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  • 植物図鑑【幻冬舎文庫版】

    植物図鑑【幻冬舎文庫版】

    有川浩

    幻冬舎文庫

    植物図鑑

    タイトルからは内容が想像できず敬遠していた1冊。しかし、友人に図書館戦争好きなら必読!と薦められ、何回も読み返すほどとりこに。言葉の言い回しや、心情の変化の描かれ方がとても響きます。設定はありえないけど、憧れる展開です。ストーリーに出てくる山菜などの食べ方を実践してしまうくらいファンになりました。私にも教えてくれる人が現われないかな・・・

    0
    投稿日: 2015.11.08
  • 別冊 図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6)

    別冊 図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6)

    有川浩

    角川文庫

    別冊Ⅱ

    ベタ甘という言葉は、図書館戦争を読んではじめて聴いた言葉ですが、登場人物がみんな純情。という点で、切なさやもどかしさもその人物の視点で味わえるのが面白いです。昔語りをする堂上がところどころで見せる、郁に対する気持ちのつぶやきが個人的にはキュンキュンします!

    0
    投稿日: 2015.11.08
  • 別冊 図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5)

    別冊 図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5)

    有川浩

    角川文庫

    別冊

    図書館内の小さい事件を通して郁と堂上の気持ちの変化や葛藤が甘く描かれてます。こんなにお互いを思いやれるなんて素敵。  4巻のラストに描かれている内容の補足的なストーリーですが、有川浩の作品が好きなので読んで大満足でした。実写の岡田君と栄倉さんのイメージで読めるのも楽しみの一つです。

    1
    投稿日: 2015.09.27
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

    図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

    有川浩

    角川文庫

    第1作目

    最初は聞きなれない図書隊や良化委員会、、などなど活字をおって読みすすめていました。テンポの良い堂上と郁のかけあいがあって、続きが早く読みたい。展開が気になる。4作目を読み終えたとき、再度この作品に帰ってきました。すると、最初の聞きなれない言葉が嘘のよ うに理解できているので、2人と関わる周りの人物の何気ない言葉が後にもつながっているのが分かって読み返す楽しさはたまりません!

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    投稿日: 2015.09.02
  • 図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2)

    図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2)

    有川浩

    角川文庫

    第2弾

    ようやく図書隊や良化委員会などの言葉がなじんできた第2作目。 登場人物の内面がそれぞれの言葉で語られ、人間味にあふれている作品でした。もどかしさや、共感、喜怒哀楽を味わいながら、読み進める楽しみを思い出させてくれる有川氏の文章テクに感動です。

    0
    投稿日: 2015.09.02
  • 図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)

    図書館危機 図書館戦争シリーズ(3)

    有川浩

    角川文庫

    展開する回

    第3弾は、堂上と郁のストーリーと付随する登場人物のストーリーも色濃く描かれていました。現実にはないはずの図書館の抗戦も、有川氏の魔法にかけられて、現実にある錯覚に陥ること必至。   

    0
    投稿日: 2015.09.02
  • 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)

    図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)

    有川浩

    角川文庫

    第4弾

    シリーズ4作目。郁の仕事に取り組む姿勢の成長を感じられる作品です。 さらに郁と堂上がいつの間にこんなに気持ちを隠さずに接するようになった?!と思える描写もちらほらありながら、図書隊としての使命も描かれ物語の緩急がある・・・。別冊Ⅰを読んで甘さの部分は納得。

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    投稿日: 2015.09.02
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    十角館の殺人〈新装改訂版〉

    綾辻行人

    講談社文庫

    十角館。

    まだ携帯電話も普及していないころの話です。それなのに全く古さを感じさせないストーリーになっています。クライマックスを読むころには、もう一回読み返そうという気持ちになりました。

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    投稿日: 2015.04.28
  • 64(ロクヨン)(下)

    64(ロクヨン)(下)

    横山秀夫

    文春文庫

    なりきった気分に・・・

    上巻以上にストーリー展開が速くなり、最後に一つの線でつながる瞬間まで、自分自身も誘拐捜査に加わっていたかのような徒労感におちいりました。 想像力に任せる部分も残しながら、ストーリーの根幹は爽快に解決していくような展開は頭を使います。 無駄だと思っていたあの箇所も、巧みに描かれた意図のある文章だったと思い、2度読みしました。

    4
    投稿日: 2015.04.18
  • イニシエーション・ラブ

    イニシエーション・ラブ

    乾くるみ

    文春文庫

    本当だった

    「また読み返したくなる」というポップは信じていなかった。でも、読み終えてすぐに読み返してしまい、まるで違う小説を読みかえしているかのように2回目も読んでしまった。この構成は心を打たれました。

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    投稿日: 2015.04.04