怖くて眠れなくなる植物学(PHP文庫)
稲垣栄洋(著)
/PHP文庫
作品情報
雑草は、抜けば抜くほど増えていく恐怖の植物だった!? 本書は、地球上にはびこる恐るべき植物の生態を、「怖い」という視点から解説した1冊です。具体的には、●百獣の王を殺してしまう、ライオンゴロシ ●なぜ幽霊は柳の下に現れるのか? ●ゴジラに登場した植物怪獣 ●絞め殺し植物と呼ばれる、ガジュマル ●除草剤で枯れないスーパー雑草とは? などなど、読みだしたら止まらない「植物のこわ~い話」が満載です。恐るべき植物の生態が明かされる1冊! 「植物には、人間には計り知ることのできない何かがあります。どこか人智の届かないものがあるような気がします。そんな植物に、昔から人々は『畏怖』を感じていたのです。謎に満ちた植物の世界は『怖い』――そして、『面白い』のです。さあ、『怖くて眠れなくなる植物学』の物語が始まります」(本書「はじめに」より抜粋)
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 怖くて眠れなくなる植物学(PHP文庫)
- 著者
- 稲垣栄洋
- ジャンル
- サイエンス・テクノロジー - 生物・バイオテクノロジー
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP文庫
- 書籍発売日
- 2022.02.01
- Reader Store発売日
- 2022.02.25
- ファイルサイズ
- 10.9MB
- ページ数
- 224ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.7 (6件のレビュー)
-
コラム形式の文体なので、さくさく読める。より詳しくというよりはこんな世界あるよという入門編。気になった植物を調べたくなる。
投稿日:2022.05.01
植物学者の稲垣栄洋さんの著書で、本書は「怖い」をテーマにした短編集になっている。怖いとは掲げているものの危険な品種や事例の紹介は少なく、「仕組み的に怖いと言える」「よく考えると怖い」「ある意味怖い」と…いったニュアンスが多いので、特に怖がらず楽しく読めた。
著者のほかの本や動画ですでに知っている話が複数あり、私は少し退屈だったが、話のチョイスは私の好みのものだったのでらまだ読んでいない人にはダイジェスト版的な意味で強く勧めたい。
「植物と動物の違い」より
60ページ
「進化論を唱えたイギリスの博物学者チャールズ・ダーウィン(一八〇九-一八八二)は、この議論を「もともと分けられないものを分けようとするからダメなのだ」と評しています。」
↓
61ページ
「しかし、すべての情報を脳で処理する人間は、区別して整理することによって安心する生き物です。だから、さまざまなものに線を引いて、区別してわかった気になるのです。」
→課題の本質への指摘と、非合理とわかってもヒトの性には逆らえないというもどかしさがある。それと、分類するとヒトは安心するという点は仕事する際にも念頭に置きたい。まずは分類しようとする、そしてうまく分類できる力をつける。
「もし、あなたが虫だったら」より
83ページ
「ハエトリソウにとって葉を動かすというのは、かなりのエネルギーを必要とします。ですから、葉を動かしたからには、獲物を捕らえなければならないのです。」
「そのためハエトリソウは、短い時間にセンサーに二回刺激があったときに初めて葉を閉じるような仕組みになっています。」
→ITシステムの監視で異常が出たときの通知の設計でも同じようなことを考える。一時的に閾値を超えたとしてもすぐに戻ってそのまま安定するなら、重い通知はしなくて良いだろう(ただし軽い通知や記録はしましょう)。すぐに戻ってこない場合や一度戻っても再発を繰り返す場合でも、たとえば再起動をかけて解決するなら重い通知はしなくて良いだろう。異常を何でも逐一に大声で通知するのではなく、特に対応が必要なものに絞り込んでから通知するべきである。そうしないと運用メンバーが必要以上に疲弊してしまう。続きを読む投稿日:2023.12.03
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。