私たちの可能性。この機会に本で学ぼう -VOL.18-
2020.02.28 - 特集
自分は何にでもなれると思っていた頃に夢見ていた気持ちは、今も続いていますか? それとも、いつしか「きっと出来ない」と見失ってしまいましたか?
今回のテーマは「可能性」です。
「きっと出来ない」を「きっと出来る」に変えた「誰か」の話は、きっと「自分」にも関係のあること。自分のための明日の一歩を、誰かのための明日の一歩を、本を通して私たちも踏み出してみませんか?
車椅子の女子高生・海野アサリ。“障害者”というレッテルを張られ、誰とも本気で関わり合う事のない毎日。そんなある日、彼女は「ウィルチェアーラグビー」という競技に出会う。それは障害者スポーツの中で唯一“ぶつかり合い”が許された競技だった――。
“好き”に出会うトキメキが、“ぶつかり合う”激しさが、アサリの日常を大きく変えていく!! 『ギャングース』の肥谷圭介が描く、超本格パラスポーツ青春譚!!
東京2020目前!100mパラアスリート
菊里は、左脚を失い義足生活の日々を送る高校生。
中学生までサッカー部のエースストライカーだった彼は、強豪校に進学してもボールに触れることもなく年下のクラスメイトからも距離を置かれる日々だった。
しかしーーややうさんくさい義肢装具士の千鳥によって競技用の義足と出会いパラパスリートになることを決意する。
その千鳥から渋谷のイベントに誘われた菊里だったが訪れた渋谷の路上にはなんと60mのトラックが!?
そして自分と同じ大腿義足で同世代のパラアスリートと走ることにーー
“新しい”第一歩を走り出した菊里の再生と歓喜の物語は加速するーー!!
街を牛耳る最恐ヤンキー・黒川森生(18)と盲学校高等部に通う「弱視」の赤座ユキコ(16)。出会ってしまった運命のふたり――!WEBの話題作、待望の書籍化!