小説
初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記
あらすじ
断ち切れぬ相手への想い。繋がる縁もわかれ縁も――
人情時代小説の名手が描く江戸の離婚模様
〈離婚調停のスペシャリスト〉たちが営む公事宿、狸穴屋。
自らも亭主に三下り半を突きつけた絵乃が立ち向かう次なる難題は――?
◎収録作品
祭りぎらい・・・浅草三社祭りが離縁の種に!?
三見の三義人・・・200年前、質に入れられたのは「海」だった
身代わり・・・訴えられたのはなんと、評定所のお偉方
夏椿・・・離縁を承知しない夫に嗅がせた妙薬とは?
初瀬屋の客・・・公事師の娘の頼みは、「客の後をつける」こと
証しの騙し絵・・・30年前に別れた夫が町へ戻ってきたらしい。狙いは?
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