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ramsさんのレビュー
いいね!された数852
  • 旅屋おかえり

    旅屋おかえり

    原田マハ

    集英社文庫

    旅から戻り「おかえり」と声を掛けられた時の気分です

    現実的に考えるとそう上手く行く訳ないだろう、といったところなのですが それがそう行ってしまうのが物語の良いところ 人の温かみに触れたいと思った時、表紙を開いてみて下さい ひとつだけ この物語の山場でのあっさりとした描写には不満が残ります その一晩で人の心に何が生じ、気持ちが変わったのか そこが抜け落ちていたのがとても残念 そこがきちんと描かれていれば文句なく★五つだと思うのですが

    1
    投稿日: 2013.10.24
  • 世界から猫が消えたなら

    世界から猫が消えたなら

    川村元気

    マガジンハウス

    表紙は反則的に素敵ですが

    良くも悪くも映像的な話でした 感動的ととるか自己中心ととるか 好き嫌いが分かれる作品かもしれません

    5
    投稿日: 2013.10.22
  • MISSING

    MISSING

    本多孝好

    角川文庫

    内容と不釣り合いな爽やかさを感じました

    他人事のような冷静な口調に内容と不釣り合いな爽やかさを感じてしまい 不思議な感覚をおぼえた もちろんそれ自体が嫌な感覚ではなく もっとこの作者の世界に浸りたいそう思わせる作品でした でも合う人と合わない人がいるかも知れません

    1
    投稿日: 2013.10.22
  • 采配

    采配

    落合博満

    ダイヤモンド社

    あの話をもっと突っ込んで欲しかった

    なかなか興味深い話が多く楽しめたのですが 特に注目していたあの事(山井交代事件、WBC辞退事件)などへの言及が浅く残念だった ビジネス面での意見が多く述べられているが、私は彼を最高の野球人としてみているが ビジネスの成功者とはみていないので、首を傾げてしまった部分もあった

    0
    投稿日: 2013.10.22
  • 猫弁と透明人間

    猫弁と透明人間

    大山淳子

    講談社文庫

    猫弁シリーズ第二弾!

    1作目が楽しかったので続編も読んでみました 繋がりの見事さは若干落ちますが その分登場人物の人物像を掘り下げているので次編が更に楽しみになりました

    1
    投稿日: 2013.10.21
  • 猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

    猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち

    大山淳子

    講談社文庫

    か・い・か・ん

    全てが繋がるハートフルミステリ、猫弁シリーズの第1巻 バラバラだったピースがカチリと音を立てて嵌まる快感が魅力です テレビドラマのシナリオとして書かれた事もあり 登場人物のキャラが立ち、展開はスピーディー また主人公の結婚話がどう進むのか 今後の展開からも興味が尽きないところです

    7
    投稿日: 2013.10.21
  • てふてふ荘へようこそ

    てふてふ荘へようこそ

    乾ルカ

    角川文庫

    そう、出るのです

    敷金・礼金なし、2Kの部屋で家賃はわずか13,000円! とくればそれはもう何かあるでしょう その通り、出るのです… でも大丈夫、身の毛のよだつような恐ろしい話ではなく むしろホッとする話です

    1
    投稿日: 2013.10.19
  • 今昔コトバ散歩

    今昔コトバ散歩

    赤瀬川原平,寄藤文平

    PHP電子

    暇つぶしにピッタリなのですが

    電子ブックリーダーにも暇つぶし系を入れたいと思い買った本です クスッと笑えて狙い通りの面白さでしたが ちょっとページ数が少ないかなぁ すぐに読み終わってしまいちょっと物足りなさを感じました

    0
    投稿日: 2013.10.14
  • RDG レッドデータガール はじめてのお使い

    RDG レッドデータガール はじめてのお使い

    荻原規子,酒井駒子

    角川文庫

    失敗したかも

    本屋さんの棚で横積みにされているのを見る度に気になっていた本でした 半額キャンペーンの時に試しにと思い買ってみたのですが 洋風の物が多いなかちょっと少ない和風のファンタジー 1巻は自分の殻を破れない主人公の進路の悩みを描くなどと まだ軽めの内容ながら 物語が動き出しそうなこれからに期待が膨らむ予感で目が離せません あーあ、セットで買っちゃえば良かったなぁ

    1
    投稿日: 2013.10.10
  • 流星ワゴン

    流星ワゴン

    重松清

    講談社文庫

    ずっしりと来ました

    子を持つ父親としてとても考えさせられるところの多い話でした 後で振り返る事は出来てもやり直す事は出来ないのが人生 自分と家族の毎日をしっかりと見つめ生きていこうと思わせてくれた ずっしりと重い物語でした

    2
    投稿日: 2013.10.06