教養
父・伊藤律 ある家族の「戦後」
あらすじ
伊藤律(1913~1989)は戦中・戦後の共産党史で謎に包まれた存在でした。曰く「生きているユダ」「革命を売る男」。しかし、それらは日本共産党中央や、尾崎秀樹、松本清張などが貼った誤ったレッテルでした。伊藤の次男の著者とその母は党籍を離れず活動を続けました。それがどれほど苦しいことであったか、ある世代以上の人には容易に推察できるでしょう。本書はイデオロギーと家族の絆が織りなすドラマなのです。
新刊通知
作品情報
Reader Store発売日
:2016.07.22
書誌発売日
:2016.07.11
ページ数
:258ページ
ファイルサイズ
:0.2MB