「独裁者」の時代を生き抜く27のヒント
池上彰(著)
/文春文庫
作品情報
習近平、プーチン、金正恩・・・・・・独裁の時代の「どうしてこうなった?」を
を池上さんがやさしく読み解きます。
米朝首脳会談は北朝鮮の「勝ち」?/習近平への権力集中と中国発展への反作用/
ロシア軍の軍事演習が怪しい/スウェーデンが徴兵制を復活/世界を揺るがす「世界最貧国」イエメン/
規制だらけの日本の選挙/「リベラル」とは何か?・・・・・・
あらゆることがスピードアップするも政治は追いつかない。状況を一気に引っくり返す英明な指導者が待望されると警鐘を鳴らす一冊。
過去に学び、未来に備える入門書!佐藤優氏、村上世彰氏との対談も収録。
※この電子書籍は2018年11月に文藝春秋より刊行された単行本『ニュースの”そもそも”池上彰の「どうしてこうなった?」』を
改題、大幅に再編集、加筆修正した文庫版を底本としています。
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商品情報
- シリーズ
- 「独裁者」の時代を生き抜く27のヒント
- 著者
- 池上彰
- 出版社
- 文藝春秋
- 掲載誌・レーベル
- 文春文庫
- 書籍発売日
- 2021.09.01
- Reader Store発売日
- 2021.09.01
- ファイルサイズ
- 2.8MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 3.3 (6件のレビュー)
-
独裁政治とは、一個人または一党派が権力を独占した政治体制のことを指す。
この定義に当てはめると、ロシア(プーチン)、中国(習近平)、北朝鮮(金正恩)などが当たる。
アメリカもトランプ政権時は独裁政治…のようだったが、2大政党のため政権交代が起こりトランプの行動にストップがかかった。
日本も自民党の一党支配状態が続いており、安倍政権では独裁政治色を年々強めていった。
トランプは大統領令を、安倍晋三は閣議決定の制度を乱用し、議会の承認を得難い案件をいくつも独自に決めていた。
大企業は承認システムが複雑なため決断が遅く、小規模な企業はトップの考え一つなので決断が早いと言われる。
日本では反対意見がまかり通る衆参ねじれ国会の時代は物事がなかなか決まらなかった。
独裁政治の利点は決定が早く、その実行にも強制力があるので、物事が早く進むということだ。
独裁者が国民目線で物事を判断するなら良いが、自己保身に走り易く反抗勢力の切り捨てに神経を使うようになる。
独裁政治の特徴といえるのが、言論や情報の統制で独裁者に対する批判は徹底的に排除することだ。
トランプや安倍晋三・菅義偉がマスコミや有識者に圧力をかけて言論の自由を妨げたり、情報操作を行ってきたことは怖かった。
他の共通する独裁者の特徴は「平気で嘘をつく」ことと「決して責任は取らない」ことだ。
本書は、『ニュースの“そもそも "池上彰の「どうしてこうなった?」』を再編集し、加筆修正し、改題したものでした。
第1章が、なぜ「独裁者」が支持を得るのか? 米・中・露と悩める国々
第2章が、政治、経済、災害に人口減少…… 日本を蝕む「国難」とは
の構成にしているので、「独裁者」だけに特化した内容ではなかった。
日本の「国難」が色々と述べられていたが、私は政治家の資質の低下が今の日本の「国難」だと思っている。
岸田首相が2023年にもなって「異次元の少子化対策」などと言っている。
消費税を8%から10%に上げるのは「子育て支援などの社会保険予算に充てるため」と公約して衆院解散選挙したのに予算が増えていない。
消費税1%で2兆円なので、公約通りなら社会保障費が4兆円ほどアップしているずなのに、増税前と増税後で変わっていない。
本当ならどれだけ成果が出ているかが測れる頃なのに、増税分を何に使ったのかも良くわからない。
安倍政権は放送法の解釈を変更して、マスコミに圧をかけ反自民の意見を排除していたが、当時の高市早苗総務相の威圧的発言が今また問題になっている。
報道の自由に関する国際ランキングの日本の順位は、民主党政権の時に11位まで上がったのに、一気に下がって70位辺りが続いている。
民主党政権時には、報道制限なく政権批判ができるように自民党の権力者が裏で動いていたのかと勘ぐってしまう。
岸田政権になって独裁政治感は弱まったが、いまだに自民党政権に忖度している社会の空気は感じる。
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たまたま "27のヒント" をキーワードにして本の検索をしたら何冊もヒットしました。
27という数字に何か特別な意味があるの?
と疑問が湧いたので調べてみたら、27はエンジェルナンバーといって、あなたの努力を認める数字とされているようでした。
そんなこと知らなかったので私は本書のタイトルに無反応だったけど、27という数字に反応する人が結構いるということなのでしょうか。続きを読む投稿日:2023.04.03
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167917555
投稿日:2022.08.12
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