相撲オタクになるマガジン『TSUNA』Reader Store限定配信中！
2020.01.10 - 特集
ファン待望のリニューアル第2号配信開始！0から相撲を楽しむマガジン『TSUNA』電子版はReader Store限定配信中です。
相撲マガジン『TSUNA』
土俵のなかにスルメが埋まってる⁉特集は「相撲トリビア」
０から始める相撲オタクになるマガジン「TSUNA」
格式が高いと思われがちな相撲をもっとフランクに伝えている相撲雑誌です。
Contents
特集は知れば相撲をもっと好きになる相撲トリビア！
炎鵬、朝乃山、呼出し啓輔のトリプルスペシャルインタビューほか、盛りだくさんの内容をお届けします。玄人相撲ファンもライトな相撲ファンも絶対納得の一冊。
リニューアル新創刊は元横綱・稀勢の里「荒磯親方」が登場！
【特集】新創刊記念特別対談！稀勢の里改め荒磯寛×馬場俊英／大相撲アプリコラボ企画！第69第横綱 白鵬独占インタビュー／能町みね子（エッセイスト）高橋久美子（作家・作詞家／元チャットモンチードラマー）など豪華執筆陣
『TSUNA』編集長「リニューアル創刊号のこぼれ話」
作りたかった一冊がついに完成しました。目玉は稀勢の里改め荒磯親方と馬場俊英さんの対談です。関係者に「よく実現させられたね」という声をたくさんいただきました。今回の対談は荒磯親方の義理堅さがあったからこそ実現できました。稀勢の里が初場所で引退。各メディアに引っ張りだこになっていました。時期は2月。某高校の入学式で荒磯親方に来賓として祝辞を述べてほしいので話を繋いでほしいという内容の連絡が僕に来ました。正直なところ難しいだろうなと思いながら、電話を掛けたのですが、忙しいようで親方は電話に出ず、オファーをするのは無理かなと思っていたら、意外と早く折り返しの電話がきて緊張しながら電話に出たことを覚えています。
仕事の内容と謝礼を説明しましたが、親方は「人前で何かを語れるほど立派じゃないと思ってるからお断りします」と本当に丁寧に断っていただきました。本人がそう言うのなら仕方ない。諦めて電話を切ろうと思ったら親方が
「最近TSUNAはどうなの？」
とTSUNAのことを気にしてくれたのです。初場所はプライベートな事情で休刊していること、三月も資金的に発行が難しいこと、五月に有料の雑誌として発行することを伝えました。
「そっかぁ。頑張ってほしいんだけどねぇ。じゃあさ、五月の創刊号は俺と馬場さんの対談とかおもしろいんじゃない？」
目玉が飛び出て(実際は出てない)、心臓が停まりました(停まってない)。
もうここは遠慮しちゃいけない！そう思って振り絞った言葉が全力の「ごっちゃんです！」でした。そこから馬場さんの事務所に連絡をして企画と趣旨を説明し晴れて今回の対談が実現したのです。謝礼も用意していたのですが、TSUNAの経営状況が苦しいことを知っていたようで「返済にまわしなさい」と言って受け取っていただけなかったんです。感謝するしかできないですが、できる限り感謝しました。でも、一番の恩返しは。こういう奇跡から実現できた対談をたくさんの人に知ってもらうことです。二人とも本当に素で、でも真剣に語り合ってくれました。そんな熱い熱い内容になってます。
相撲に興味がなくても楽しめる一冊なので、この機会にゼロから始めて相撲オタクを目指してください。
取材・文 『TSUNA』編集長 竹内一馬
【Profile】
荒磯寛 あらいそ ゆたか(写真左)
元第72代横綱 稀勢の里
1986年7月3日生まれ／茨城県牛久市出身 初土俵:2002年三月場所 新入幕:04年十一月場所
17年1月横綱昇進 19年一月場所引退。2019年9月29日（日）に両国国技館で「稀勢の里 引退／荒磯 襲名 披露大相撲」を控える。
馬場俊英 ばば としひで(写真右)
シンガーソングライター
1967年3月20日生まれ／埼玉県寄居町出身
96年フォーライフよりレコードデビュー
07年「スタートライン～新しい風」発売、第58回NHK紅白歌合戦初出場
※本対談は、稀勢の里として活躍していた荒磯親方が馬場俊英さんの「スタートライン～新しい風」を「苦しい時代にずっと聴いていた」(荒磯親方)という縁から実現しました。
対談の詳細は本誌でお楽しみください
『TSUNA』バックナンバー
※バックナンバーはフリーマガジンです。
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