【Reader Store 特別企画】東大王・鶴崎修功さんがスペシャルゲストで登場!【後編】 クイズ達人は、電子書籍をこう使う!

【Reader Store 特別企画】東大王・鶴崎修功さんがスペシャルゲストで登場!【後編】 クイズ達人は、電子書籍をこう使う!

2020.01.16 - 特集

「Reader Store9周年」ゲスト出演でその愛読書を語り、クイズファンの間で大きな反響を呼んだ前編に続き、TBS『東大王』で奇問・難問を難なく解き続ける“ひらめきの天才”クイズプレイヤー・鶴崎修功さんが再登場。IQ165の頭脳から導き出された理想の電子書籍スタイルとは?

Reader Store 特別企画!

人気クイズ番組『東大王』のスタートから、伊沢拓司さん、水上 颯さんとともに東大王チームの一員として活躍。今も“鶴ちゃん”の愛称で出演者、視聴者から愛されながら、後輩を率いて『東大王』のレギュラー出演者として実力を知らしめている鶴崎修功さんは、東京大学理学部数学科卒業後、現在は東京大学大学院で学び、東京大学クイズ研究会(TQC)に所属するクイズプレイヤーでもあります。


 “IQ165の天才”の異名を持つ鶴崎さんの子供時代からの個性的な読書遍歴を聞いたインタビュー前編に続いての後編は、鶴崎さんのクイズプレイヤーとしての読書体験と、電子書籍スタイルについて伺いました。

インタビューラストには、『東大王』本のプレゼントも!

クイズに強くなるために読んでいる本はどんなジャンル?

クイズに強くなるために読んでいる本はどんなジャンル?

――インタビュー前編では、これまでの読書について伺いました。現在はクイズ番組『東大王』はもちろん、東京大学クイズ研究会(TQC)での活動を含めクイズプレイヤーとして各種競技クイズ大会でも活躍していらっしゃいますが、クイズが強くなるために読んでいる本というのはありますか?


ありますね。クイズプレイヤーとして解くためにももちろん知識はいるんですけど、サークルではクイズを作るほうでもあるので。


――例えばどういう本を読まれていますか?


クイズを始めてからは、僕の知らない新しい知識を得るために、雑誌を参照するようになりました。例えばスポーツ雑誌の『Number』(文藝春秋)ですとか。僕も中学・高校時代にやっていた卓球や、自転車ロードレースのように興味のあるスポーツはあるんですけど、そうではないスポーツはさすがに詳しくないので、スポーツのクイズのネタは雑誌で探すことは多いです。あとは最新商品を紹介している情報誌。今、世の中では何が流行っているのか、これから流行りそうなモノは何かを調べますね。もちろん、書籍で買うものもあります。


――それはどういったジャンルのものですか?


最近、世界遺産検定2級を取得したんですけど、その準備に公式テキストを買いました。


――すごいですね!


世界遺産を知ると、検定取得だけでなく、いろいろな知識が得られるんです。まず、世界遺産のある土地を深く知ることができる。イギリスだと産業革命時代にできた世界遺産が多く、ポルトガルの遺産は大航海時代のものが多いとか。世界史を知っていれば当たり前の知識ですが、改めて「なるほど、そうだよな」と思える発見があるのが面白いです。


――例えば?


そうですね。例えば……ポルトガルはポートワインの産地として知られていますが、そもそもポートワインという名前も、ポルトという港町から出荷されていたから付けられたもので、ポルトワインとも呼ばれています。そしてそのポルトと上流のワイン産地を結ぶのがドウロ川。そのドウロ川の上流で葡萄畑が広がっている一帯が世界遺産認定され、とても有名なんです。ポートワインの名前は知っている方も多いと思いますが、世界遺産を勉強するとポルトガルで川で港まで運ばれて輸出されていたんだということが、身にしみてわかる。そういう知識が、様々な世界遺産を通じて理解できるのは、とても楽しいですね。


――『東大王』にも世界遺産をテーマにしたクイズはよく出ますね。


そうですね。世界遺産検定というと、すごく難しいイメージがあるかと思いますが、最上級のマイスター検定以外、4級~1級までは回答も4択ですし、1級とマイスター検定は1,000以上ある世界遺産すべてが出題対象ですけど、2級は日本の全遺産に加えて世界の代表的な遺産300件が出題範囲。4択なのでテキストを通読しておけば、「これ、聞いたことあるな」というのも分かりやすい。世界遺産は、世界地理の問題を作るのにも便利なので、よくクイズのネタにもします。あと、クイズのネタにするのは時事問題。そうなると、新聞も活用します。


――なるほど、新聞は情報源になりますね。


はい。クイズプレイヤーの中には毎日、日本経済新聞を読んでいる方もいますね。僕の場合は、図書館に行って新聞のバックナンバーを調べてそこからクイズを出すことがよくあります。

分厚い専門書の携帯に電子書籍は便利。あとは書き込み機能を!

――様々なジャンルの本を読まれる鶴崎さん。電子書籍は活用されますか?


最近、やはり増えましたね。自分の家の本棚がかなり手狭になってきてるんですが、研究のための専門書は捨てられない、でも欲しい本もあるので。


――スペースの節約になりますよね。


意外と数学の専門書は、電子テキストを配布されることも多いんですよ。もちろん僕らは紙の本も買っておくんですが、たいていの数学専門書はすごく分厚くて重たいんですね。そもそも読むのにも1年くらいはかかりますし。それを家から大学まで持ち歩くとなると……1冊が限界(笑)。何冊も読もうとすると、電子書籍がとても便利なんです。研究者だとアカデミック権限でダウンロードが可能な本もあるので、専門書で電子書籍のお世話になることは多いです。


――そこは大きな利点ですね。


ただ、体系的に読もうとすると、例えば1冊の本の中で3章と5章と7章を照らし合わせながら読みたい場合もある。その時は、紙の本でページに指を挟みながら、パラパラと見比べたりするんですね。それが電子書籍でもすぐにできる電子書籍リーダーがあると嬉しいなというのはあります。


――マルチウインドウのような機能ですかね。ほかにはどんな要望が?


あとは、書き込み機能ですね。電子書籍リーダーにもマーカー機能があるものもありますが、直筆の書き込みには対応してくれていない。PDFベースだと元のテキストも保存しておけるし、タブレットなどを利用して書き込みをしたテキストも持っておけるので便利。それが電子書籍リーダーでもできると嬉しい。書き込み需要を満たせる電子書籍を読むためのデバイス、アプリの決定版! みたいなものが出てくれるといいなと。そうすればクイズ問題を作成する時も、「この本のここはもうクイズにした」とか、学生が勉強する時にも便利だと思うんです。


――学生さん用の学習参考書も電子書籍化が進みそうですね。


そうですね。学習参考書は、自分で書き込まないと成り立たない本なので、それが可能なリーダーがあると便利でしょうね。特に問題を自分で解くワークブックやドリルは、とりあえずそのページだけ持ち歩ければいい場合も多いので、教科書は紙の本でいいんですが、ワークブックを電子書籍で持ち歩く使い方ができる。カバンも軽くなって便利だと思います。心から望みたいですね。

手軽に読める漫画はギフト機能にとても向いている

――「Reader Store」では、ギフト機能を使って他の人に本をプレゼントすることもできます。鶴崎さんは本をプレゼントされた経験、プレゼントした経験はありますか?


誰かに本をあげたことはないんですが、もらったことはあります。東大は大学2年時に専攻が決まるんですが、僕が数学科に進むことが決まった時、叔母が数学書を10万円分買ってくれたんです。専門書は高いので、名著と呼ばれる本を揃えさせてもらいました。あれは嬉しかったですね。でも思うんですが……本のプレゼントというのは、なかなか難しいなと。僕のように、興味のあるものだけ読むタイプだと、欲しい本はプレゼントを待たずに、すぐ自分で買ってしまう(笑)。好みもハッキリしてるから、贈りたいほうもチョイスが難しいんじゃないかと思ったりはします。


――たしかにそうですね(苦笑)。


僕は、本をいただけるのはとても嬉しいし、本を贈られるのが嫌という人は少ないと思うんです。特に僕のように専門書やプログラミングの技術書を読む機会が多いと……なにせ本自体が高額だったりもするので(苦笑)。だから、ギフト機能のひとつにウィッシュリスト機能があったら、すごく便利な気がします。今すぐに読みたい本は先に買ってしまいますが、持っておきたい本というのは誰もがあると思う。わりと軽く読める本、例えば漫画なんかは、ギフトにすごく向いていそうですよね。


――鶴崎さんも、漫画をプレゼントされたら嬉しいですか?


嬉しいですね。オススメ漫画の布教活動にもいいと思いますし(笑)。僕も一時期は少女漫画にハマっていましたが、持ってない本のほうが多いんです。中でも、教養としておさえておきたい古典的な名作までは手が回らなかったし、最新の漫画も読めてはいないので、オススメされたら嬉しい。興味はあるけどなかなか手を出せなかった漫画って、皆さん意外とたくさんあると思うんですよ。価格もお手軽なので、非常にギフト向きな気がします。


――ところで、今年、鶴崎さんは水上 颯さんとクイズサークルの大会用、東京大学クイズ研究会のトーナメント大会用に作成されたクイズ問題をまとめた記録集『Megalomania Tokyo -Prototype-』を電子書籍で自費出版されていましたね。鶴崎さん個人として、今後、書いてみたい本はありますか?


そうですね……僕は自分の能力の上がる本が好きなので、そういう本は出してみたいと思います。いわゆる啓蒙書ではないものですね。できれば、確実に「これができるようになります」というのがいいです。それこそ世界遺産の本が顕著ですが、物理的には世界遺産検定に通るためのものですが、自然と他の教養も得られるもののほうが、絶対に身になりますから。


――ジャンルとしては?


やはり自分の専門でもある数学ですね。大人向けなら、昔勉強したことが復習できて、ちょっとうんちくが語れるような(笑)。学生向けなら、予習になるものがいいなと思います。高校や大学で学ぶ内容なんだけど、中学生にも分かるように噛み砕いて解説するタイプの。書くのはとても難しいですが、僕のように、中学時代に高校の数学の勉強がしたいという人に読んでもらえるような本を、出せればいいなと思います。

インタビュー・文:阿部美香
撮影:冨田 望
スタイリスト:織部真由香
ヘアメイク:高橋すずみ

【profile】

鶴崎修功(つるさき ひさのり)

1995年4月19日 鳥取県生まれ。
東京大学大学院数理科学研究科修士課程在籍。高校時代、同級生と共に出場した数学コンテストにて県内1位を獲得。 2016年TBS『東大王2016』に出演し、クイズ番組初出場で初優勝を遂げた。現在はTBS「東大王」にて東大王チームとしてレギュラー出演中!

【鶴崎修功オフィシャルTwitter】
【東大王オフィシャルサイト】

【profile】

こちらのプレゼントは終了しました

こちらのプレゼントは終了しました

●プレゼント内容

① 電子版『東大王 知力の壁に挑め!最強クイズドリル』(5名様)

② 電子版『東大王 知力の壁に挑め!最強クイズドリルII』(5名様)


●応募期間

2020年1月16日(木)00:00~2020年1月31日(金)23:59


●応募条件

・「Reader Store」のメールマガジンの受信設定をONにされている方。


●当選発表

当選者の方へは、登録されているメールアドレス宛に2020/2/7(金)にご連絡いたします。

(当選発表日は都合により、前後する場合がございます)


●ご注意事項

・お一人様1回のみのご応募となります。

【鶴崎修功さんオススメ書籍ご紹介】

【鶴崎修功さん推薦コメント】

トランスジェンダーをテーマにした漫画で、とても良い話なんです。本当に泣ける。1巻の最初のページから、とてもリアルに迫ってきます。志村貴子さんの絵柄は、背景なども描き込みが少ないんですけど、だからこそ登場人物の淡い感情みたいなものが明確に前に出ている。ゴテゴテせずに、伝えたいことがよく伝わってくる作品を描かれますね。とても刺さる作品です。

【鶴崎修功さん推薦コメント】

自分の能力が上がる本です。僕は小学生くらいで読んだんですが、算数の計算の簡単に覚えられるテクニックが詰め込まれています。例えば、「25×36」が一瞬でできるとか。「25×36」は「25×4×9」に分解できるので、「25×4=100」。それを9倍すれば、簡単に900が導ける。そういうテクニックが一通り載ってます。これを読んで、僕はすごく役に立ちました。本当に名著ですね。算数や数学が苦手な人も、数に慣れることができるので、大人の方にもおすすめです。

【鶴崎修功さん推薦コメント】

こちらは、ガチガチの理科の本ではなくエッセイ集なので、じつに話が面白いです。清水義範さんと西原理恵子さんがコンビで出されたこのシリーズには、ほかにも『どうころんでも社会科』などいくつか教科がありますが、いちばん最初に出たのが理科なので、まずはそこから読んでいただきたいなと。推しポイントは、西原理恵子さんがエッセイの内容とは全く関係ない漫画を描いていることです(笑)。僕もこの本で西原理恵子さんを知りました。単純に物語が好きな人も面白いし、理科好きな人も楽しめる。このシリーズはどれも面白いので、おすすめです。

【鶴崎修功 関連書籍】

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