
諫山創
別冊少年マガジン
怒涛の展開とはこのことだ
人対人が話に絡んじゃうとストーリーがまえにすすまないなあと飽きっぽい私の心配は杞憂でした。 購買意欲の湧かない表紙なんか、読めば全く気にならない。 絵はあいかわらずだけど、コマ割が上手になり緊迫感も半端ねーという感じです。 ミカサの活躍はないけれどアッカーマンは、アンカーマンに化けそうな予感。
1投稿日: 2014.12.12
ゼロの使い魔
ヤマグチノボル,兎塚エイジ
MF文庫J
よっ、よっ、読みやすい・・・(@_@)
無駄な装飾言葉ばかり書き連ねてしまい読みづらいか、登場人物の会話だらけで情景がさっぱりわからんライトノベルが多い中、これほど読みやすい文章が書ける作者の筆力は相当なもの。 この文章にふれることだけを目当てに購入するのはありだ。 ストーリーについてはオーソドックスなファンタジーもので登場人物や設定にしても、ありがちという言葉がぴったり。 でも、さすがに売れただけはあります。 おもしろいです。
0投稿日: 2014.12.09
世界はすでに破綻しているのか?
高城剛
集英社ビジネス書
日本の国債破綻後は?
「日本の国債破綻が起きるのか起きないのかという議論は無意味だ。それがいつ起きてその後どうなるのかが問題なのだ。」というのが、最近の関心事なのだが、この本に答えのヒントが載っている。 日本の国債の行く末が気になる人のは読んでおくべき本だ。 国が破産してしまと国民の生活も破産するということがよくわかる一冊で勉強になります。 試し読みもできるのでそれを読んでから購入するとよい。 まあ、国債が破綻する前に手を打ちたいといえる財産なんかこれっぽちもないんだけどね。
3投稿日: 2014.12.07
四月は君の嘘(10)
新川直司
月刊少年マガジン
我慢できずに!
アニメが始まって何気に見た第1話。 続きが気になって現段階での最新刊10巻だけを購入してしまった。 結論は、こういう買い方もありだということ。 アニメも2クール、漫画もどうやら同時期に結末を迎えるらしいとの情報。 ここまで知っていれば、途中を知らなくても安心してアニメをみることができます。 ここまでくればみんな元気に進学して欲しいぞ!
4投稿日: 2014.10.30
重版出来!(1)
松田奈緒子
ビッグスピリッツ
マンガではなく漫画と呼ぶべき1冊
じっくりと時間をかけて読み込むのにふさわしい漫画です。 私は四日かけて読み終えました。 何事にも前向きな主人公に加えて脇を支えるキャラ達も前向きなので気持ちよく読めます。 出版業界もなかなかどうして大変な仕事です。
2投稿日: 2014.10.10
夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦
角川文庫
話はオモチロイ! 迷うな、電子書籍で購入すべし!
森見登美彦さんのお話は、難しい言葉が所々で顔を出す。 偕老同穴、鯨飲、久闊、蒐集家・・・。 紙に印刷されたリアル本にそんな字が書いてあったなら読み方も意味も曖昧なままで読み飛ばしてしまうところだ。 でも、電子書籍なら指でその文字を長押しするだけで読み方と意味がたちどころにわかるのでとっても便利。 Androidとreaderなら、本よりも軽くて、目にも優しいreaderがオススメ。 私は新幹線に揺られつつ一気に読み終えたが、全くといっていいほど手も目も疲れなかった。 話の感想は・・・。 他の人のレビューの通り、話はオモチロイ! 迷うな電子書籍で購入すべし!です。
4投稿日: 2014.09.07
