
銀河英雄伝説外伝4 螺旋迷宮
田中芳樹
らいとすたっふ文庫
外伝とするのはもったいない
ヤンが軍人になった当初の話です。のちに魔術師、ペテン師と呼ばれるようになりますが、この巻での出来事がのちに与えた影響は大きかったのでしょう。戦略家としての思考を持つ過程を追っているようです。
0投稿日: 2015.04.03
六本指のゴルトベルク
青柳いづみこ
中公文庫
演奏家の書いた文章とは思えません。
著者はピアニストでもあるが、音楽専門のライターの書いた文章より数倍面白い。音楽書では、著者が一方的なきめつけで書かれることがしばしばあり、読んでいくうちにつまらなくなることがあるが、この本の著者の本はどれも最後まで飽きずに読むことができる。ピアノに関する記述が多くなるのはしょうがないがそれでもいろいろな観点からの考察がされており、クラシック音楽が好きな人におすすめできます。
1投稿日: 2013.10.04
オーケストラ、それは我なり 朝比奈隆 四つの試練
中丸美繪
中公文庫
きわめて客観的です
残念ながら、この本以前は音楽評論として批判数捨ているもの以外では、朝比奈隆を賛美するものしかありませんでした。この書籍は、清濁すべてをありのままに表していて今まであまり知ることが出来なかった朝比奈隆の人となりを知ることが出来ます。本人が執筆してはいないので自伝とはいえないが、本人への取材をした上での評伝なので資料としても信頼できる書籍です。
1投稿日: 2013.10.03
海戦からみた太平洋戦争
戸高一成
角川oneテーマ21
少し複雑です。
このシリーズには、日清戦争、日露戦争それぞれにについて海戦の面から記した本もあります。前述の2冊は、ある意味、局地的な海戦についてなので複雑ではないが、この本の太平洋戦争は少し複雑な印象があります。最初の方でどういう戦略で太平洋戦争を行おうとしたか触れられている。実際は、ただ拡大する戦線に全く対応できなかった日本海軍だったという印象を持った。結局は面子にこだわってどう戦争を終結させるかの明確な考えすらなかったのではないかとすら感じてしまう。
0投稿日: 2013.10.03
機動警察パトレイバー番外編 運用マニュアル12章
ゆうきまさみ
カドカワデジタルコミックス
世界観の違いが面白い
サンデーに連載されているものとの世界観の違いがなかなか面白い。設定はかなり現在に近いので、レイバーの存在がかなり浮いています。指揮車でさえ現在の機動隊の装甲車に近いデザインです。短い作品ですが、欄外のコメントがなかなか笑わせます。
10投稿日: 2013.10.03
