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蛍火艶夜 単話版第10話―鳴子部隊 第一編―【うす消し】

¥220

(税込)

2025年01月15日配信

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あらすじ

『あいつ2日後特攻に征くんです「桜花」で』1945年4月 鹿児島。8人からなる部隊を率いる鳴子文一郎飛曹長は、取材に来ていた新聞記者に、自隊の鍵谷征士郎上飛曹の肖像を撮影してもらえるよう頼んだ。2日後、「桜花」で特攻することが決まっていたからだ。「桜花」―― 機首に徹甲弾を埋め込み、搭乗員を乗せたまま敵機に体当たりする攻撃機。その用途から降着装置はなく、「一式」と呼ばれる母機によって目標地点まで抱えられ・・・・・・そして切り離される。鳴子部隊はそんな「桜花隊」8人衆であった。鍵谷の出撃を明後日に控え、にわかにあわただしい兵舎。桜を見つけた長身の隊員・園は、鳴子にひと房手渡す。それを見た鳴子は「・・・これあさってきーやに渡せんかな!?」と言い――。散り征く者と、見送る者――想いが交錯するとき、人はそれを何と呼ばうのか――。特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、玲瓏の第十夜。※この単話版の本編は『蛍火艶夜 単話版第10話―鳴子部隊 第一編―』と同じ内容です。※オトナ向けの加工は加えておりません。

シリーズ作品(13件)

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作品情報

著者
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掲載誌・レーベル
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出版社
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Reader Store発売日
:
2025.01.15
ファイルサイズ
:
17.1MB