
ドリフターズ(3)
平野耕太
ヤングキングアワーズ
世界を回せ!
廃城に集った「いくさ人」たる漂流者達と「廃棄物」となった「オルレアンの聖女」と「青髭」の戦いが冒頭での見せ場。その後はかなりのハイペースで物事が進む。未だその正体が不明の「廃棄物」の王が、世界をただ滅ぼすと言うだけの怪物でないことも垣間見える。漂流者と廃棄物達の戦いで長い間停滞していた世界が一気に動き出す。そう、まさしく彼らは世界を回す。ただ彼らが動く。それだけで世界は変転していく。
2投稿日: 2013.10.12
ドリフターズ(2)
平野耕太
ヤングキングアワーズ
そして、国盗りが始まる。
最初の火は小さなものだが、それはやがて世界へと広がっていく。一つの村から始まり、虐げられ続けた者達が誇りを取り戻す為に立ち上がる。異世界からきた生粋の「いくさ人」達に先導されて。だが、彼ら「漂流者」の天敵と言える「廃棄物」も天敵を狩り出すべく動き出していた。良い所で次巻に続いていることだけが唯一の欠点です。
3投稿日: 2013.10.12
ドリフターズ(1)
平野耕太
ヤングキングアワーズ
まず読んでください。ただし、濃いです。
異なる世界に送られた我々の世界の様々な、恐らく死亡と見なされた者達が送られたのは異世界。何処ででも己の生き方は変わらぬ男達が世界を揺るがす。一方、世界を滅ぼす意思の元で動き始めた者達もいる。読み応えあります。
5投稿日: 2013.10.12
コインランドリーの女
清原紘
角川コミックス・エース・エクストラ
Anotherだけではない。
もし、あなたがAnotherでしか清原紘を知らないのなら。ギャグ系が好きなら読んでみてください。ライトな変態コメディです。そうで無い方はショックを受けるかもしれないのでご注意を。
1投稿日: 2013.10.12
ブレイブレイド4 神葬の魔剣
あやめゆう
C★NOVELS
もう、何処へでも行ける。
各地に「虚工物」が解き放たれ大混乱の帝国。そんな中、ジンは「世界の真ん中」へと向かう。そこにあるのは世界の創世に関わる秘密と、何故に今の世界があるのかという答え。そして、空から「機械仕掛けの神」が全てを己の思うままに変える為に降りてくる。芝居を無理矢理まとめて終わらせる為に現れるが如く。虚人の少女も、妖精も、勇者一行も、英雄も、誰もが選び、ジンも選ぶ。そして物語は終わり、英雄でも勇者でもないのに世界を救った「魔剣使い」となってしまったジンの物語は一度終わる。続編がないのがとても残念な話です。
0投稿日: 2013.10.12
ブレイブレイド3 惨下の都
あやめゆう
C★NOVELS
混沌の都で。
宰相ロンデニオに一発ぶちかます為に帝都に潜むジン一党。そんな彼に近づく「徒花」の一党。彼を追いかけてきた英雄と勇者たる彼の妹とその一行も加わり、遂に大罪戦争の真相が暴かれる。でも、それは新たな災厄の始まりに過ぎなかった。混沌のごとく全てを飲み込んで蠢くが如き帝都で再び世界は動く。
0投稿日: 2013.10.12
ブレイブレイド2 鉄鎖の泉
あやめゆう
C★NOVELS
誰もがわがままで、それ故に。
1巻で故郷を出なければならなくなった主人公は、彼を利用する為助けた者達の思惑で鉄鎖の泉という人ならざる民が住まう土地へ自分の世話役となった女騎士イルマとともに向かう。そして、魔剣使いという特大の火種のせいか、または鉄鎖の泉を巡る思惑故か? 再び戦いの炎が上がる。人を嫌う神民。何となくで騎士をやっているイルマ。誰もが我を通し、それ故に我をぶつかり合わせる。だんだん主人公のとんでもなさがまわりにも解ってきているあたりと、女騎士イルマのふわりとしていながらぶれずにいられる強さが好ましい。
1投稿日: 2013.10.12
ブレイブレイド1 遺跡の虚人
あやめゆう
C★NOVELS
英雄でも勇者でもないが、世界を動かしてしまった男の物語が動き出す。
未来の英雄を育てるところで、英雄の妻の連れ子であるが才能がない故に居心地が悪い主人公ジン・アークロスト。そんな彼の運命がある出会いをきっかけにして動き出す。才能がないが、自分に何ができて何ができないかを良く理解できている。そして、選んだなら何が何でもどんな犠牲を払っても実行する。そんな彼が手にしたのは一振りの魔剣と彼を補助する虚人。その事実が世界を揺るがす物語の始まり。何処までも己である事を選び続けるが故に、殺さない限り誰にも止められない物語が。
1投稿日: 2013.10.12
C★NOVELS Mini いつかの情景 ブレイブレイド外伝
あやめゆう
C★NOVELS Mini
ブレイブレイド本編を読んだなら是非。
英雄でも、勇者でもない。才能はない事を自信がイヤと言うほど理解している。でも、それ故に彼が一度選んだなら、英雄でも勇者でも決して止められないし、倒せないであろう男。彼に関わった少年と少女の物語。本質が全然変わってない主人公と、悩み故に進む道を変えようとした少年と、その少年を信じる少女。読後、つくづく女は怖いと思いました。いえ、覚悟という意味でですが。
0投稿日: 2013.10.12
UNDER GROUND MARKET
藤井太洋
朝日新聞出版
ライトな入門作です。ただし、描かれる未来はライトでないけれど。
藤井太洋という作家の本を読むか迷っているなら、まずこの短編で。電子書籍は色々縛りがあるが、こういう安価な試しやすい本がある事がメリットです。「苛税虎よりも猛なり」を地で行ってしまった未来で生きる人たちの一幕の物語。ただ、既に現実化している所もあるなぁと読後思ってしまう。棄民ならぬ棄国しても人はより快適さを獲得しようとする。財務省と経団連の益税目当てのぼんくら経営者達に是非読んで欲しいですね。
1投稿日: 2013.10.12
