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教養

ぼくには数字が風景に見える

    ダニエル・タメット(著), 古屋美登里(訳)
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    ¥803

    (税込)

    2022年07月29日配信

    あらすじ

    小川洋子さん絶賛!「思慮深く、優しい声で、ダニエルは私たちにそっと教えてくれる。この世界は、生きるに値する場所である、と」。円周率22,500桁を暗唱、10ヵ国語を操る、サヴァン症候群でアスペルガー症候群の天才青年が「頭と心の中」を語る感動の手記。「ぼくはサヴァン症候群だ。サヴァン症候群というのは、ダスティン・ホフマン主演の映画『レインマン』がつくられるまで、世に知られていなかった」<本書より>

    『博士の愛した数式』の小川洋子さん絶賛!
    「思慮深く、優しい声で、ダニエルは私たちにそっと教えてくれる。この世界は、生きるに値する場所である、と」

    ぼくが生まれたのは一九七九年の一月三十一日、水曜日。水曜日だとわかるのは、ぼくの頭のなかではその日が青い色をしているからだ。水曜日は、数字の9や諍いの声と同じようにいつも青い色をしている。―――<本書より>

    ヒゲがうまく剃れない。右手と左手をうまく操るのが難しいから。
    人の言葉が聞き取れない。雑音の混じったラジオを聞くように、意味がつかめないから。
    代わりに、彼は数字のなかに風景を見ることができる。
    円周率22,500桁を暗唱するとき、豊かな景色が彼に正解を教えてくれる。
    新しい言語を覚えるとき、文字の色が彼に正解を教えてくれる。

    サヴァン症候群とアスペルガー症候群、そして共感覚をもつ、言語と数学の天才青年ダニエル。
    他人と違うゆえの「普通になれない」悩みと、それ自体を人と分かち合えない苦しみ。
    思春期をこえて、大人になろうとする彼が選んだ「自立」とは。
    ダニエルが「頭と心の中」を語る感動の手記。
    解説:山登敬之(精神科医)

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    作品情報

    ジャンル
    :
    教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
    掲載誌・レーベル
    :
    出版社
    :
    Reader Store発売日
    :
    2022.07.29
    ページ数
    :
    336ページ
    ファイルサイズ
    :
    5.5MB
    以下の製品には非対応です
    PlayStation®Vita