小説
愛の宿
あらすじ
もし、あの夜、あのホテルに泊まらなければ――。
ある夜、ラブホテルに偶然泊まり合わせた男女の性愛の営みを、官能と情念の名手が描き出す短編集。
京都の繁華街にひっそりとたたずむラブホテル。土曜日の夜、逢瀬を楽しんだカップルたちは、翌朝、思わぬ理由でホテルに足止めされる。
不倫、初体験、出会い系、元恋人との再会・・・・・・、それぞれの理由で身体を重ねた女と男だが、予期せぬ展開に本音と嘘が露わに・・・・・・。
解説・逢根あまみ
※この電子書籍は2016年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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