【春のブックフェス2020 特別企画】NHK連続テレビ小説『スカーレット』で話題沸騰!俳優・松下洸平さんがスペシャルゲストで登場!

【春のブックフェス2020 特別企画】NHK連続テレビ小説『スカーレット』で話題沸騰!俳優・松下洸平さんがスペシャルゲストで登場!

2020.03.10 - 特集

各界選りすぐりのスペシャルゲストが登場する「Reader Store 春のブックフェス2020」。第2弾のゲストは、NHK連続テレビ小説『スカーレット』で話題沸騰中の俳優・松下洸平さん。役者のことはもちろん、彼のもう一つの顔である音楽活動にもフィーチャーして、松下さんの知られざるON & OFFに迫ります。抽選で直筆サイン入りチェキが当たるプレゼントコーナーも要チェック!

Reader Store 春のブックフェス2020 特別企画!

まさに“時の人”。2019年9月にスタートしたNHK連続テレビ小説『スカーレット』で、主人公の夫役を演じて一躍注目を浴びた松下洸平さん。シンガーソングライターとしてデビューし、俳優としていくつもの舞台を踏んできたなかで培われた豊かな感性が、ドラマで一気に花開いた格好だ。


 今年の4月と5月には、3年ぶりとなるライブが東京と大阪で開催されることが決定し、ライフワークである音楽活動も本格的に再開する。少年のような蒼い繊細さと大人の落ち着き、そしてどこか不器用な人間くささを併せ持つ(つまり、朝ドラで多くの人が抱いただろう印象を裏切らない!?)松下さんの今とこれからについて、たっぷりとお話をうかがった。

松下洸平、タブレットの利便性に目覚める!?

松下洸平、タブレットの利便性に目覚める!? ───松下さんは、電子書籍は読まれますか?

実は読んだことがないんです。読書自体は昔から好きなんですけど、最近はいけないと思いつつ演技のことで頭がいっぱいになってしまって、なかなか他からの情報を入れられない状況ですね。映画も最近はちゃんと観られていないんですよ。

───今はしょうがないでしょう、だってお忙しいですもんね。

だから、むしろ電子書籍があると便利なんだろうなって。僕はあんまり荷物を多く持ちたくない派で、普段は極力手ぶらで出掛けたいほうなんです。この半年ほどは『スカーレット』の撮影で東京─大阪間の移動が多かったので、台本が電子化してくれたらこんなにいいことはないなって思いました。新幹線の車内では、台本を容易に開けない状況だったりもしますから。特に『スカーレット』の台本は、役名がかなり出てくるんです。ちょっと開いたところを他のお客さんが目にして、そこに“八郎”って書いてあったら、それはもう八郎じゃないですか(笑)。

───そうですね、今、日本で八郎といえば(笑)。

そうなんです、八郎といえば、あの八郎でしょう(笑)。だから僕は、台本の覚えなければいけない箇所をiPhoneで写真に撮って、ピンチで拡大して読んでるんです(笑)。同じように写真に撮ってる役者さん、けっこういるんですよ。

───タブレットで文章を読もうとすると、例えばこんな感じです(と、タブレットをお渡しする)。

うわ、すごいな。むちゃくちゃ便利ですね、これ!? なんてことを今どき言っている人、いるのかな(笑)。僕、iPhoneとパソコンしか使っていなかったんですけど、タブレットっていいですね。書籍や雑誌を読むのにもいいし、これに台本を読み込めたら最高です。

───スキャンして取り込んでしまえばいいんです。

スキャンして取り込んじゃう!? そんな難しいことを(笑)。でも、そうですね、検討します!

自分をやっと見つけてもらえた、という気持ち

自分をやっと見つけてもらえた、という気持ち

───それにしても、ツイッターで“#八郎沼”というハッシュタグができてしまうほど、松下さんが朝ドラで演じられている役は多くの視聴者の心をつかみました。出演されてから、周囲の環境にも変化があったのでは?

そうですね、ずいぶん変わりましたね。街で声を掛けていただくことも増えましたし、僕の名前というより「八郎さん」「ハチさん」と呼ばれることも多いんです。すごくありがたいなと思います。

───ずっと音楽活動を続けられていたことも、多くの人の知るところになりましたね。

それは純粋にうれしいです。やっと見つけてもらえた! という気持ち(笑)。僕に興味を持っていただいて、まだまだ新たに知ってもらえる部分があって、応援してくださる方の楽しみが増えてくれるといいなと思います。だから、自分の引き出しは多ければ多いほどいいなって思っているんです。なんていうんでしょう、噛んでも噛んでも味がするような人間になりたいなと思っていて、そういう意味では音楽も大事にしていきたいと思うんですよね。

───ずいぶん前ですが、音楽雑誌の連載で、音楽からインスピレーションを受けてイラストを描いていた時期がありましたよね。

はい、あれは楽しかったですね。めちゃくちゃこだわって描いていました。当時まだ広くは知られていなかった星野源さんや、back numberの曲からイメージして描きましたね。星野源さんは僕にとって神様みたいな方だったんですけど、今やみんなのスーパースターですもんね。

マルチな才能を持ちながら、実は不器用な面も

マルチな才能を持ちながら、実は不器用な面も

───まだ世間的に知られていない音楽を発掘するのがお好きですか?

大好きです。新しい音楽は次々に生まれていきますし、時代に沿って変化していくのを感じることも楽しいですね。アーティストが新しいことにチャレンジしているのを見るのも好きだし、大いに刺激を受けますね。

───松下さんは一ミュージシャンであり、一音楽ファンでもある。

そうですね。音楽を始めるきっかけになったのも、とにかく音楽を聴くことが好きだったからです。今もテレビをつけている時間より、音楽を聴いている時間のほうがずっと長いです。

───台本読みながらでも聴けますもんね。

実は、僕はそれができないんです(笑)。

───あ、ながら聴きが?

できないんですよ。基本的に、2つのことが同時にできない。1コのことしかできないタイプです(笑)。役者をやり、音楽をやり、絵を描き、いろんなことをさせていただいているものの、だから1コ1コの進みが遅いんです。

───かつては絵を描きながら歌っていましたよね!?

なんでどっちかにしなかったんでしょうね!?  今だから言えますけど、めちゃくちゃ大変でした(笑)。僕がデビューした11年前って、CDが売れなくなってきた時期でもあって、知名度が低いままシンガーソングライターとして世に出るには“人と違うコンテンツを含んだやり方じゃないといけない”というレコード会社の判断だったんですね。それでペインティング・シンガーソングライターという長い肩書きになってしまって。今思うと、時代の8歩ぐらい先に行き過ぎたんだと思います(笑)。

───事実、最近はライブペインティングをする画家さん、けっこういらっしゃいますからね。

そうですよね。だから、僕は早すぎたんです。しかも歌いながらだなんて(笑)。絵を描くこと自体は、表現活動として続けていきたいと思っているんですが、やっぱり、分けてやるのがいいですね

───でも、その後はコンスタントにライブ活動を続けられてきて。

はい、純粋に歌だけを楽しんでもらえるライブを(笑)。

ミュージシャン・松下洸平としての新たな可能性

ミュージシャン・松下洸平としての新たな可能性 ───そしてこの春、3年ぶりのライブの開催が決定しました。この先の作品制作なども見据えたうえで、どんなビジョンを描いていますか?

これまでも俳優活動をしながら地道にライブをやってきて、素晴らしいメンバーのサポートを受けていたんですが、さらに新しいものを目指したくて、サポートしてくれるミュージシャンやスタッフも新しいメンバーになりました。また一から自分の音楽と向き合おうと思っています。今度のライブに向けては、過去に配信したものや、YouTubeにアップしていたスタジオセッションで作った音源を、すべてアレンジし直したんです。今も作業は続行中なんですが、自分ひとりではたどり着けなかったところに、周りのミュージシャンが引っ張って行ってくれるので、一つひとつの作業が楽しくなったし、音楽の可能性は無限だなということに改めて気付かせてもらっていますね。なので、4月、5月のライブでは、ミュージシャンとしての松下洸平を観てもらうにあたって今まで築いてきたものを大切にしつつ、新しい可能性を感じてもらえるようなステージを作りたいと思っています。『スカーレット』で僕を知ってくださった方もたくさん来てくれると思いますし、僕の音楽を知らない人もいると思うんですけど、僕自身もまた一からスタートするつもりでいるので、よーいドン! でみんなで出発できればいいな、と。

───そう話している松下さんが、まず楽しそうです(笑)。

実際楽しいんです(笑)。ラクになったというか、肩の力が抜けたというか、すごくリラックスして音楽と向き合えているんですね。だからこの場所から、自分も楽しくて、お客さんも楽しめる曲づくりを目指していきたいと思っています。

───久しぶりにステージに立って、そこから何かが見えてくることを、大いに期待したいですね。

そうですね。自分にどういうパフォーマンスができるか、大きな会場でたくさんのお客さんの前で自分たちの作ったものを届けて、どんな化学反応が起きるのか、すごく楽しみです。楽しみな分、不安もありますけど、最終的に楽しかったと言えるようなライブにしたいですから、しっかり準備していきたいと思います!

インタビュー・文:斉藤ユカ

撮影:冨田 望

ヘアメイク:五十嵐将寿

スタイリスト:渡邉圭祐

ジャケット ¥58,000、パンツ ¥38,000(共にスケアー/問THE COMMON TEMPO TEL03-5772-1247)、カットソー¥8,900(イロコイ/問 イロコイ TEL03-3791-5033)、その他(スタイリスト私物)

【profile】

松下洸平(まつした・こうへい)

1987年3月6日生まれ。東京都出身。血液型:A型。

画家である母の影響で幼少時より油絵を始めるなど、芸術と音楽が生活の一部になっていたことから、美術系の高校に進学。高校3年生時にたまたま観た映画『天使にラブソングを2』に感動し「歌手になる!」と決心。その後、音楽の専門学校へ入学し、自ら詩・曲を手掛け始める。2008年より、自作曲に合わせて絵を描きながら歌を歌うPerformanceを開始。「ペインティング・シンガーソングライター」として都内および関東近郊でライブ活動を行い、同年11月5日「STAND UP!」でCDデビュー。
2009年からは音楽だけでなく、テレビ・舞台と、表現の幅を更に広げ、マルチな活躍を見せる。そして、2019年9月からスタートしたNHK連続テレビ小説『スカーレット』で戸田恵梨香演じる主人公・川原喜美子の夫、十代田八郎役に抜擢。その演技力が認められ、幅広い層から大きな注目を集めている。自身のインスタグラムも瞬く間に22万人を超えた。

(ライブ情報)
KOUHEI MATSUSHITA LIVE 2020 “HEART”
2020年4月28日(火) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2020年4月29日(水・祝)COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2020年5月1日(金)マイナビBLITZ赤坂
2020年5月6日(水・祝)品川インターシティホール

【profile】

【松下洸平さんオススメ書籍ご紹介】

【松下洸平さん推薦コメント】

僕はマンガをほとんど読まずに生きてきて、その辺の知識がビックリするほど欠落しているんですけど、唯一好きになったマンガがこの作品なんです。当時、一緒に美術をやっている仲間たちの間で流行っていたので読んでみたら、すっかりハマってしまいました。今でも全巻揃っていて、悩んだときには手に取るんですよね。芸術家を目指す若者の群像劇で、教訓が散りばめられていて、僕にとってはバイブル。不器用な登場人物たちが愛おしくてたまらないんです。

【松下洸平さん推薦コメント】

僕は舞台をずっとやってきて、栗山民也さんという素晴らしい演出家さんと何度かお仕事をさせていただいているんです。その栗山さんが演出助手を努めていたのが、井上ひさしさん。僕は井上さんの戯曲を演じたことはないんですけど、作品は何本もやらせていただいています。その中でも『人間合格』が僕の転機になったというか。井上さんがどういう人なのか、演劇とは何かということも含めて、大きな影響を受けた本です。

【松下洸平さん推薦コメント】

島本さんの作品って、不器用な人間がたくさん出てくるんです。とりわけこの小説が好き。ただ、正直に言うと、島本さんの作品ならどれでもいいから、演じてみたいですね(笑)。僕は恋愛に対しても、夢を追うことに関しても、人との付き合い方の面でも不器用な人たちがたくさん出てくる作品が好きなんです。自分自身が器用な人間じゃないからかもしれないけど、人は共感を求めるじゃないですか。僕は自分と似た考えの人間を探しがちだから、それが架空の人物であれば自分自身を投影しやすいんですよね。そういう意味で、『スカーレット』の八郎も大好きです(笑)。

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